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ロックはナップと共にヴァージ大陸の東西の方角に飛ばされていた。
2人はパラシュートで無事に着地でき、グリーンの町を目指すために歩き続けていた。
ナップ「ここから歩き続けて、時間もかなり経ちましたね」
ロック「ナップ〜後どのくらい歩けば着くの〜?」
ナップ「もう少しで着くけど・・・・後1キロはあるね」
ロック「もうすぐだね・・・もうちょっと頑張ろう・・・」
少ししょんぼりで落ち込み気味な態度をとるロックだったが、もう少しの辛抱で頑張ることにした。
歩き続けて10分後・・・・。
ナップ「グリーンの町が見えてきたよ」
ロック「もう少しだね!?早く急ごう!」
ナップ「ちよっと待ってよ!ロック!」
ロックは一番乗りでグリーンの町へと向ってゆく。その後をナップが付いて行く。
ロック「着いたー!」
ナップ「ここがグリーンの町かぁ」
2人はそのままグリーンの町へと入ってゆく。2人の目線の前にはグリーンの街中にある大きい木が見えていた。
その木の下にはヴィクロスらしき人物が後ろ向きの姿で待っていた。
赤黒い 鬣、それがヴィクロスのトレードマークでもある。ロックは本当のヴィクロスと思い、近くにより声をかけた。
ロック「ヴィクロス兄ちゃん!」
ヴィクロス「その声は、ロックか?」
ロック「うん♪」
ナップ「やっと逢えましたね。無事でよかったです、ヴィクロスさん」
ヴィクロス「すまない」
ヴィクロスと出会ったロック達は、もう少し、大きな木の下で他の仲間達の合流を待つことにした。
ナップ「町の西側から誰か来ます」
ロック「あれっ?セパ兄ちゃんと・・・後1人誰か居るよ?紫色の毛皮したマオ族の兄ちゃん?」
ヴィクロス「アイツ・・・どこかで会ったような・・・」
ヴィクロスはショウと会うのが初めてではなかったらしい・・何か過去に深い関係でもあったのか?ロックやナップも不思議そうな顔をした・・・。
セパ「皆、ゴメン・・・遅くなりすぎた」
ヴィクロス「それはいいけど、この人は誰だ?」
ショウ「すまん自己紹介がまだだったな。オレはショウ、ショウ・スチューゼンだ。少しの間だけセパと一緒に居た だけだ。目的地がこのグリーンの町だったものでな。それじゃ、オレはここで失礼する」
セパ「おう♪また会おうな!ショウ!」
そういって、ショウはグリーンの町の南側にある商店街の方へ行き、そのまま姿を消した。
皆は不思議そうな顔をする。
ナップ「行ってしまいましたね」
ロック「おっきい兄ちゃん行ったね」
色々とショウに関して怪しく思う・・・・。
やけにヴィクロスの顔色が真剣そうにしていた。考えごとでもしているのだろうか?
それ見ていたセパが心配そうにヴィクロスに話しかけた。
セパ「どうしたヴィクロス?そんな真剣そうな顔して」
ヴィクロス「実は・・・」
とその時であった、グリーンの町の北側からヒカル達の姿が見えてきた。ロックがヒカル達に手を振り、大きな声でヒカルの名前を叫びながら、一直線にヒカルの方へと抱き付いてきた。
ロック「兄ちゃーん♪」
ヒカル「おおっ、ロックじゃないか?大丈夫だったか?」
ロック「うん♪そんなにうっとおしくなかったから、大丈夫だったよ♪」
ヒカル「ふふっ、そうか♪」
仲間達はヒカルとロックの光景を見て嬉しく思う。兄弟の命がけの再会、皆はそれを嬉しく思っていたが、今は真剣なヴィクロスにはどうでもよいことだった・・・。
セパ「ショウとの関係の話は、またいつかでいいか?」
ヴィクロス「いつか話す。その時まで、待っておいてくれ」
セパ「あいよ」
それから15分後・・・仲間達はグリーンの町の南側の商店街を抜けた港へと向った。
ヴィクロスと一緒に動向していたリョウタが、すでに船の手配をしていた。足止めをしてはいけないため、早めに行くための準備していたのである。
ヒカル「仲間達がはぐれてる間に先に船の手配までしてくれてて、オレの過去の記憶のためにこんなことまでし てくれてて・・・ホントに、迷惑かけてゴメンな・・」
リョウタ「これもヒカルの記憶を取り戻すためだから、これぐらいすることは隊長として当たり前のことです。人助 けも騎士として当たり前の仕事だからね。さて、船がもうじき出航するから、早く乗りなよ」
ヒカル「そうだな。仲間達ももう乗ってることだし」
リョウタ「ボクももうすぐ乗るから、先に乗っててくれ」
ヒカル「おう」
長話しながら5分後・・・・グレリス城港行きの船が出航した。
到着の間、仲間達は船の中で別行動を行った。
心配そうにルルがヒカルを見詰めていた。ほおっておけなくて、ルルがヒカルに話かけた。
ルル「グレリスの言うザムドの記憶の答えがどんなのか不安なの?」
ヒカル「えっ、まぁね。でも、もう大丈夫だよ!恐れていない、怖がってもいないから」
ルル「不安な心も吹っ飛んだって感じ?でも、そのぐらいの気持ちが大切よ。年下の私がこんな上から目線なこ と言ってごめんね・・」
ヒカル「いいんだルル、君が側にいてくれたからここまで来られたんだ。ホントにありがとう」
ルル「ヒカル・・・うん」
旅が始まる前から2人は約束していた・・・後を振り返らず、前を向いて進んで行こうと誓ったあの約束。
そう、虹の花畑での、あの夜に誓った、あの約束。
出航して約20分後・・・グレリス城港へと着いた。船から降りた仲間達が、皆が不思議そうな顔をする・・・・。
アリス「お城がある気配がしませんね」
ナップ「港の近くに城があると思い込んでいたのですが・・・」
リョウタ「城はこの港の近くにあるハーブの森を抜けた先にあるよ」
ハーブの森とは、その名の通りハーブの香りがする森である。この美しい香りで、危険なモンスターなども立ち寄ってくるときもある。それで、かなりの危ない場所として有名でもある。
ヒカル「どうしてもそこを通らなければならないんだろ?なら行くしかないよ。ここで立ち止まるわけにはいかない からな」
リョウタ「なら行くとしよう」
仲間達は港を後にし、ハーブの森へと向かう事になった。
続く
おわり |

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