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2人はヴァージ大陸から北にある街、ルミナスの街へと辿り着いていたところだった。
ヒカル「ここがルミナスの街かぁ。なんか入り口前が洞窟みたいに見えるんだけど・・・・・」
ルル「ルミナスの街は山の中に建てられた街だからね」
ヒカル「そうか・・・珍しいな、山の中にこんな街作るなんて」
そう言いながら、2人はルミナスの街の中へと入っていった。
街の中にはちゃんと明りはある。発行している水晶体が、明りの役目を果しているのだ。
ヒカル「んで、この街に詳しい人物とかいるの?」
ルル「メスのコノハ族の研究者って聞いているけど・・・この街の奥にある白い建物が、その子の家だって聞い事 があるわ」
ヒカル「研究者?その子の名前は?」
ルル「新聞で見たときにはアリス・ティーブルって、書いてあったわよ」
ヒカル「んじゃ、そのアリスに会ってみるか」
ルル「うん」
2人はアリスの居る家へと向った。アリスの家は他の家よりも少し大きめの家であり、街から北側の奥にある。
ヒカル「ここみたいだな」
ルル「えぇ、家の中は明りも灯してあるし、アリスは家の中に居ると思うわ」
ヒカル「とりあえず、ノックでもしてみるか」
トン トン
ヒカルはルルの家のドアにノックした。家の中から足音が少しずつ小さく聞こえてきた。
家の中から女の子らしき声が聞こえてくる。
???「はーい、今開けますね」
女の子は家の鍵を開け、ドアを開けた。
ヒカル「貴方がアリス・ティーブルですか?」
アリス「私がアリス・ティーブルですけど・・・何か?」
ルル「それには色々と訳があってね・・・」
アリス「えっ?」
ルルはアリスに会う理由をまとめて話した。
ルル「と言うことなんですよ」
アリス「用件は、私が研究者って事とこの町に詳しく聞きたいのね。分かったわ、入って」
2人はアリスの家の中へと入っていった。
アリス「座って」
ヒカル「何か凄いもんばっかりあるな!?」
ルル「凄いものというか・・・これは機械ね。アリスは機械を発明するのが趣味なの?」
アリス「どちらかと言えば・・・・化学的な機械を発明するのが趣味ね。分かりやすく言えば、こんな機械とか?こ っちに来て」
2人はアリスの言う、化学的な機械のある所へと連れて来られた。
2人が連れて来られた場所はとても広い場所だった。周りには機械の部品や基盤でいっぱいだが、真ん中にとても大きな細長い機械があった。これがアリスの言う化学的な機械なのだろうか?
アリス「着いたわ。ここが、私の言う化学的な機械のある場所でもある所よ」
ヒカル「それにしても、良くこんなの作れたな」
アリス「長年この機械について研究したからね。それで、この化学的な機械の名前が、ワープ装置なの」
アリスの作ったワープ装置は、床に描かれている魔法陣の所に作られており、今居るヒカル達の所が魔法陣の描かれている場所だとも考えてもいい。そのワープ装置の能力は、魔法陣の力でワープできるのだ。
ルミナスの街に描かれている魔法陣と同じものが京という地下大陸にある街にもある。
もちろんワープ地点は京という街である。本来、魔法陣の力だけでワープするのはかなり難しく、それでアリスが作ったワープ装置なら魔法陣の力もさらにアップし、ワープする力も格段と上がるのだ。
ヒカル「これがワープ装置か。新聞には、魔法陣の力でワープできるって書いてあったな。どこにでも行けるの か?」
アリス「それは難しいね・・・・この模様と同じ魔法陣が描かれていれば行けるんだけど・・・・京にはこれと全く同じ 模様した魔法陣があって、ワープする所は京の1つしかないの」
ルル「となると、このワープ装置は、ルミナスの街からワープしたとしても、京にしか行けないという訳ね。でも、他 の町にもこの魔法陣があるとすれば・・・・色んな所にも行けるわね」
アリス「一応、今は京しか行けないわね。この魔法神は本来このワープ装置がなくてもワープはできるけど、そ のワープの力が弱いわけなのよ。それでワープの力をアップさせるために、この装置を作ったの」
ルル「つまり改造したってことね。装置の無い状態だとワープの力は弱まるが、装置の力を借りればワープの力 は強まる、という訳ね」
ヒカル「何か難しいな・・・・・ともかく教えてくれてありがとな」
アリス「えっ!?どっ、どういたしまして」
ヒカルのお礼の言葉に戸惑うアリス。もしかすると恥ずかしがっているのだろうか?
戸惑ったアリスを不思議そうに見詰めるヒカル。
ヒカル「どうした?」
アリス「いや!?何でもないよ♪とりあえず、今日は泊まっていってよ♪」
ヒカル「もう遅いし、泊まっていくか」
ルル「あっ、ありがとう」
そう言われながら、今日はアリスの家で泊まることにした。
夜。ルルは早めに寝るのだが、ヒカルは寝つけていなかった。どうしても戸惑うアリスの事が気になっていたからだ。
ヒカル「何してる?アリス」
アリス「まだ寝てなかったんだヒカル。どうしたの?」
ヒカル「いや、あの時なんでアリスが戸惑ってたのかな?って思ってさ」
それを聞いた瞬間、アリスの顔が赤く染まった。
アリス「あれは・・その、男の人から優しいお礼を言われるのは初めてだったから」
アリスは男性からの優しいお礼は一度もなかった。今まではきついお礼しか言われていなかったのだ。
ヒカル「そうか・・・アリス、オレと来ないか?」
アリス「誘ってくれるの?いいけど。もしかすると、ここにある魔法陣と同じものがこの世界のどこかにあるのかも 知れないから。その探し旅に出ようと思うの」
ヒカル「ОK♪その前に、アリスってコノハ族だよな?町に出て目立ったりしないのか?」
アリス「大丈夫よ。この地上界のいたる所にコノハ族はうじゃうじゃ居るから」
地上界の全ての大陸にコノハ族は結構居る。地上界に居るコノハ族の人口は約1500人ぐらい居るとか?
これでもかなり多い方らしい。
ヒカル「なら安心だな。それじゃ寝るね」
アリス「うん。お休み、ヒカル」
翌朝・・・。
ヒカル達は新たな仲間、アリスと一緒に旅をするのであった。
アリス「あの、足手まといにならないように、頑張ります!」
ヒカル「大丈夫だよアリス。オレとルルでサポートするからさ」
ルル「えぇ、私達で何とかサポートするからね♪」
ヒカル「ところで、アリスの職業は何?」
アリス「次元魔術師ですけど」
ヒカル「次元魔術師?」
次元魔術師とは、時や時空、次元を操る事のできる魔術師のこと。
だが世界には次元魔術師の職業を持つの人はあまりいない。
ルル「次元魔術師ってのは、時や時空、次元を操る事のできる魔術師のことよ」
アリス「でも、あんまりいないのよね・・・この職業を持つ人」
ヒカル「何だか良く解らないけど・・・とにかく職業を持ってるなら役に立つよ♪」
アリス「そうだね♪ありがとう♪」
ルル「それじゃ、グリーンの街まで行くわよ」
ヒカル+アリス「おう」
ヒカル達は合流地点となる、グリーンの街を目指すのであった。
続く
終わり
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