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第5話 奴隷救出

午前5時・・・・ヒカル達は宿屋から離れ、バーナーの家に忍び込み、裏口の扉で待機していた所だった。
外はまだ暗く、太陽も明けていなかった。ヒカル達は裏口の扉を開き、大きな音を立てずに奴隷部屋へと入っていった。
リック「ここがバーナーの家の中なのか・・・・」
ヒカル「結構金持ちだし高級な家なんだぜ」
リックはバーナーの家の周りを見て驚いた。リックは自分の家が貧乏な家だったのでこんな高級な家を見るのは初めてでもあった。
ヒカル「んじゃ、奥へと行くぞ・・・・・」 
ヒカル達はルルとランのいる奴隷部屋へと向う・・・・奥へと進んで行くと、奴隷部屋があるドアが見えてきた。
奴隷部屋は約8部屋ありそこからルルとランを探す。
ヒカル「それじゃあ探すか。この奴隷部屋のドアには覗ける穴みたいなのがある。解りやすく言えば牢屋だな」
リック「んじゃその覗ける穴みたいなのでルルとランを探すのか?」
ヒカル「それしか方法がないんだ・・・・何なら奴隷の皆を救出させても構わないんだぜ?」
ロック「ねぇ兄ちゃん・・・ランさんとルル姉ちゃんを救出させてもバーナーに築かれるんでしょ?何なら皆を救出する方がいいんじゃないのかな?まぁそっちでもバーナーに築かれたら終わりだけど・・・・・」
ヒカル「ん〜・・・・・」 
どちらが優先なのか、ランとルルを救出させるか・・・・それとも奴隷にされた皆を救出させるのか・・・・だが結果はどちらも同じ、バーナーに築かれたら終わりなのだから・・・・ヒカルはまだ悩み続けた・・・・。
リック「ヒカル?どっちにするんだ?」
悩んでいるヒカルに心配そうな声をかけるリック。
ヒカル「よし!ルルとランと、そして他の奴隷さんの皆も含めて、皆を救出させよう!」
悩み続けて考えた結果、皆を救出させる事に決めた。
ヒカル「その前に、まず先にルルとランを救出させよう。逢う時間も必要だし」
リック「そうだな、色々と事情も聞かせないと駄目だし」
ロック「でもこのドアはどうやったら開くの?」
ヒカル「んじゃ説明するからちゃんと聞けよ」
ヒカルはリックとロックにこの奴隷部屋のドアの開き方の説明を教えた。
ヒカル「まずノックをして、部屋の中にいる人が『入っていいです』と言う合図をしたら入る。これでОK?」
リック+ロック「ОK!」
ヒカルの合図で奴隷の皆の救出にかかる。
ヒカル「んじゃルルの救出はオレとロックで行くからランの方はリックに任せるよ。説明した通りにドアを開けろよ」
リック「解った!」
ヒカル「ロック、兄ちゃんと一緒にいろよ」
ロック「うん♪」
ヒカルとロックはルルを救出しに、リックはランを救出しに行った。
ヒカルはドアから部屋が覗ける穴からルルらしき人物を探す・・・・。三部屋目を覗くと、そこにルルらしき人物がいた。まだおきているようだ。
ヒカルは三部屋目のドアをノックした。
トントン
???「はっ・・・はい?どちら様ですか?」
ノックをすると驚いた声を出しながらドアの前にいるヒカルに声をかける少女。驚いている理由はもちろん、こきバーナーから奴隷として扱われ、恐怖感を懐いているからである・・・。
ヒカルはバーナーを守るSPのような喋り方で少女に声をかける。
ヒカル「君に用がある。部屋に入らせてもらってもよろしいかな?」
少女「よろしいですけど・・・・どうぞ」
部屋には入りたいのだが、ドアの鍵が閉まっていた。ヒカルは鍵を持っていなくて少し不安そうな表情を見せた・・・・。
−くそっ・・・キーピックぐらい持って来るんだった・・・・こうなったら!?−
少女は何も返事をしないヒカルに声をかけた。
少女「どうかなられましたか?」
ヒカル「それが・・・・鍵を持ってなくてね・・・・すまないがドアの前から離れてくれないかな?」
ヒカルの言う通りにドアの前から離れる少女。ヒカルはドアを剣で壊す事に決めた。鞘から剣を片手に取り、構えるヒカル。
それを後から見ていたロックは少不安げな表情をしている・・・・・。
ロック「兄ちゃん・・・・」
ヒカル「大丈夫だよロック。こう言う時もあるさ。よーし!蒼牙刃!」
ズトーン!
ヒカルは剣を真下に下ろすように強く叩き、ドアを粉々にした。辺りは結構響いていた。
少女「大丈夫・・・・・ですか?ってヒカル!?」
ヒカル「あはははっ・・・・派手にやりすぎたな・・・・よっ、ルル!」
ルルの前で笑いながらごまかすヒカル。ドアを壊した音に反応したリックが救出したランを連れてやってきた。
リック「どうしたヒカル!何かあったのか!?」
ヒカル「いやいや・・・派手にやりすぎてドアを思いっきり壊してさ・・・・」
ラン「色々と大変そうですけど・・・・ルルちゃんもヒカルさんから救われたようで良かったです♪」
ルル「まぁそうですね♪バーナーの奴隷にされるのはこりごりですよホントに・・・・・それよりヒカル、助けに来てく   れてありがとう」
ルルがそう言うと、ヒカルの顔が赤く染まった。『助けに来てくれてありがとう』その言葉がヒカルの胸を大きく貫いた。ヒカルは照れながらルルに喋りかける。
ヒカル「当たり前じゃないか!家族の一員なんだから」
ルル「ありがとうヒカル♪」
その時、ヒカルの後からロックがかけつけ、話しかけてきた。
ロック「兄ちゃん!奴隷にされていた皆を助けたよ♪」
ヒカル「ロックのヤツいつの間に・・・・」
ロックだけで奴隷の皆を救うなどとは計算外だった。
ロック「兄ちゃん♪ボク頑張ったんだよ♪矢でドア壊したりとか奴隷の人たちにちゃんと事情とかも話したし色々やったんだよ♪」
ヒカル「色々と凄いな・・・まぁ、ありがとな♪ロック」
ロックの頑張りにとても光栄に思うヒカル。ヒカルはそおっとロックの頭をスリスリとなでる。
ヒカル「さてと、脱出は窓から逃げたほうがいいかもな」
ルル「そうだね。私の部屋の窓からが一番ザパトの街の街道から近いし、この街から出るのもこの窓から脱出し   たがいいかも」
ヒカル「よし!それじゃあ行くぞ!」
皆「おう!」
ヒカル達は奴隷部屋を抜け、ザパトの街の外へと出で行くのだったが・・・・・・。
ヒカル「皆走るんだ!」
皆「おう!」
その時だった。ヒカルの前に1人の人物が立って待っていた。
???「何を急いでいるのかな?もう逃げられないぞ。ラン、そしてルル」
ルル「この声って!?もしかして!?」
ラン「バーナー!待ち伏せしているとは思っていました」
バーナー「待ち伏せするのは当たり前だ。何が騒いでいるかと言えば・・・この間街道であった坊やとその仲間達      ではないか。さてと・・・・私の奴隷達を返してもらおうか?」
それを聞いたヒカルは怒りで満ち溢れていた・・・・ヒカルの顔は怒りで目が鋭くなっていた・・・。
ヒカル「私の奴隷?この人達はお前のものか?獣人を自分の遊び道具のように扱いやがって・・・・・それでもお     前資産家か?」
バーナー「何・・・・・それでは力ずくで返してもらおうか?オイ!奴隷達を奪った者達を囲め!」
バーナーのSP達がヒカル達の周りを囲む。
バーナー「これでもう逃げられんぞ」
ヒカル「ふっ、それはどうかな?」
バーナーのSPがヒカルを逃がさないように囲んでいるのにも関わらず、ヒカルは余裕な表情を見せる。
−オレのこの不思議な力でSP達を倒す事が出来るはず・・・・光魔法で何とか倒せる事ができれば・・・− 
バーナー「どうした?坊やの余裕な雰囲気は何処に行ったのかな?もしかして怖気づいたか?」
ヒカル「そうではないさバーナー!ルル!フィールドバリアーを使え!」
ルル「うっ、うん!皆を守って!フィールドバリアー!」
ヒカルの支持に従いルルは魔法を唱える。ルルが唱えた魔法・フィールドバリアーがヒカル以外の仲間達の周りをバリアで包み込む様に 守る。
ルル「ヒカルはいいの?守らなくて?」
ヒカル「今からこのSPさん達を強力の魔法で倒すからお前達を巻き込みたくないんだよ。だから守る必要は一     切ないよ」
ルル「解りました・・・・」
ヒカル「バーナー!覚悟しろ!」
バーナー「何が始まるのかな?楽しみだ!」
 
終わり

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