|
「貞観政要」における太宗と魏徴、房玄齢などの臣下達は、
元来は宗教教義であった儒教の道徳を、見事に実践したのでした。
また、アクエン=アテン、アショーカ、平安時代の天皇、江戸時代の徳川家も、
同じ意識があったと推察できます。
アメリカの精神科医であるホーキンズによる意識レベルパターン(*1)と、
キネシオロジー理論に基づくマッスルテスト結果を、すり合わせることにより、
人類の現在、過去すべての政治家の善政、失政、悪政の違いを、
容易に科学的解析が可能です。
また、「貞観政要」が、普遍真理性に基づいた
「リーダー論」であることを、科学的に立証することも可能です。
これらのことから、日頃から筆者が説いているように、
リーダーに必要な資質、それは、「愛」です!
何故なら、意識レベル400台では、
物事や、事物の本質を見抜けないからです。
現在の世界を救うためには、
高い精神性に基づく「愛」を持つリーダーによって、
世界の問題点を瞬時に、捉える力が求められているのです。
無駄な武器製造や、過ぎたマネーゲーム、著しい貧富の差、
環境汚染問題、偽善の教えによる道徳観や宗教観の欠如、
そして、過剰な広告と生産、それに伴う消費を止めなければなりません。
また、
アリストテレスの「政治学」によると、国家同士が、
精神的を高め合うことのない同盟や盟約は、
真の意味での同盟・盟約とは言えないとしています。
「国家共同体は、より立派な生活をするためにあるのであって、
ただ一緒に生活するというものであってはならない」(*2)
FTTもそうですが、現在の世界にこのような同盟や盟約がありますか?
アリストテレスは言います。
「最善の生活とは幸福のことであり、幸福とは、徳の実現であり、
あますところなく徳を用いることである。」(*3)
この精神こそ、カルマ・ヨガ「無私行為の愛」であり、
騎士道精神の「ノーブレス=オブリージュ」、
西田幾多郎の「自他相忘れ、主客相没」です。
そして、イエスが山上の垂訓で言うように、
「施しは、人目につかないように」であり、
アダム=スミスの「見えざる手」なのです。
「貞観政要」は、
「愛の政治」によって、地球を救うための「テキスト」(*4)なのです!!!
*1 「パワーか、フォースか」人間のレベルを測る科学/デヴィッド=R.ホーキンズ/
三五館/2004年/P.109の「意識マップ」のこと。筆者ブログ1/31「ホーキンズによる精神性の科学解析表「意識マップ」1〜1,000」を参照下さい。
*2 政治学/アリストテレス/中公クラッシックス/1281a:P.69
*3 政治学/アリストテレス/中公クラッシックス/1328a:P.326
*4 ブログ「キネシオロジー理論の科学6「意識と分泌液の関係3」を参照下さい。
ニッポンブログ村倫理道徳部門でランキング中です。
ご協力お願いいたします。
↓をクリックいただくだけで結構です。
https://philosophy.blogmura.com/rinri/ にほんブログ村 倫理・道徳
|
歴史
[ リスト | 詳細 ]
|
天皇家に、世界で唯一現存する写本。
「貞観政要」の真本/秘本(*1)は、
「無私行為の愛」を、政治において実践するための実務書です。
古代エジプトアクエン=アテン、古代インドアショーカ王、古代中国唐の太宗、
そして、わが国の平安時代、江戸時代へと続く「無私行為の愛」の政治。
すなわち「β―エンドルフィンがもたらす愛の政治」は、受け継がれました。
これらの治世は世界史上、例のない平安な治世や、時代だったいえます。
わが国が、目指すべき政治のルーツは、ここにあります。
さて、ここでは、「貞観政要」に載っている、
具体的な言行録を、ひとつご紹介します。
『貞観十六年に、太宗が左右の待臣たちに語って言われた。
「あるときは上の君主が乱れて下が治まり、
あるときは下の民が乱れて上の君主が治まることがある。
もし、二つが食い違った場合に、どういうことが、甚だしいのであろうか。」と。
・・・・・魏徴がお答えした。
「君の心が、よく治まっていれば、
明らかに下の悪いことを見抜くことが出来ます。
・・・(中略)・・・
臣下の誠心誠意からの忠告に従わなければ、
百里奚(ひゃくりけい)や、伍子胥(ごししょ)のような人物が、
虞(ぐ)や呉(ご)にいたとしても、
その災いを救うことはできず、滅亡に至るのです。」』(*2)
意識が指数500以上に上がると、β―エンドルフィンが分泌されます。
「無私行為の愛」は、「行為者本人も、幸福感に包まれ」ます。(*3)
また、「問題点や、物事の本質を見抜く」ことが可能であると、
魏徴は進言しているのです!
そして、虞(ぐ)や呉(ご)の、王と周りの臣下たちは、
百里奚(ひゃくりけい)や、伍子胥(ごししょ)の忠訴が、
国家の危機についての本質的要因だった事を、見抜けませんでした。
日本が、第二次世界大戦で、敗戦した理由も同じです!
お分かりいただけましたか。
「愛の政治」は、国全体、地球全体の状況、
その本質的問題点や、本質的原因を、瞬時に見抜けるのです!
*1 筆者ブログ「貞観政要」を参照下さい。
*2 完訳版:貞観政要(上)第16章/明治書院/P.95〜6より
*3 「パワーか、フォースか」人間のレベルを測る科学/デヴィッド=R.ホーキンズ/
三五館/2004年/P.136
ニッポンブログ村倫理道徳部門でランキング中です。
ご協力お願いいたします。
↓をクリックいただくだけで結構です。
https://philosophy.blogmura.com/rinri/ にほんブログ村 倫理・道徳
|
|
物事や、事物の本質や原因を見抜く力。
それは、
意識レベル500以上ということを、これまで見てきました。
そして、
「医学的な事実として、指数500以上に意識が上がると、
β―エンドルフィンの分泌が、見られるそうです。
すなわち、「無私行為の愛」は、行為者本人も、幸福感に包まれるのです!(*1)
アクエン=アテンは、この意識レベルを経験し、分かち合おうとしたのでした。
このホーキンズのキネシオロジー研究における成果は、
天才ファラオ、アクエン=アテンの政治の正当性を、
科学的に証明しました。」と、
キネシオロジー理論の科学4「意識と分泌液の関係1」で、お話しました。
次の登場するのは、インドの天才王アショーカです。
彼は、仏教国家を建設したとして、後世の仏教徒に崇められています。
王位継承時、大量虐殺したとされる件は、史実での確認はできません。
仏教国家をうたっていますが、実際は、信教の自由を貫きます。
『自分のダルマ(お釈迦様の教え)が、いずれの宗教とも矛盾せず、
また、いずれかひとつの宗教教義ではないことを、
表明しているからである。
仏教信仰が、ダルマの理念の基礎にあることは、
確かであるが、アショーカ王はその政治において、
仏教色を出さないように、配慮している。
・・・・・・・・・・中略・・・・・・・・・・
「すべての人民は、わが子である」と宣し、
民族、宗教、階級を超えて帝国の全構成員に、
接近しようと試みた。
そして、
人民を階級で分断するヴァルナ(カースト)制度や、
異民族を劣等視するアーリア至上主義を無視した。」(*2)これこそ、お釈迦様が45年間も定まった住居を定めず、
説法を続けた、最大の目的でした。
それを、王は見抜き、実行したのです!
アショーカ王の晩年。
あまりにも、国庫にあるすべての資産を、恵まれない人々へ、
布施をしてしまうため、国庫の枯渇を恐れた王子たちにより、幽閉されます。
それでも、
王は、身の回りのものを、次々にすべて布施。
最後には、自身の食べ物すら半分を布施して、亡くなったのでした。
これは、古代インドの聖典、バガヴァッド・ギーターやウパニシャッドの哲学、
「無私行為の愛」のヨガである「カルマ・ヨガ」を実践したのです。
お釈迦様の名の下で、忠実にヨガを行った、偉大なる為政者です。
ただし、
海外からの侵略を抑えるために、巨大な軍事力を整備していました。
また、中村元は、唯一の難点を、後継者を、世襲制にしていたこと。
これは、ダルマでは、認められないことだと指摘しています。(*3)
現在では医学的調査は、かないませんが、
王の「無私行為の愛」は、β―エンドルフィンの分泌で、
王自身、至福を感じていたことは、間違いありません。
例えば、「すべての人民は、わが子」とは、
崇高な母性本能同様の「無私行為の愛」の表れでは、ないでしょうか。
王の時代に生きた人民は、なんと幸せだったことでしょう。
ところで、次回は、唐の太宗をご紹介します。
これまで何回もお伝えしている唐の太宗による政治も、
同じ科学的根拠があり、同じ高度な精神性に基づきます。
*1 「パワーか、フォースか」人間のレベルを測る科学/デヴィッド=R.ホーキンズ/
三五館/2004年/P.136
*2 「世界の歴史・第3巻」古代インドの文明と社会/山崎元一/中央公論社/
1997年/P.162
*3 古代インド/中村元/講談社学術文庫/P.179
ニッポンブログ村倫理道徳部門でランキング中です。
ご協力お願いいたします。
↓をクリックいただくだけで結構です。
https://philosophy.blogmura.com/rinri/ にほんブログ村 倫理・道徳
|
|
紀元前14世紀に、
古代エジプトに、天才ファラオ(王)がいました。
その名は、アクエン=アテン(*1)。
あのツタンカーメン王の伯父です。
現在の人類が、知りうる限りにおいて、王は初めて、
「愛が地球を救う」ことに気付き、実践したファラオでした。
言っておきますが、
某テレビ局の番組、「24時間テレビ」より、はるか昔の話ですよ!
何故、アクエン=アテンは、このような事を思いついたのでしょう?
その理由は、神官たちが、 “我がもの顔”で政治を、
牛耳っていたことに対する、大いなる反抗でした。
神官たちに対抗する為、それまでの神々を、すべて否定。
あまり目立たなかった、夕日の神「アテン」を唯一神としました。
(ユダヤ・キリスト教が「一神教」となる、理論的根拠になります。)
目的は、政治の実権をファラオに戻すこと。
そして、もうひとつは、人類の普遍真理である
「人生の目的は、精神性を高めること」を、政治の目的としました。
すなわち、神官たちが本来、担うべき姿を、
アクエン=アテンが、身を持って示したのです。
王は、周辺国の支配者に「愛の重要性」を説いた書簡を送り続けました。
しかし、この「普遍真理」に基づく、天才的政治家の本意について、
古代の人々は、残念ながら、理解できませんでした。
他国から、攻められるなどして、国家は疲弊していきます。
アクエン=アテンの死後は、元の政治体制に戻ってしまいます。
「普遍真理」が、いかに理解困難であるかを、示す事例です。
さて、ホーキンズによると、
医学的な事実として、指数500以上に意識が上がると、
なんと!β―エンドルフィンの分泌が、見られるそうです。
すなわち、「無私行為の愛」は、
行為者本人も、幸福感に包まれるのです!(P.136)
アクエン=アテンは、この意識レベルを経験し、分かち合おうとしたのでした。
このホーキンズのキネシオロジー研究における成果は、
天才ファラオ、アクエン=アテンの政治の正当性を、科学的に証明しました。
(出典:「パワーか、フォースか」人間のレベルを測る科学/デヴィッド=R.ホーキンズ/三五館/2004年)
※ 文中の( )内のページ数は、本書内の掲載ページ。
*1 筆者注。世界史の教科書(山川出版)には、「アメンホテプ4世」とある。
また、同様に「アテン神」ではなく「アトン神」。ヒエログ語は子音表記のみで、
母音の表記がない。よって、各研究者で母音解釈が異なる為、注意が必要。
ニッポンブログ村倫理道徳部門でランキング中です。
ご協力お願いいたします。
↓をクリックいただくだけで結構です。
https://philosophy.blogmura.com/rinri/ にほんブログ村 倫理・道徳
|
|
ホーキンズは、この著作の分析結果をふまえて。
国別の集計結果について、
「問題があるため公表しない」と記載されています。
そんなことを、書いているにも関わらず、
「日本人の『パワー』に期待している」との趣旨の記述があります。
ホーキンズは、何を日本に期待するか、具体的には、述べていません。
そこで、これまでの結果から、推測しました。
我々日本人の誇れるものを、再度確認します。
1.人類最高水準を誇る「神道」「仏教」の共存である「神仏習合」。
それは、寛容の精神。イスラム対キリスト教など、
宗教間対立解消のメッセージ。
2.人類最高レベル“貞観政要” による帝王学「天皇(制・最高神官)」の政治。
それは、為政者が普遍的道徳に基づき、人々の“こころ”に訴える政治です。
の2点に絞られました。
実は、この提案は、平成23年1月17日の読売新聞朝刊。
「『パクス・ヤポニカ』の奇跡」というコラム。
宗教学者山折哲雄の提案と、同じになりました。
詳しくは、筆者ブログ1/17『「パクス・ヤポニカ」の奇跡』をご覧下さい。
ところで、昨今の領土問題。
ロシアや、中国の日本への動きには、「背後に軍需産業がある」と。
筆者は、コラムを読んでいて、山折哲雄は感じていると、見ています。
筆者もそう思います・・・・・。このような問題に、右往左往すべきではないのです。
この問題に関わることで、多くの人々が「フォース」に、はまり込んでしまいます。
政府が適切に対応し、国民は、日々の生活をしっかりこなすべきです。
そういった政府、国民を育てることを、可能にするための提案です。
人は、精神性を高めることが、その人生の目的なのです!
さて、アリストテレスは、著書「政治学」の中で、
「よき国家は、市民と国家が、その目的を一致すべきである」
そして、「人と、国家が求めるべきものは『善』である」と説いています。
ゆえに、この2点セットの御旗があれば、
“日本人は、自信を持って、前へ歩むことが出来るのです!”
そして、人類の見本となり、リーダー役を、勤めることが出来ます。
善「パワー」600の1人で、悪の「フォース」200未満1,000万人と、均衡します!
この数字は、わが国の閣僚全員の意識が、ホーキンズの指数600以上であれば、
日本は、素晴らしい精神性の高さを、得られるのです!
では、その際に、必要な心構えは?
神様を信じなくても、信じても、何の問題もありません!
無神論でもOKですよ!!
または、信じる神様は、何でもいいのです。偶像があろうが、なかろうが、
一神論であろうが、汎神論であろうが、どのような哲学でも、問題はありません。
これが、神道、古代インドのウパニシャッド、ブッダ(お釈迦様)、
聖ラーマクリシュナ(インド/1836〜86)、そして西田幾多郎の共通した哲学です。
そして、それを見守るリーダーは、至高の帝王学を学び、
君臨すれども、政治は、行わない統治者天皇(制/最高神官)です。
個人(人生)と、国家の方法と、目的を一致させることが、最重要課題です。
そして、大切なのは、その方法は、まずは“受容”と、
目的は、“こころ”、すなわち“愛の完成”です。
個々人の「こころが立派になれば」、多くの人々に「パワー」が影響して、
皆(人類)が、幸せをつかめるのです!
それが、ホーキンズが、日本へ期待している、願いではないでしょうか。
まずは、ひとりひとりが、“こころ”の力を高める「善」から、はじめましょう!
「人生の目的は『物質と感覚(闇/無知)を、追求すること』より、
むしろ、『魂の覚醒(光/明知)』に、捧げることである」 byソクラテス
(出典:「パワーか、フォースか」人間のレベルを測る科学/デヴィッド=R.ホーキンズ/三五館/2004年)
最後までお読みいただきまして、誠に有難うございました。
番外編で、まだご紹介していない、ホーキンズの重要なメッセージの数々を、
明日以降、ご紹介します。お楽しみに!
ニッポンブログ村倫理道徳部門でランキング中です。
ご協力お願いいたします。
↓をクリックいただくだけで結構です。
https://philosophy.blogmura.com/rinri/ にほんブログ村倫理・道徳
|





