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幕末 箱館戦争縁の地、今回選んだ跡地は山背泊台場跡(やませどまり)である。山背の意味は後ほど.......................
まず山背泊について若干の説明をします。今現在函館にあって山背泊の名が付く地名はなく、しいて言えば函館市恵山町の山背泊漁港
のみである。だが今回紹介する台場跡は現、入船町〜船見町である。そして探す目安は天光稲荷!
大凡の位置は以下の地図上の赤丸であるが、このあたりの古い町名は山背泊町、したがってこのあたりに台場があった。
函館ドックは弁天台場の跡地であり、また当時から埋め立てが盛んであったため一見して内陸側に見えるが当時は目の前が海であったのは容易に想像できる。
これからは地元ネタが強く相当マニアックとなる。
函館は古くから港が開かれ貿易も盛んであったが、同時に諸外国から港を守る必要性、警備も重要であった。そこで各藩に命じ防備にあたらせたが、このあたりの(持ち場)は南部藩であったようだ。
ちなみに山背泊台場は二か所存在し、もう一つは山背泊奥台場という。常駐する人数までははっきり調べられなかったが大砲、ま、大筒となってますからその破壊力は知れてたはず!
説明は退屈ですので画像をもって想像してください。
まずは入船漁港周辺からの一枚! 右側に見える山は函館山の北側の山である観音山。そして小高い丘の一部が山背泊台場の跡地である。※範囲まではわからない。
資料にあるもう一つの山背泊台場は神社が隣接する。その神社は
天光稲荷、だがその神社も今は存在しない。
でも調べましたらあった♪
(函館市史第1巻 第3編 神社P697)より引用
箱館夜話草』には「十人の稲荷」「地主稲荷」「天光稲荷」などの名がある。天光稲荷は[山背泊稲荷神社として現存する]また船見町に函館稲荷神社があり、ここに「宝永稲荷」といって、古い稲荷神(一説に宝永年間創建)が合祀されている。とある!
したがって山背泊稲荷神社を探せば事は簡単だが、これがまた地図上で探してもない。 グーグルマップで最大に拡大しても見つからず! だが怪しい神社を発見! その神社とは入船稲荷神社である。 ん〜探す価値ありとみた!
当然場所はまではわからず自分の足で探すしかない。そこで上記写真より南側に歩いて探してみた。
そして該当する神社の鳥居を見つけた。「小高い丘の上に見える」 だが家々が邪魔してこの位置からでないと確認は出来ない。
鳥居を見つけたが、上に登る方法がなく已むなく大凡の見当にて車で移動(丘の上の道、高龍寺に至るバス道路) そしてこれまた当てずっぽうで入った生活道路であるが見つけた鳥居とは無関係であった。が、これがなんと正解であった。(目的の神社だった)
写真は高龍寺より斜め下に降りる階段である。
場所が特定できるよう振り向いて高龍寺を写した。
こちらは進行方向 赤丸が神社鳥居であり矢印が目的であるもう一つの山背泊台場、奥の台場である。
台場跡は駐車場となっていた。この位置からでも海が一望でき台場としての機能は果たしていたと思います。(装備は別問題)
逆方向からの一枚 右側に鳥居が確認できる。 左側に見えるコンクリートの基礎は現在他寺の駐車場であり、ここが台場跡ということになる。
この先をさらに進むと入船町の民家の間に出ることを確認!
この高低差から鑑みても台場として立地条件は申し分なかったであろう。「当時は階段はなかったと思われる」
神社鳥居、小さな神社であるが管理が行き届き除雪もしっかりしていた。生活道路の一端にあるこの神社、雪に埋もれては通行する人にとっても心苦しいだろうからね。ちなみに猫の足跡でいっぱいだった。
そして社殿にある東風泊の字、山背も、また東風も読みはやませ
つまりは冷たく湿った北東風、または東風(こち)の意味。
背後に函館山を頂く土地であるため山背か、あるいは北東の風を意味する山背(北東風)なのか、これだけでは本来の意はわからず!
台場の絵図面の左側には入口らしきものがる。その入口を降りれば
神社となる。この台場跡を写真で撮るには難しい。以下の写真で想像してもらうしかない。車が駐車してあるスペースがそれである。
無論歴史に埋もれた戦跡であり説明板等なにもない。
そして先端部、絵図面に従えばこれより少し右側に大筒が二門備えてあったことになる。
さて感想だが、装備や規模は別として台場としての機能は十分果たしていたと考える。だが当初は箱館戦争を意識してわけではなく、あくまで幕府の命で建設したにすぎない台場!
したがって要塞砲の感があり、船には影響力があったとしても背後は無防備同然ですから歩兵には手も足も出ない。そんな印象を受けました。函館及び近郊の台場は敵味方、奪ったり奪われたの繰り返しですが、この台場にいたっては敵の上陸を確認した後逃げる他なし!
今回詳しい説明は省きました。つまらないですからね^^;
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