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私たちが築こうとしている家の木材について、もう少し述べたいと思います。
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樹木は一般に、春から夏は水分を吸って成長し、寒い冬はあまり水を吸いません。
ですから、夏は木質内に含まれる水分(含水率)が増え、逆に冬は少なくなります。
材木としては、樹木をできるだけ乾いた状態で伐りたいわけですから、
『樹木を伐採するのは冬が良い』ということになります。
これを“寒伐り(かんぎり)”と呼びます。
(残念ながら最近では、含水率が高くなる梅雨に木を伐採した挙句、
強制的に乾燥させるため高温の釜に入れられるケースもめずらしくありません。
しかしこのような木材は、木特有のいい香りがしなくなります。)
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さらに私は数年前に、“新月の木”というものを知りました。
http://www.shingetsuno-ki.jp/main-index.html
『下弦〜新月直前に伐採(新月期伐採)した“新月の木”は、カビ・腐食・害虫に強く、
割れ・狂いが生じにくい』というものです。
この概念は、オーストリアの営林署員であったエルヴィン・トーマ氏が
『木とつきあう智慧』(地湧社)で提唱しています。
以来ずっと私は、“新月の木”という少し神秘的な響きに憧れてきました。
我が家の柱・梁・床・天井となる杉・赤松の大部分は、冬の新月期に伐採された木で
まかなわれる予定です。
これは四季工房の野崎社長のご厚意に依ります。
http://www.sikikobo.jp/
(続く)
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さんちゃごさん、こんばんわ。木材にも色々あるのは知っていましたが、「新月の木」なるものがあるとは知りませんでした。
2007/2/2(金) 午後 7:31
最近、アレルギー対策で材質うんぬんの話しをよく聞きますね!それにしても、新月の木、凄いですね〜!
2007/2/2(金) 午後 9:48
冬に伐採、知りませんでした。確かに。同じようなことは毛皮もそうなんでしょうね。例えが悪くて恐縮ですが。
2007/2/3(土) 午後 3:06 [ 無知 ]
木造住宅。やわらかい温もり良いです。
2007/2/5(月) 午前 9:25 [ sige ]
azumairaさん、こんにちは。『新月の木』云々よりも、トレーサビリティがある(どこで、いつ伐採され、どのように乾燥されたかが追跡できる)ことがさらに重要です。産地や加工法に注意する点で、食物と同じですね。
2007/2/5(月) 午後 6:39
Letgoさん。奈良県吉野地方にも『闇夜に伐ったの木はもちが良い』という言い伝えがあるそうです。“闇夜”はすなわち、月の出ない(新月の)夜のこと。
2007/2/5(月) 午後 6:48
ジュリアンさん。林業の方々は、自然のリズムに合わせることを経験的に知っていたのですね。
2007/2/5(月) 午後 6:51
シゲさん、こんにちは。はい。やはり木の家です。
2007/2/5(月) 午後 6:52
住友林業など大手の木材サプライヤーには耳の痛い話ですね。国土の大部分を山林で占められている日本では、ミャンマーをはじめ東南アジアからチークなど、カナダをはじめアメリカ大陸からオークやメイプルなどを輸入しなくても十分やっていけるはずですが、いろいろな事情で外国産の木材が氾濫しています。そして、「新月の木」など、古来からの知恵が隠れてしまっています。住宅の中でも、あまり脚光を浴びることがない木材について、もっと知らないといけないことが多いのに気づかされました。
2007/2/6(火) 午前 5:23
laraさん、こんにちは。私の友人の中にも住友林業で家を建てた人がおります。そこで住友林業のモデルハウスも見学しました。しかし使用している床材は外国産の木材でした。どうも“看板(社名)に偽りあり”という印象をぬぐえませんでした。
2007/2/6(火) 午前 11:56
さすが、さんちゃごさん。自然の奥深さにあらためて驚きました。そのこだわりを実現させちゃうさんちゃごさんにもビックリです。ウチはた〜くさん妥協せざるをえませんでした。完成したら見せてくださいね。楽しみにしてます。
2007/2/9(金) 午後 10:43
mikotoさん、こんにちは。いやあ、勉強すればするほど奥が深い世界です。
2007/2/10(土) 午後 0:14
“新月の木”・・・具体的に教えていただきましてありがとうございます。ありがとう。月との自然との関係も深いように感じますね。満月の時に産卵をする動物や海の生物も多いとか聞きますね。何らかの理由があるのでしょうけれど。。。神秘的ですね!!
2007/2/11(日) 午後 10:14
roseさん、こんにちは。珊瑚の産卵などは大潮の満月に行われるそうですね。太陽だけでなく、月のリズムも感じとって生きているのですね。
2007/2/21(水) 午前 11:14