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●写真は「昭和俳句弾圧事件の碑」について話す殿岡駿星
■□勝どき書房□■□■□■□■□■□■□■□ □ ★〜★〜★ コラム・ゆりかもめ ★〜★〜★ □ □■□■□■□■□■□■□■□■殿岡駿星□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 第597号 2017年05月26日 小暑(21日) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇24節季ごろに配信。受信登録の方法は末尾に掲載。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■雪・月・花■□■ 5月21日(小暑) ◆「反戦俳句 弾圧忘れない」
仏出身の俳人 長野に碑建立へ 「夢道サロン」報告NO4は殿岡駿星◆ 2017/05/13、「勝どき書房」の「橋本夢道資料室」で開かれた第22回「夢道サロン」の報告NO4は殿岡駿星が「反戦俳句 弾圧忘れない・仏出身の俳人マブソン青眼さんらが、長野に碑を建立する計画」をしている話をしました。このニュースは4月20日朝日新聞の夕刊に掲載されました。
記事の内容によると、戦時中に戦争や軍国主義を批判した俳句を詠んだために治安維持法で検挙された俳人、いわゆる「昭和俳句弾圧事件」で44人、そのうち13人が執行猶予付きの有罪判決を受けています。マブソン青眼さんらは、長野・上田の「無言館」の横にある「三王山公園」に「昭和俳句弾圧事件の碑」を建立しようと考えて企画しています。
碑は事件から80周年の2020年2月を目途に建立する計画で、筆頭呼びかけ人として金子兜太先生が碑に「再び暗黒政治を許さず、平和、人権擁護、思想、言論・表現の自由を願ってこれを建つ……」などという内容の揮毫をすることになっています。碑には英文訳と弾圧された俳人十数人の代表句を刻む予定です。
わたしは、マブソン青眼さんに、この碑に橋本夢道の句が刻まれることになっていると教えてもらいました。その句はなんと、わたしが好きな「大戦起るこの日のために獄をたまわる」でした。1941年12月8日、日本軍がハワイ・真珠湾を奇襲し、太平洋戦争が勃発した日に、夢道が巣鴨の東京拘置所の独房で作った句です。ほかに、多数の俳人の代表句がたくさん刻まれることになっています。この碑が建立される日には、ぜひ妻浩佳と一緒に上田へ行ってみたいと思っています。
●写真は夢道の「大戦起るこの日のために獄をたまわる」の色紙
そして、碑の建立へ「呼びかけ人」の1人としてわたしの名前も連ねさせてもらいました。8月12〜13日の月島で開催される「平和プラザ2117 平和をねがう中央区民の戦争展」では、「夢道サロン」も参加させてもらいますが、12日午後4時半から約1時間、夢道の「獄中句と戦中日記」について話をします。そこでも「昭和俳句弾圧事件の碑」についても説明する予定です。ほかにも、たくさんの企画がありますので、ぜひ来てほしいです。
なぜいま、「昭和俳句弾圧事件」なのでしょうか。それは、現在が夢道らが進歩的な俳句運動をしていた戦前にそっくりになって来ているからです。治安維持法は「国家を転覆しようと企んだ」という理由などで検挙できる法律です。しかし、まさか俳句を作っただけで「国家を転覆」できるとはだれも考えません。しかし、特高警察は、逮捕した俳人たちに「わたしは国家の転覆を謀り、俳句をつくりました。二度と俳句は作りません」と供述調書を書かせたのです。ウソの供述を書かないと釈放してくれないからです。治安維持法に違反したことを認める調書を書かなければいつまでも勾留されます。そんな暗黒時代でした。
なんと、それは「共謀罪」(テロ等準備罪)も同じような言論弾圧、市民運動の弾圧につながる心配があるからです。金田勝年法相は「一般市民は対象でない」と答弁しますが、自身でこの法律の意味が分からず、背後にマスクをした官僚のささやきを聞いて答弁しています。でも、いざ逮捕されたら、一般市民も釈放されたいので「わたしはテロをしようと共謀しました。2度と俳句はつくりません」と供述してしまうのです。
素直に供述しないと、冷暖房のない拘置所の独房でいつまでも、裁判を待たなければなりません。金田勝年法相は「裁判で無罪になれば釈放される」といいますが、それまでに、長期間の勾留があるのです。民主化されていない日本の司法制度のもとで、さらに戦前のような「暗黒の時代」が来ることを心配しています。
◎黒い豆腐で独り湯豆腐のしぐれ酒(駿星)
◆「こんばんは、毛利小平太です。−霊談忠臣蔵−」 殿岡駿星著・46判上製・360頁。 「死刑制度」のある国は民主国家ではない。 切腹も仇討ちも討ち入りも間違い 忠臣蔵、最後の脱盟者毛利小平太の言い分 ◇全国書店で発売中 定価 2000円(税別) コラム読者は1500円に割引、郵便振替で送金を 郵便振替NO 00120-9- 538001 資)勝どき書房 …………………………………………………………………………… 『狭山事件 50年目の心理分析』殿岡駿星著・四六判並製440頁 「コラムゆりかもめ」に連載した「狭山事件・取材ノート」を土台に 事件のデータ、家族の証言などを心理的に分析し事件の真実を追求。 400字詰め換算1200枚のノンフィクション。定価3200円・税別 ◇初版・全国で発売中・築地・弘尚堂書店に常備。(0335410333) ……………………………………………………………………………… 『狭山事件の真犯人』殿岡 駿星著 ・46判上製・304ページ 狭山の女子高生殺人事件、真犯人に迫るノンフィクション推理小説。 ◇在庫が少なく一般書店では築地の弘尚堂書店に常備。(0335410333) 定価 1800円・税別 コラム読者 特別割引あり ………………………………………………………………………………… 『三億円事件の真犯人』殿岡 駿星著 ・46判上製・332ページ 40年後、真犯人がすべてを語り、3分間の英雄の実像に迫る。 ◇第2版・全国の書店で発売中 定価1700円・税別 ………………………………………………………………………………… 『茶杓 消えた伊達家老』小野寺 苓著・46判上製・324ページ 伊達藩城代家老の冨塚重標は父が作った一本の茶杓を懐に流配の地へ。 ◇全国書店で発売中 定価1900円・税別 …………………………………………………………………………… 『新聞記者はなぜ殺されたのか』殿岡 駿星著・46判並製・328頁 朝日・阪神支局事件の謎に挑戦し、舞台を埼玉に移して真相に迫る。 ◇全国書店で発売中 定価2300円・税別 ……………………………………………………………………………… ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★「勝どき書房」のネット配信ブログのアドレス ☆「殿岡駿星つれづれ日記」 http://blogs.yahoo.co.jp/syunsei777 ☆「夢道サロン・月島夢道の会」 http://blogs.yahoo.co.jp/tukisimamudou ☆「勝どき・狭山事件の会」http://blogs.yahoo.co.jp/sayama506351 ☆「勝どき書房」 http://blogs.yahoo.co.jp/koureipaso ☆無料メルマガ「コラムゆりかもめ」 http://www.mag2.com/ …………………………………………………………………………… ★「夢道サロン」の支援カンパの募集・「平和プラザ2017 中央区の戦争展」(8月12〜13日)に参加します。 殿岡駿星が12日午後4時半から夢道について話ます。 1口1000円です、支援をよろしくお願いします。 なお、カンパしてくれた人には「橋本夢道物語」を進呈します。 郵便振替で NO 00120-9-538001 宛先 資)勝どき書房 メール syunsei777@yahoo.co.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ |
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2017年05月26日
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