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ぼやぼやしていたら、もう師走の暦。
比較的暖かい日が続いたこともあってか、あとひと月もしないうちに新年を迎えるなんて信じられない。
今年は地震と原発事故で本当に酷い年だった。
私自身の身辺でも、昨年から今年にかけて、何かに祟られているのか?と思うほど、散々な年だった。
とこう書いていて、「祟る(たたる)」という字の由来がふと気になる。
まさか、あの崇徳天皇から来ているのだろうか?
崇徳天皇は、天皇の皇位争いに敗れ、島流しの憂き目に遭い、その地で憤死したと伝わる人である。
以来、長い間、祟り神として畏れられてきた。
ここのところ私は、金毘羅さんへご縁ができてよく足を運ぶのだが、
崇徳天皇は大物主命(おおものぬしのみこと)とともに金毘羅さんに祀られている。
海上安全の神として、「こんぴら船々追い手に帆かけてシュラシュシュシュ〜」と民謡があるが、
シュラはその音から修羅を連想させる。
そう、修羅場の修羅、阿修羅の修羅である。
まさか、海の神となった崇徳天皇の祟りで津波の大惨事や原発事故が起こったわけではあるまいが、
海や水による災いが続いた年であった。
地震直後に、知人から「今回の地震についてあなたは何を感じるか?」という質問のメールが来て、
(これは評論的なものではなく、私の第六感めいたものから感じるとるものという意味合いで)
しばらくはショックから立ち直れず、返事を書く心の余裕もなかったけれど、
敢えて今言わせてもらうならば、「長引くし、天地がひっくり返るぐらいのことが起きてしまう」ということだろう。
実際、原発事故は収束するどころか、事態は悪化の一途を辿っているようにしか思えないし、
被災地の復興も遅々として進まない。
もうただひたすらに「大変なことが起こった」という言葉に尽きる。
これは私の勘とか感じるものから言っているのでは無く、方角の問題からそう判断したのだ。
東京から見て、福島、宮城は北東方面(鬼門)にあたり、これを動かす(地震)ことによって、大変化が起こる。
偶然か、今年の北東には一白水星という、まさに「水」を意味する星が廻座している。
もしかしたら東京は、この先、首都でなくなってしまう可能性もなきにしもあらず・・・かもしれない。
どんな形でそうなっていくのかは、私には予測不可能だけれど、原発事故は引っかかるものがある。
原発反対!と今になっては誰しも声を大にして言えるが、
この事故が起きる前までは、原発反対などと言おうものなら、
ヤバい危険思想の持ち主と白眼視されたり、
原発は安全なのに何もわかっちゃいない馬鹿な奴とせせら哂われたりするような風潮があった。
私たちは、国や東電の利益のための安全神話に洗脳されていたのだ。
今では固く口を閉ざしているが、誰もが知っている有名人、著名人が原発に協力的な立場をとり、
そのプロパガンダに貢献していたのも事実で、
これは、戦時中に作家や作曲家といったような、民衆に大きな影響を及ぼすと思われる人々までもが、
戦意高揚に協力させられていたことと重なってくるような気がする。
結局、日本という国は戦前からその体質は何も変わっちゃいないのだ。
いや、もしかしたら戦前よりも悪くなっているのかもしれない。
戦後、軍の最高責任者はその責任を負うべく自決し、あるいは処刑されたが、
いまや、この原発事故に関しては、責任を負う者はいないといってもいいだろう。
東電も国もどこかで責任逃れをし、最後に行き着く先の責任の所在が曖昧に誤魔化されているように思えるし、
挙句、国民全体の責任に転嫁しようとしているようなずる賢さも見え隠れする。
あんたたちも原発には賛成だったんでしょ?と。
昔、あの忌野清志郎は原発反対ソングを歌った。
しかし、それを収録したアルバムは、東芝EMIからは発禁になり、ソニーから発売になったのだ。
20数年の時を経て、やはりあの曲は正しかったのだと思った。
今日はこんなシビアな話を書く予定じゃなかったのに、書き始めると何処へ行くのか、
自分で書いていてまったく読めないという。
困ったもんだ。
ドリカムの紅白辞退ニュースを読んでいて、私より5〜6歳は年下だと思っていた吉田美和さんは、
なんと年上だったということが判り、ショックを受けた。
いやーーー、もっと頑張らないといけないわ!わたし!
オバちゃんには、いつでもなれるからね。
吉田美和さんの、あの気持ち良さそうに歌う伸びやかな歌声がいい。
最近、人との関係で魂の繋がりを実感する出来事があり、
まあ、世でいうところの「ソウルメイト」っていうやつになるのか判らないけれど、
そういう人(ソウルメイト)って、多くを語らずとも、不思議と相手と気持ちが通じ合っているような気持ちになって、
本当に信じられない、説明のしようがない偶然の一致も起こるものなんだなあと。
つくづく人生のロマンを感じています。
生きていて良かったなあ・・・と思う時。
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