4月1日付け採用で正社員の仕事が決まった。
ここまでの道のりは大変なもので、就職に関して人生で一番苦労した日々であった。
11月に職業訓練学校の6ヶ月コースに入校。入校後、すぐに就職活動に専念する。
同期の生徒からは白い目で見られながらも、「1日でも早く就職決めるもんね♪」
をスローガンにかかげて就職活動に没頭する。
今にして思えばこの意気込みと努力が、就職までに至る貴重な経験と財産になった。
就職への雇用条件のこだわりは誰よりも強く、半年間で17社落ちた私を見て、
知人や家族は「30過ぎの低スペックなのに条件にこだわりすぎ」
「条件ばっかり言ってたら仕事なんか見つからない」「バイトでも何でもいいから早く仕事しろ」
とか、励ましの言葉など誰もなく、ハローワークの職員でさえ同じような言葉で私を責めた。
叱咤・罵倒される意味もわかる。世の中の求職者はみな条件の良い会社に入社したいので、
条件の良い求人応募に殺到するのである。
2月に受けた「カプコン」には、一人の採用枠に60人が応募していた
(「カプコン」は書類選考でアウトだった)。
4月に受験予定であった住金ユナイテッドは、25人採用の枠に300人近い
受験生がいる。
私の条件というのはそんなにハードルの高いものではない。
「年間休日100日以上、給与手取り20万円以上、株式上場企業、福利厚生面充実」
それだけのことなんだが、他人から見れば贅沢な条件らしい。
でも、どうしても譲れない条件なのでとにかく、
この条件をベースに11月から就職活動に専念するのであった。
11月・3社(三井化学・東急電鉄他、)全滅w。
12月・なし
1月・3社(JR西日本・三菱電機ロジスティクス他)全滅ww。
2月・6社(カプコン・セコム他)全滅www.
3月・8社(富士工業・西濃運輸・住金ユナイテッド他、未受験含む)5社落選、1社内定、2社未受験。
半年間は、あっという間の出来事で、3月前半には仕事が決まらず自暴自棄になり、
放心状態のような日々が続いた・・・。
さて、半年間でわかったことは、就職するということはそうそう簡単なことではないということ。
生涯賃金何億とかかる人材を一人採用することに対して、企業が慎重であるということ。
景気の悪さも伴って、就職氷河期に間違いはなく、「新卒者」も「転職中途採用組み」も
同じ土俵の上で闘わなくてはならず、必然的に「新卒者」が有利になり、
大企業の求人募集に対しても応募が殺到するという図式になっている。
応募書類について思ったことは、「履歴書・職務経歴書・添え状」などは
ぬかりなく最高の品物に創りあげる必要がある。
受ける会社により、毎回、「履歴書・職務経歴書・添え状」の3点セットは作り替えること。
使いまわしはしない。写真も使いまわしはしない。誤字・脱字・修正液は避ける。
会社面接を受けた翌日には、「お礼状」のはがきを送る事(一発逆転がある)。
少ない時間と多数の応募者の中から自分をアピールするには、それぐらいしかできない。
今日、3月31日は、私の35歳の誕生日である。
35歳での転職活動に、相当苦労した。追い詰められて、自暴自棄にもなった。
ただ、あきらめなかったことが良かったのか、内定をもらえた。
35歳という年齢を考えれば、今後もし転職するとなれば、
低スペックの私に好条件の会社は見つけるのは難しいと思う。
半年間のこの苦労は、石に刻んでも覚えておきたい。
|