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昨年140年ぶりに日本人の心のルーツを
復活させる出来事がありました。
もうご存知の方もおられると思いますが、
平成20年3月2日比叡山延暦寺において、
「神仏霊場会」の設立総会が行われました。
そして
伊勢神宮から比叡山延暦寺まで
近畿一円の150にものぼる
神社と寺院がその趣旨に賛同し、
相互協力を深めようと集まりました。
(伊勢神宮の内宮と外宮は
特別参拝ということで合計数に含まず)
この総会の参画の中心人物であり、
江戸期のお伊勢参りを基にして、
多くの参拝ルートを復元した各神社仏閣めぐりの解説が
一冊の新書にまとめてあります。
その著者はキリスト教徒であり
同志社大学名誉教授の廣瀬勝美です。
そのはし書の文章をご紹介します。
日本人の宗教心を踏まえた上で
「キリスト教徒の視点から、
日本人にとっての救いとは
何かを問うことの意味は、
もとより問題を政治的、社会的な現象の
領域においてとらえるところにはない。
あくまで文化的、宗教的な精神の領域で
とらえようとするものである。
つまり、
自然や風景のなかに神や仏を見る、
あるいは草や花に鎮魂や救いの感覚を託すという、
日本人の感性、精神性の追求である。
これは、キリスト教が一神教であり、
日本の神道が多神教であるという違いの問題ではなく、
私たちが多面的で多様性をもった神々を敬うと同時に、
種々の仏をも信じるという、
私なりの信仰のあり方の問題である。」
このような考え方が出来るならば、
多くの宗教間の“わだかまり”は氷解することでしょう。
また続きは後日ご紹介します。
書籍紹介『神と仏の風景「こころの道」』廣瀬勝美著(集英社新書)
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