東北の田舎で内科医さんちゃごがたまに書く日記

悲観主義は気分によるもの、楽観主義は意志によるもの。楽観主義で参りましょう!

家について

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この本を是非、新築のみならず、一軒家やマンションの改築(リフォーム)を

考えていらっしゃる方にもお薦めします。

  『納得の間取り 日本人の知恵袋 /日本人らしい生活空間とは』

著者の吉田桂二氏は、日本を代表する建築家と申し上げて間違いありません。

直接お会いしたことはありませんが、尊敬しています。


  ※ ※ ※


この本は、奇抜な建物のデザインや斬新な間取りを紹介するものではありません。

住み易い家、いい間取りとはどのようなものかという問いに対して、

ごく基本的な考え方を教えてくれるものです。

この本を読むと、間取りを考えるということが、日本の風土や日本人の

生活スタイル全般を見直すことだと判ります。

建築設計とは、本当に奥が深いです。


  ※ ※ ※


このようにいうとたいへん難しそうですが、そんなことはありません。

むしろ、素人にも大変分かりやすい本です。

“布団とちゃぶ台”の話から始まり、“家具について”“椅子座と床座”

“引き戸の素晴らしさ”“ヴェルサイユ宮殿と王様の生活”

“土間の有用性”“廊下・階段・吹き抜けの作り方”……へと、

話は幅広く展開されます。


  ※ ※ ※


我が家の設計も、この本の考え方に沿ってなされました。

もちろん、直接吉田先生に設計を依頼したわけではありません。

(設計料がすごく高くなってしまうでしょう!)

しかし基本的な概念を守ることで、とてもいい間取りが実現したと思っています。

大工さんの技術力

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本日は、我が家の屋根を支える柱と梁(はり)の写真を紹介します。
(少し前の写真で恐縮ですが…)

柱の材料は杉、梁は松です。
真っ直ぐに成長する杉は柱に適し、粘りのある松は梁に適するとされています。
『適材適所』というやつですね。

これらの木々が縦横に組み合わさっている様子は、力強く、美しいです。


  ☆ ☆ ☆


山に生えていた頃の、ゆるやかに湾曲した幹をそのまま生かした『曲がり梁』。
多少の地震にも緩むことのない、深く複雑な仕口(しくち:木と木の接合部分)。

このような『木組みの技』は、大工さんの手仕事によってなされています。
コンピューターがどんなに発達しても、機械によるプレカットでは難しいところです。

大工さんの技術って、凄いですねえ。

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私たちが築こうとしている家の木材について、もう少し述べたいと思います。


  ☆ ☆ ☆


樹木は一般に、春から夏は水分を吸って成長し、寒い冬はあまり水を吸いません。
ですから、夏は木質内に含まれる水分(含水率)が増え、逆に冬は少なくなります。

材木としては、樹木をできるだけ乾いた状態で伐りたいわけですから、
『樹木を伐採するのは冬が良い』ということになります。

これを“寒伐り(かんぎり)”と呼びます。

(残念ながら最近では、含水率が高くなる梅雨に木を伐採した挙句、
強制的に乾燥させるため高温の釜に入れられるケースもめずらしくありません。
しかしこのような木材は、木特有のいい香りがしなくなります。)


  ☆ ☆ ☆


さらに私は数年前に、“新月の木”というものを知りました。
http://www.shingetsuno-ki.jp/main-index.html

『下弦〜新月直前に伐採(新月期伐採)した“新月の木”は、カビ・腐食・害虫に強く、
割れ・狂いが生じにくい』というものです。
この概念は、オーストリアの営林署員であったエルヴィン・トーマ氏が
『木とつきあう智慧』(地湧社)で提唱しています。

以来ずっと私は、“新月の木”という少し神秘的な響きに憧れてきました。
我が家の柱・梁・床・天井となる杉・赤松の大部分は、冬の新月期に伐採された木で
まかなわれる予定です。

これは四季工房の野崎社長のご厚意に依ります。
http://www.sikikobo.jp/


(続く)

先日、「マイ・ホームを建てる」計画について少しだけ触れました。

家に対する女房のこだわりもかなりのものですが、
夫のこだわりはそれを凌駕するものと思われます。

家について、新しく書庫を作ってみました。


  ☆ ☆ ☆


まずは、家の素材(マテリア)について……です。

何と申しましても木の家でありたいと思います。
それも、日本国産の木の家です。

日本は、国土の実に67%が森林に覆われている、森林大国です。
しかし住宅建築用の木材では、自給率は30%程度に過ぎません。
(建築全体では、自給率はもっと低いようです。)

これは、戦後ずっと続いている「海外の安い木材を輸入しろ」という圧力によると
私は考えています。
そのため、国内の林業は相当衰退してしまいました。
(日本の食糧の自給率が異常に低いことと、同じ構図に見えます。)

戦後、日本の山には建築用の木がたくさん植林されました。
その戦後も60年が経ち、植林された木も50〜60年の樹齢を迎えています。

まさに今が切り頃。樹木の『旬』ともいえます。
山で出番を待っています。
これ以上放置すれば、むしろ山は荒れてしまいます。

多少割高になっても、日本の木を使う。
そして、新しく木の苗を植える。

それが、日本の山林を健康に保つために必要だと思います。

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