土の便り

森本自然農園主の適当なつぶやきです

時間の流れ

 ついこの前に桜が咲いたという…そういう意識でいたらいつの間にか藤の花が咲きはじめていました
 
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 レンゲも、少し崩れた美しさを醸し出しています

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 ルタバガ(スエーデン蕪)が花を咲かせました
 アブラナの仲間ですが個性的な花の色に惹かれました

 時代の流れを感じさせる話…
 田圃の押し付け合いがありました。所有権争いの逆!
 売った田圃をきっちり登記していませんでした
 当番として水利費を集金に行ったら、買った方の息子さん(と言っても私より年上)が登記の話が出て自分のもので無いから今後水利費は払わないとの事
 売り主の息子さんにそのことをお伝えし、でも、今更水利費を支払えというのも酷な話…
 水利組合(田主=たず)の方に報告すると、誰が支払おうと、支払われる限りは田圃に水を供給するけど、誰も支払わないならその田圃は組合から退いてもらうことになるとのこと
 今度はその田圃の耕作者を訪問しました
 ご主人(84歳)はその時おらず、奥さんが対応されました。突然うちの人は…とご主人の生い立ちを語り始めました。生まれた時から母親がおらず、人に頼るということなく育った人で、大人になってからは、8キロくらいの登り道を通って大工の修業をした。大工をやめてから、作り手がいなくなり田圃が荒れていくのを防ごうという心意気で米作りをしているとのこと…
 奥さんがすぐに、その日のうちに水利費(田主割り=たずわり)を届けてくださいました
 ご主人は、わしが耕作するうちはウチが水利費を払うと言ってくださったとの事(その心意気に感謝)
 一件落着です。でも、法律上の持ち主さんには、多分今までも固定資産税払ってきたやろうし、持ち主であると割り切ってくれと念を押してきました。
 ちょっと前まではほんの些細な境界線の所有をめぐって大げんかしていた時代でした
 小さな集落の狭い土地を40軒以上の農家がひしめき合って耕作していたのでした
 今や数軒…

 時の流れの早さを感じた話…
 小学生ランニング教室の子どもたちの学年が一つ上がりました
 今、良い雰囲気です
 上級生が速くなりたいという意欲満々で積極的に練習しているのでその雰囲気が浸透していきます
 熱心な親が見守りもしてくださり、それも練習の雰囲気を盛り上げてくださっています

 問題は、いくらゆっくり長く走るというテーマを与えてもがんばってスピードを上げてしまう傾向が…
 以前からしたら贅沢な悩みです

 長距離練習にはパシュートを取り入れています
 ランニング教室のパシュートは力が似通った3人を一組とし、先頭を1周毎に交代しながら走るジョギングです。
 たったこれだけのルールを課すことで子どもたちの走りが真剣になります

 前回は、上級生にはゆっくりと走ることの重要性を説き、下級生とチームを組んでもらいました
 狙いが見事に当たりました。上級生が入ることで下級生のチームが引き締まり、ペースのムラが減り、いつも泣き出してチームから離れて歩いてしまう子も、その日は泣きながらも最後まで走りきりました
 上級生もフォームを崩さずにゆっくり走る難しさを実感したようです
 その後のレク、「スポーツ鬼ごっこ」も初めての子どもたちを巻き込んで異年齢集団がまとまって作戦をもって戦っておりました。

 卒業生の妹さんが入ってきました。2年生です
 その子を見る度に内心笑っております。あの生意気で強気なお姉さんも2年生の頃はこんなふうに可愛らしかったのか!
 でもさすが姉妹!妹も負けん気が強く、きつい練習にも弱音をはくことなくがんばっております

 時が流れるということは自分が老いるということ
 朝、真剣にジョギングすると午前は貧血に近いような状態で農作業がしんどくなりました
 いや、単に練習不足です。そういうことにしておきましょう(笑)

 なんという胸の痛みだろうか
 時は流れて人はさりゆく
 自由を求め、さまよい続け
 野に果てるとも明日を信じて

 なんという胸の痛みだろうか
 けれど私にできることは少ない
 自由を求めさまよい続け
 野に果てるとも明日を信じて

 誰のなんという曲だったか、若い頃覚えた曲なのですが…
 自由を求める時代だったのですね
 今、自由なのかどうかはわかりませんが
 少なくとも自由を求めるだけの時代はとっくに終わってますよね
 自分の自由を活かして何を創造していくかが大切な時代なのでしょうね
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 小麦は豊作の気配です
 
 
 

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興味、観察、愛

 はや、春、野菜も緑が豊かになってきました
 はじめて買いに来られた方がこの量を見て、2週間に一回の購入を予約されました
 私の子どものころと比べて本当に野菜をあまり食べなくなっているようです…
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 先日から露地で種まきを始めました
 ニンジンの跡に見事にカラスノエンドウが繁ったので刈り倒し
 薄い切れ味の良い徳島県の鍬(かな)で地表を削り
 サンカクホウという鍬でで蒔き溝をつけ
 種を落とし
 鎮圧後、軽く覆土
 溝に落とした草で地表を薄く覆う
 「自然農」のやり方をしてみました

 先日、「1/4の奇跡」という映画のプロヂューサー、出演者である岩崎靖子さんと山元加津子さんの講演や二人のトークを聴きに行きました

 かっこさんこと山元さんはスピリチャルな方と思っていましたが、実は理系女子でした。観察が大好きでなぜかということもずっと探求する性格なようです
 彼女のほとばしる愛の秘密の一端が少しだけわかったような気がしました

 人と人は別でありながら、ワンネスといって深いところでつながっているといいます
 かっこさんにできることなら自分も!と言いたいところですが
 遥かに及ばない自分の愛の乏しさに哀しさを感じたひとときでもありました

 決めつけたり盲信したりという繰り返しを抜け出して謙虚に自然から学び、植物を慈しみたいところです
 

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土のぬくもり

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 前回の「手のぬくもり」の次が「肌のぬくもり」でないところが土の便りの真骨頂です
 断固、「土のぬくもり」なのです!(残念ながら…(笑))

 午後、久しぶりの本降りの雨、乾いた大地がうるおされております
 私も、雨を言い訳にしてのんびりくつろいでおります

 しかし、心は晴れません
 真剣に路線変更を考えております

 今までは土つくりはしない!と決めておりました
 墓場の砂利が年4回の除草とその持ち出しにもかかわらず年々土が畑の土の色に近づいてきたのを根拠に…
 
 しかしその結果、今年夏のナス科、秋からのアブラナ科等の葉物野菜がまさしく肥料切れ状態となっている!(肥料を入れないのだから当然と言えば当然なのですが…)

 でもなぜ? 
 もともと痩せ土なのではあるが…

 原因は硬盤、耕盤、肥毒層、心土層とか呼ばれる層かと推測しております
 20センチちょっと下の土の層が地温を下げているのではないか!

 この状態を打ち破り、杭が1mくらいは軽く刺さる、柔らかく空気や水を下層まで通す土になれば、夢というか計画である「左うちわ農法」が実現するのではないか!

 その方法は

1 緑肥作物の根を心土まで食い込ませていく
  (ついでに茎葉を砕いて鋤きこんで土を肥やすというのが一般的なやり方)

2 自然農的に土にトラクターなどの重機の圧を加えず、表面を草や枯草で覆い、土を上から柔らかくしていく

3 微生物を使う
  光合成細菌、好熱菌等の太古からのの微生物が問題となる層を解消していくという

4 トラクターのサブソイラーで砕いていく(サブソイラーは所持しておりませんが…)

 他にあれば教えてください
 どれも一長一短で決めかねています

 とりあえず今日はジャガイモ植えに次のやり方をしました
 まず高畝にしました
 溝を一歩ごとにつるはしで少し掘りました。硬盤の表面を砕いたのです
 そこにもみ殻燻炭を二つかみ入れていき、埋め戻しました
 (矢野さんの点穴みたいなものでしょうか)
 アルバイトの知的ハンディある寡黙な青年と特別支援学校実習生3年生の後輩君と3人で楽しく作業させていただきました

 どうなりますやら
 

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手のぬくもり

急いで野菜を洗い、乾かす間もなく、タオルでざっと拭いて袋に放り込み、そのまま野菜を配達しました

お金を受けとる時、微かに手が触れて、その瞬間「冷たい❗️」と言われて

思わず私の手をさすろうとなさい、実際、ほんのわずかに私の手をさすってくださいました

私は戸惑い、そのときは無表情でその場をやり過ごしてしまいました

軽トラックに乗って帰り始めたとたん、熱いものが込み上げてきました

夫でも子どもでもない、只の野菜配達した髭だらけのおじさんに示した思いやりでした

しみじみと教えられました…

彼女の旦那さん…、世間ではりっぱな校長先生ですが、彼も彼女に育てられたかもしれない(ごめんなさい校長)❗️

彼女の子どもたち、素敵な子達ですがさもありなん❗️

書物が好きで読み耽る私ですが、万巻の書物が説く愛よりも微かな手の温もりが勝っている❗️と感じた今日の野菜配達でした

今日感じた温もりを、明日、野菜にも伝えられるだろうか



※ちなみに彼女は、このブログの記念すべき第一回目の登場人物です。日頃のひょうきんさに隠れた深き愛に感謝と敬意を表します

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今年も皆様と私の幸広がる年でありますよう
書初めです。笑ってください

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