作家を目指しつつ、リーマンに・・・

我流ではありますが、作家を目指して行きたいと思います。

小説:造ラレシ神〜紅の真実〜

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後書き

皆さんこんばんは。



いきなりですが、造ラレシ神はいかがでしたか?

俺的には納得行かない点ばかりで、書く寸前まで更新していい物かどうか悩んでいた作品です。

この話は俺が授業中に居眠り対策としてウトウトしながら書いた物をそのままブログにも書いてみたものなんですが、読者側の皆様から見れば意味がわからない言葉が多々登場していると思いますのでこの場を借りて説明しようと思います。

C・C・S:クリムゾン・クライシス・システム。この小説のサブタイトルにもなっている紅の真実の意
      超距離空間瞬間物体転送システム。

F・B・S:フォー・バースト・スラスター。2対の翼=4つの翼についたスラスター。

オーシャン・メイデン:祖なる者。海を造った命の創造主。

祖なる者:全ての源。オーシャン・メイデン、スカイ・メイデン、ウッド・メイデンなど。

「キレーでしょ?」

海全体が震えるように声がし、その声が聞こえたか聞こえないかの中に銀風神はC・C・Sを使い空中に戻っていた。しかし、紅の輝きは収まり姿を見せた銀風神はぐったりとうな垂れ今にも落ちてしまいそうなほどに弱弱しく宙に浮いていた。

「慎!!出力がレッドゾーンよ!!今すぐ帰ってきて!」

「・・・・」

ノイズが混じったサイドモニターからの通信に応じる力すら慎には残ってなかった。当然慎と同調している銀風神にも戦うことは愚か、退却するエネルギーすら残っていない。

「エネルギー・・・残量・・・8.7・・%・・・終わりか・・・」

銀風神が重そうに頭を上げる。その単純な動きだけでもF・B・Sの炎が点滅する。

「初めての実戦で祖なる者と出くわしてそのまま戦死・・・かっこわりぃな・・・俺・・・」

オーシャン・メイデンを始めてする祖なる者と呼ばれる生命体はC・C・Sを無力化できる力を持っている。つまり銀風神はC・C・Sが使えないと言っても過言ではない状況でC・C・Sを無理やり使い、その反動が今の危機的状況を作っていた。

「残念だったね♪お兄ちゃん♪」

オーシャン・メイデンは無邪気に言った。

「遊びか・・・くそ・・・・」

銀風神が最後の力を振り絞って漆黒の大剣を振り上げる。

「ちっくしょぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

銀風神が大剣を海に向かって投擲した。

「クリムゾン・クライシス・システム全開!!」

C・C・Sの光が大剣を包みこみ、大剣が光に呑み込まれる様に消えた。それと同時にエネルギーの切れた銀風神が海に墜ちていく。

「・・・え?ああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」

甲高い絶叫と共に海が赤く染まっていく。銀風神が投げた大剣はどこにあるかもわからないオーシャン・メイデンのコアをC・C・Sにより貫いた。

「は・・はは・・・やれば・・・できる・・・も・・・な・・・」

銀風神は海ではなく元の廃墟と化した街の道路に墜落した。その銀風神から10メートル離れた位置に大剣の突き刺さった巨大なクラゲの様な生物が赤い液体を噴き出していた。

「・・・・・・・」

オーシャン・メイデンは液体を噴き出すごとに縮んでいき、やがて完全に消滅し、跡には大剣だけが残っていた。

「ちっ・・・動けねぇ・・・」

すかさず攻撃しようとした銀風神を突如背後に現れた蒼く光る球から伸びた白い触手が締め付ける。金属が軋む鈍い音がその触手の強さを無言で語っていた。

ザー

ふと波の音が聞こえた。ほんの小さな音だった所狭しと建物が並ぶ内陸のこの街では聞こえるはずのない音。

ザーザーザー

徐々に波の音が大きくなってくる。オーシャン・メイデンは触手を地面に刺したまま小刻みに震えていた。何かを仕掛けていることは間違いない。

「C・C・S全開!!邪魔ぁぁぁぁぁ!!!」

銀風神の胸を中心に強い光が煌き巻きついた触手を吹き飛ばした。触手が出ていた蒼い光もまた同様に霧が風で吹き飛ぶかのように消し飛んだ。

「F・B・S出力最大!」

触手の締め付けによりグシャグシャにひしゃげた銀風神の翼が紅に輝き元の刃のような形状を取り戻すと同時に全スラスタを点火、銀風神は急上昇する。
十分な高度まで上昇したところで銀風神は持っていたアサルト・ライフルを転送し、新たにシュバルツ・ブレイカーの使っていた漆黒の大剣を装備、スラスタを停止し頭から自然落下の加速度を利用したパワー・ダイブでオーシャン・メイデンに急接近する。

「くたばれぇぇぇぇぇ!!!」

銀風神オーシャン・メイデンに漆黒の大剣を突き刺した。そのまま激突の衝撃を軽減するために表面を抉る様にオーシャン・メイデンの体擦れ擦れをスラスタ全開で飛行する。

「痛いよ〜〜」

体に一閃の深い切り傷があるにも関わらず友達とじゃれ合う子供のようにオーシャン・メイデンは言った。

「オーシャン・メイデンのコアの位置わかりませんか!?」

慎がモニターの先に向かって叫ぶ。

「すまん!!まだだ!!コアは見つかっているんだがオーシャン・メイデン内部を高速で動き回っている!!まだ動きを捕捉できない!」

ザザザザザザザザ

ずっと聞こえていた波の音が通信の途中で急に大きくなった。同時に辺りに潮の香りが立ち込める。

「オーシャン・・・メイデン・・・」

慎は思わず呟いていた。眼科には先ほどまでの建物の残骸が転がる道路ではなく蒼い美しい海が広がっていた。地平線が見えるほどに平坦な海が遥か彼方まで続き、雲一つない紺碧の空と一体化していた。
その海からなんの前触れもなく先端の尖った白色の触手が高速で銀風神目掛けて伸びてきた。

「海ね・・・面白い!!」

触手を切り払いながら銀風神は海に飛び込んだ。海中には先ほどまでの光景が想像できなくなるほどの美しい珊瑚礁や愛らしい魚などで溢れていた。

白い半球体の物体の体中から伸ばされた約200本にも及ぶ触手がシュバルツ・ブレイカーを包み込んだ紅い光を様々な角度から貫き、直後に力なくその場に崩れ落ちた。

「OK!お疲れ明良!!」

「ナイスだったよ♪慎♪」

2つ両断された白い物体の上空をいつの間にかF・B・Sを装備したシュバルツ・ブレイカーと銀風神がいた。銀風神がシュバルツ・ブレイカーを転送し、攻撃の回避とシュバルツ・ブレイカーの敵への接近を同時に行い、シュバルツ・ブレイカーは余分な動作なく全出力を攻撃に注ぎ込める。お互いの呼吸がぴったり合っていないとできない連携技である。

「お疲れ様!!帰っておいで!風呂、沸かしておいたよ!!」

サイドモニターに映る女性が思わず釣られて微笑んでしまいそうな笑顔で労いの言葉を挟む。とたんにシュバルツ・ブレイカーは紅い光に包まれる。

「先にお湯いただくよー」

モニターに映った明良はわずかに開いた瞳を眠たそうに擦りながら言った。

「あいよ〜後は任せてね〜」

シュバルツ・ブレイカーのモニターに映る慎はまだ銀風神と同調していた。つまり、傍から見れば明良は寝ている慎と会話しているように見える。

「・・・もういいぜ?オーシャン・メイデン」

明良との通信を切り、一呼吸入れてから慎は言った。言いながら銀風神の右手にアサルトライフルを転送させる。

「優しいんだね、お兄ちゃん♪そんなにお姉ちゃんが大事なの?」

「もう同調を始めてから10分が経ってる。明良はもう限界だからね!!」

気合を含んだ言葉よりも早く先端が針のように細く鋭い形状の弾丸が先ほどシュバルツ・ブレイカーが両断した白い半球体、オーシャン・メイデンに突き刺さった。

「え?一発だけ?」

「チャージ・・・ファイヤ!」

銀風神がアサルトライフルの銃身を指で3回ノックした瞬間、先ほどの先ほどの弾が爆発し、オーシャンメイデンの体をわずかに吹き飛ばした。さらにまだ煙が昇っているオーシャン・メイデンに残りのマガジンに込められた弾99発を全て打ち込む。




「ふ〜♪」

50人程度なら軽々入れそうな大浴場で明良は1人くつろいでいた。
銀風神やシュバルツ・ブレイカーとの同調は一見眠るだけの簡単な動作に見えるが、実際はパイロットの意識を無理矢理肉体から引き剥がし各機体のブレイン・コンピューターと呼ばれる部分に再結合させる。それにともなう精神的疲労の回復方法が明良にとって入浴だった。

「慎・・・大丈夫だよね・・・」

小さな紅球が中心部に埋め込まれた十字のペンダントを撫でながら明良は言った。



オーシャン・メイデンの巨体は爆発により綺麗な半球体から歪に歪んだ2つの塊と化していた。

「どうしたよ大将?もう終わりかい?」

アサルトライフルのマガジンが弾丸が充填されたことを意味する輝きを放った。

「じゃあ今度は僕の番だね♪きゃはははははははは♪」

子供のような笑い声が蒼空に木霊する。

「そうこなきゃ面白くねぇ!!」

銀風神が再度オーシャン・メイデンにアサルトライフルの銃口を向ける。その先には完全な白球に姿を変え、やや浮き上がりながら1本の太い触手を地面の突き刺した銀風神がいた。

「銀風神!シュバルツ・ブレイカー、両機共に出撃準備!」

「もうできてる!!オールグリーン!」

「こっちも!オールグリーン!」

サイドモニターに映る長髪の女性には目もくれず、少年は答えた。女性の映るモニターとは逆側のサイドモニターに映る少女も同様に、メインモニターに目を走らせながら答える。

「OK!暴れようか!総員第一種戦闘配置!!慎と明良は出撃!」

全長30メートルはあろう白銀の巨人は女性の号令と同時に背の大型スラスタに点火する。

「F・B・Sスタンバイ!」

白銀の巨人。銀風神の大型スラスタから2対の刃状のプレートが伸び、それぞれがオレンジの光を帯びる。オレンジの光は連なった小型のスラスタらしく、銀風神の巨体を僅かに浮き上がらせた。

「C・C・Sチェック・・・グリーン!銀風神!出撃する!」

先ほどまでコンソールを操作していた慎は一息つくかの様にシートに寄りかかり目を閉じた。サイドモニターに映る少女も同様に、目を閉じる。刹那、銀風神とそのすぐ隣、同様に空中にいた一対の角を額の持った黒き巨人、シュバルツ・ブレイカーは真紅の光を胸部の紅い球体から放った。

「ッ・・・よし!総員2人の援護に集中!」

強い光に一同が思わず目を閉じ、開けた時には既に銀風神とシュバルツ・ブレイカーは格納庫から消えていた。



「銀風神、目標を確認しました」

「シュバルツ・ブレイカー、同じく」

銀風神とシュバルツ・ブレイカーは大型の都市のビルを触手で振り回していた巨大な半球体の白い物体の上空を飛行していた。C・C・Sによる超長距離瞬間転送。

「戦闘を許可する!最大戦力で必ず倒せ!」

「了解!」

「任せて♪」

コックピットの明良はまだ瞳を閉じ、何も操作していないのにも関わらずシュバルツ・ブレイカーの背がC・C・Sの真紅の光を放った。背に装備されていた大型のスラスタを他所に転送し、代わりにシュバルツ・ブレイカー同様漆黒の大剣と大剣の鞘にもなっているスラスタを装備する。

「いっくよ〜♪」

シュバルツ・ブレイカーが喋ったかの様に声が聞こえた。そして、再びシュバルツ・ブレイカーの背が輝き、右腰の辺りに構えた右手に大剣が転送される。左のマニュピュレーターも大剣の柄を握った瞬間、大剣と共に転送されてきたスラスタに点火、ビルを投げ捨てシュバルツ・ブレイカーに触手を向けた白い物体に突進するかのように急接近した。物体は体中のいたる所から体と同じ白色の触手を伸ばし、迎撃体制しようと攻撃してきた。

「目標座標および転送先座標固定。3、2、1、システム作動!」

触手が当たる直前シュバルツ・ブレイカーは紅い光に包まれた。

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