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<<函館山に残る要塞跡。函館市の方針&取りくみについて>>
まずは画像の資料から説明します。
「函館山緑地 要塞位置図」からの説明となります。まず初めにこの資料は函館市の担当部署の内部資料である。一般には出さないものの、秘密資料ではないとのことなので、公開します。
初めに申し上げるが、ここに記載してある以外にも要塞跡は存在します。記載漏れなのか、故意に記載していないのかまでは分かりません。 また、この資料を入手したとしても要塞跡にたどり着ける保障はありません。要塞位置図だけではおおよその位置を確認できる程度です。さて資料に戻ります。
要塞跡の記入欄にはこうあります。
1、「要塞跡地」 これに該当する施設は、先に要塞の名残で紹介いたしました(谷地頭弾薬本庫)や、海軍の深海灯などがあります。要塞跡地、要するにこれ以上の整備保全をしないと解釈もできます。
2、「要塞跡地」かっこして(砲台跡地)これに該当する施設は多々ありますが、次の項目にダブりますので省きます。
3、「保全し、整備、活用を検討する跡地」 これに該当する施設は多く、大文字で書かれてある5つの施設。尚、千畳敷砲台については千畳敷戦斗司令所を含めた(千畳敷要塞施設群)となっています。
確かに、不十分ではありますが御殿山第二砲台跡には展望台が設けられ、市民の憩いの場となってはいます。また唯一案内板がある施設でもあります。 だが、その他の施設については(活用を検討する)を見てもわかるとうり手付かずである。御場山第一砲台の活用とは?
4、保全する要塞跡地、この施設に該当するのは、立待周辺の要塞群であり、また穴澗照明所・穴澗観測所等、穴澗要塞群である。ちなみに海軍施設は深海灯以外、全てこの保全に該当する。後々公開いたしますが、陸軍の低地観測所などもありますが 破壊の状態が酷く、原型などありません。このことは立待電灯発電所跡にも言えます。ちなみに立待電灯発電所とは立待照明所とは別物で、また立待要塞群からも離れた場所に位置します。
この中で、やはりはっきりしないのが、4の保全する要塞跡地であろう。 保全の項目だけではあまりにも抽象的すぎて分かりずらくなっています。しかしながら市は函館山の緑化と要塞跡の保全は同時進行で考えているようです。なかなか進まないのは、やはり資金不足でしょう。このことは何処の自治体にも言えることではあります。 また、市の取り組み以外では、やはり我々市民のモラルが大切だと思います。
僕は喫煙者であるので携帯灰皿は必需品です。ゴミは当然持ち帰りますが、なかなか出来ないことは他人のゴミの持ち帰りでしょう。以前、函館山の要所にゴミ箱を設けて欲しい等の文書を読んだことがありますが、それは決して良いことではありません。 ゴミ箱があることによってカラスやキツネの餌場となります。僕は冬場の登山でも必ず(おにぎり)を持って行きますが、まず食べません。これは万が一の場合のための食料です。そして家に持ち帰り、暖めて食べます。せっかく妻がにぎってくれたんですから。
さて、文章も画像もつまらないので、野草の画像を貼ります。すべてバックは要塞跡になります。
(カマツカ) (バラ科カマツカ属)
バラ科の植物。 花は白色だが派手さはない。
分布は広く、北海道から九州、また朝鮮・中国にも自生する。
特徴 枝が柔軟であり、(毛無し牛殺し)の別名がある。
その材質故に牛の鼻輪に用いたようである。
(コハマギク) (キク科キク属)
特徴 海岸の岩場や草地に生える多年草 海岸近くの低山でも見られる。
(コタニワタリ) (チャセンシダ科. チャセンシダ属)
落葉樹林中や薄暗い谷沿いの崖などに生育する。
要塞跡と野草の共存。どちらも函館山の宝と言えよう。
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