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2011年12月16日
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もう一度原点へ立ち返って放射能を考える
第1章と第2章の要約をご紹介するまえに、放射能を生み出す原子・分子の性格と、その未知なる動性についてお話いたします。
先日、衝撃的なニュースが届きました。 伊東市和田の4歳の男の子からセシウムが・・・・・。 けいとうさぎ-尿検査の結果から現状の実態 www.keitousagi.com
体内の被爆は、尿から検出された放射性物質の量の150倍から数百倍の蓄積があると、一般的に考えられています。勿論、酵素を多く摂取し、ほとんど排出済みということも考えられます。 しかし、仮に最悪4百倍とすると、少なくともセシウムだけで、1秒に100個の放射線を出しているという計算になります。
放射線を出す原子は、いわゆる非線形力学(理論物理/量子力学)といわれる分野となり、3次元のエネルギーと質量によって分析できる科学(ニュートン物理学)の範疇ではありません。 すなわち、グラフ化できません。半減期という言葉がありますね。放射性物質の毒性が半分に減る時期のことです。しかし、これはあくまでも50万個のセシウム137があったときに、約半分の25万個が無毒化するという確率論であり、公式的なものではありません。観察対象が無限に近づくと、ようやく傾向がはっきりするということです。 どういうことか、例えば私の机の上の50個のセシウム137があるとします。 「私の机の上にある50個のセシウム137のうち10個は、10年以内に無毒化するも、その後30年以内に無毒化したのは、わずか1個。残りの39個は、100年以上無毒化しなかった。そして、39個は、私が存命中には、一度も放射線を出さなかった」ということもあれば、「50個すべてが1ヶ月で無毒化するも、そのすべてが1ヶ月間放射線を出し続けた・・・・・」というケースもあるということです。 原子・分子といった量子の世界は、その動性を人類が正確に把握することは残念ながら、不可能です。 その理由は、観察する側も、原子・分子を用いて観察するため、観察される放射性物質に何らかの影響を与えてしまうからです。ゆえに、高等数学(シュレディンガー方程式/フーリエ高等変換数学など)を用いた理論によって、その動性を描くことが出来ても、そのままでは三次元の科学では、グラフ化もできず表現することも、理解することも不可能ということです。 すべて理論によってのみ成り立つ学問ということです。その数式のプロセスや結果が、古代インドのヴェーダ聖典の哲学部分であるウパニシャッドの記述とあまりにも近似しており、理論物理学を目指す学生は、ウパニシャッドは必読の書となっています。
放射能の問題は、微妙なバランスの上に成り立っているこの宇宙の原子・分子の世界に、突如、規律を破る人工放射性物質が、ばら撒かれ、あらゆる秩序が混乱状態に陥っているということです。 当然の結果といえます。伊東も熱海も伊豆の国も汚染されています。 親御さんたちの気持ちを思うと断腸の思いです。 これでも、直ちに影響がないと言って、放っておくことが 、本当に人道上許されることなのでしょうか。資本主義と いう名のもとで、大切なものを識別できなくなってしまった日本人の将来は、暗澹たるものです・・・・・。
細胞分裂が活発な子供や、これから妊娠を予定している女性への影響は、あまりにも大きいといえます。そして、それが、その人にどれほど大きな健康被害を与えるかも、確率論として捕らえる必要があるということです。
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