“ポニョ”構想の地 架橋計画を撤回
6月25日 18時52分
歴史的な港の景観で知られる広島県福山市の「鞆の浦」の一部を埋め立てて橋を架ける計画について、広島県の湯崎知事はこれまでの計画を撤回し、景観を保護するためトンネルを掘って橋に代わる道路を整備する方針を25日、福山市側に正式に伝えました。
鞆の浦は、映画監督の宮崎駿さんが、アニメ「崖の上のポニョ」の構想を練ったことでも知られる瀬戸内海の景勝地です。
広島県と福山市は、瀬戸内海に面する景勝地、広島県福山市の鞆の浦に、交通混雑の緩和などのため、一部を埋め立てて橋を架ける計画を29年前に打ち出しましたが、反対派の住民が起こした裁判で、広島地方裁判所が3年前、景観保護を理由に県に埋め立ての中止を命じました。
このため、広島県の湯崎知事は、これまでの計画を推進するかどうか、地元の福山市との間で協議を続けていました。
これについて、湯崎知事は25日、福山市の羽田市長と会談し、「架橋計画では鞆の浦の景観を改変してしまうことになる」と述べ、これまでの計画を撤回し、景観を保護するため、トンネルを掘って橋に代わる道路を整備する方針を正式に伝えました。
さらに湯崎知事は、観光客や地元住民の利便性を向上させるため、大型の駐車場やフェリーふ頭などを新たに設けるほか、景観保護を目的とした基金を創設することも併せて提案しました。
これに対し、羽田市長は「提案は地元住民の意見をないがしろにするもので、容認できない」と述べましたが、その一方で「最終的な事業の権限は100%県側にある」とも述べ、事実上提案を容認する姿勢を示しました。
これを受けて、広島県は7月にも地元住民を対象にした説明会を開き、理解を求めることにしています。
景観を守れるに越したことはないと思うので、良いと思いますよ。
景観が壊れて、「おしい!鞆の浦」になっても面白くありませんからw
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