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歌:関節夫『たそがれはまだ早い』より
写真・書:リチャード堀
◆5月3日のコンサートから10日あまりたって今尚様々な物語が伝わってきます。
行けなかったけど、入場料5,000円を払わしてというご婦人、そして昨日は、
「友達と約束して出かける手はずになっていたのですが、コンサートの前々日に
交通事故に会ってしまい、あなた(=浮雲堂)の番号を入れた携帯も割れてしまい
連絡できませんでした。やっと聞き出して私も回復していますのでこうして電話
しました」という電話を受け、こちらが恐縮していました。
◆そして極めつけの連絡が今日私にもたらされました。
今一人、A氏は本当に5月3日がやって来ることを楽しみにしていました。
来年1月にはおやじ等1000人集めての「カントリーミュージックコンサート」
を一緒にやる段取りで計画が進み、当のシンガーにも、会場もすでにスムーズに
押さえてありました。
熱意在る企画書も見せて貰っていました。
が、彼は僕らとの出会いを楽しみにしていた5月3日に姿は無かったのです。
次週の打上げ例会に顔を出してくれるものと思っていたのですがやはり同様だった。
◆出かけられなかった訳を、本人じゃなく奥さんから友人への伝言で知りました。
5月1日急に容態が悪くなり、奇しくも来てくれるはずだった5月3日に彼岸へ
渡ったそうです。
奥さんは遺品を整理していて、彼の机の引き出しに大事にしまってあった2枚の
チケットに気づき、友人に連絡してこられたようです。
チケットは浮雲堂手作りのものでした。
◆彼は果たして来年の1000人コンサートへ向けて張り切って幸せだったのか、
果たせなくて無念の思いをしているか知る術はないのだけど、せめて「最終コーナー
輝いていたね!」と声をかけたい。
どうか、この声が届いて欲しいと願っています。
◆あなたが果たせなかった分まで、これからどんどん仕掛けます。
どうぞ安心して駆け抜けた人生の翼を休めて下さい。
そしていつの日かあなたとその地で、一緒になってコンサートを企画する日を
楽しみにしています。
とてもやりきれない一日を今日は過ごしていました。
(合掌)
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