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函館山に残る要塞跡や西部地区の町並み、その他地域の紹介ブログです。気軽に見て下さい。

函館西部地区の町並み

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函館西部地区の街並み NO,40「伝統的建造物群保存地区」函館市末広町

今回の保存地区は末広町14番地に的をしぼります。この通りには古き良き建物が密集している。
画像の店舗併用住宅は、大正6年築の和洋折衷建物である。
1階は、竪繁格子窓、簓子下見板張り仕上げ。2階は南京下見板張りに縦長窓、胴蛇腹、軒蛇腹、


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お約束の伝統的建造物のプレート

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こちらも店舗併用住宅、現在はLLサイズ(もりや)仕立て屋さんかな?
建築年は明治42年、やはり和洋折衷建物である。造りも同じで
1階は、竪繁格子窓、簓子下見板張り、2階は南京下見板張りに縦長窓、胴蛇腹、軒蛇腹、


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そしてそのお隣の民家もまた和洋折衷建物である。建築年は不明だが、造りが似ていることから
同年代ではないであろうか? 洋の部分である二階の(ピンク)の塗装は明治後半、大正、昭和と
函館西部地区で流行った色である。それだけに嬉しい。


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そしてまたお隣、こちらも和洋折衷建物ではあるが、残念ながら一階(和)の部分は大きく改築されており、市の指定プレートは見当たらない。 だが大きな改築はなく、このあたりの景観を守っている。


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そして(和雑貨いろは)明治41年、(ザ・グラススタジオイン函館)明治43年と続く。
いろはさんの袖壁もいいですね。


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元町日和館

函館西部地区の街並み NO,38「元町日和館」大正10年 函館市元町 函館市歴史的建造物指定

木造二階建て、下見板に上げ下げ窓の洋館である。以前は別棟同様(スカイブルー)の色であったが
今では色違いとなっている。 ただし、函館西部地区に残る古き良き木造住宅は、時代によってそれに合う塗装を施していたので違和感はない。


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この建物は洋館ではあるが、一部の窓(出窓)と玄関には和を感じさせる。


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この方向から見れば和風と感ちがいさえする。だが、市の登録を見ればあくまでも和洋折衷ではなく
洋館となっている。


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反対方向から撮影。 隣接する民家もまた函館市歴史的建造物指定である。


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洋館の隣に完全たる和風の建物がある風景。この民家がまた実にいい。個人的も大好きな
和の住宅です。両隣に家々が連なり日が入りずらいと思いきや、二階部分は全面窓です。
これこそが和の特徴とも言えるでしょう。


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ついでなので載せるが、茶房(花かんろ)はどうなるのであろうか?


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旧第百十三銀行

函館西部地区の街並み NO,37 (株)エスイーシー電算センター (旧第百十三銀行)函館市末広町
竣工、大正15年 完成昭和2年「函館市景観形成指定建造物」

この建物、古き特徴を残しながらも、さすが関根要太氏の設計 デザインが斬新である。
一見して新しく見えるが80年は経過している建物である。

この建物は,明治11年北海道で最初の地場銀行として函館に創設された第百十三国立銀行が,明治20年に改称され、第百十三銀行となった後に本店として建てられたものです。


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正面上部、放射線状に並ぶ半円形の小窓もそれまでにないデザインである。
大正期の建物の場合、必ずと言っていいほど装飾模様があったが、この建物は装飾イコール小窓である。
(装飾小窓)この装飾は明らかに現代建築に近いものである。
ルネッサンスを思い浮かべる装飾模様も良いが、この近代的な装飾小窓も当時としては変化があり
面白いと思う。


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そしてもう一つ大きな特徴としては、外壁に沿って立ち上げた腰壁。この部分を専門用語で
パラペットと言うが、見てのとうり連続する三角形で飾ってある。
僕も昔は現場監督もどき^^; でしたので多少は建築のことは知ってます。
だからこそよけに面白いと思う。逆を言うとすばらしい。


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正面に半円柱が並ぶ古典様式も取り入れ、古典建築と近代建築の様式の合体作とも言えよう。
また、この半円柱が憎いほどこの建物に似合っている。 計算してるな〜 さすがじゃ!


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正面入り口の外灯。 見た感じであるが薄い藍色に近い色ガラスではないでしょうか?


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こちらは八幡坂側にあるもう一つの入口だが、残念ながら当時のドアではない。
でも構えが重厚である。 おそらくは通用口的に使われたと思われる。


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最後は函館山と八幡坂を背景に1枚 ちなみに夜はライトアップしてます。


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※参考資料 「関根要太郎研究室@はこだて」「函館市景観形成指定建築物一覧表」

函館大手町ハウス

函館西部地区の街並み NO,36 函館大手町ハウス(旧浅野セメント函館営業所)
現(カフェ・デュ・プラント・デュ・テ)大正7〜9 函館市大手町「函館市登録有形文化財」
「函館市都市景観賞」及び「歴風文化賞」


この建物は以前廃墟寸前の状態であり、いつ取り壊されても不思議ではなかった。
と、言うのも戦前、「浅野セメント(株)函館営業所」として活気に満ち溢れていたこの建物だが
戦後(昭和22)年GHQによって進められていた財閥解体により「日本セメント(株)」と改名
その後、(昭和29)年に、(株)北海道漁業公社へと移譲。だが(昭和63)年に同社が破たんしたため、10年以上閉鎖されたままであった。 大改修前の建物は蔦が這い、また外壁も薄汚れ、見るに無残な建物であった。


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改修前の塔屋は実に単調な造りであったが、改修後には建物にマッチする見事な塔屋へと変貌した。
だが、このことは僕が知らなかっただけであり実はこれこそが本来の姿であったのである。
要するに復元したのである。 事実古写真を見て驚いたくらいです。
なお、大改修前の写真を見たい方には(関根要太郎研究室@はこだて)をお勧めします。
 http://fkaidofudo.exblog.jp/7238556 この方とは僕がエキサイトブログ時代からブログ内で
交流があり、なにかと意見交換をしている方です。 


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ベニヤ板で封鎖されていた入口周辺も今ではこのとうり。


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復元に際してドアと窓の枠は、一度すべて解体し、再生できるものはそのまま再利用
特に痛みのひどいものは作り直しとなったそうです。
函館にあって和洋折衷の建物は多く残ってはいるが、全(洋館)型は少なく大変貴重な建物であったことを再確認した物件でもあった。

こうして改めて文化庁の登録プレートを見ますと、その重みが感じる。

 
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参考資料 「函館大手町ハウス〜登録有形文化財」「関根要太郎研究室@はこだて」

(高龍寺)

函館西部地区の街並み NO,35(高龍寺)函館市船見町

この高龍寺は、明治後半から昭和初期の建物が数多く残されていて、本堂をはじめ9件が景観形成指定建築物等に指定されている。 本州の寺に比べれば歴史は浅いが見ごたえは十分にある。

当初は、寛永10年(1633年)松前町の曹洞宗法源寺の末寺として現在の函館市万代町に建てられた。
後の宝永3年(1706年)弁天町に移転。だが函館名物の大火のため建物を焼失
そして明治12年(1879年)現在の場所に移転。明治43年(1910年)に完成した山門は総ケヤキ造りで、東北以北最大の山門といわれ、また、見事な彫刻が特徴

画像、高龍寺 山門(明治43年)

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山門 入母屋瓦葺の屋根と飾り彫刻


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山門の扉装飾と金具


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高龍寺 金比羅堂 (大正4年)入母屋瓦葺屋根が四方に向いているのが特徴


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高龍寺 位牌堂(昭和8年)ここの飾り彫刻も素晴らしいものです。


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高龍寺 本堂(明治33年)総ケヤキ造り。工人は越後衆 はやり飾り彫刻が見事


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高龍寺 水盤舎(大正4年)銅板葺きの入母屋屋根を4本の柱が支えている。


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高龍寺 鐘楼(大正11年)屋根は銅板葺 (クリックで拡大)
なお、高龍寺 開山堂(明治32年)は外部修復工事中である。

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なお、装飾の彫刻はいずれも当時の名工達の作である。

画像は位牌堂の装飾彫刻

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