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生き残った人類へ
この手紙をもって、WHOとしての最後の仕事とする。 まず、WHOの実態を解明するために、国連にWHOの解体をお願いしたい。 以下に、エボラ出血熱対処についての愚見を述べる。 エボラ出血熱の根治を考える際、第一選択はあくまで強制的な隔離・封鎖であるという考えは今も変わらない。 しかしながら、現実にはWHO自身の場合がそうであるように、発見した時点で海外に飛び火や感染者拡大をきたした感染拡大事例がしばしば見受けられる。 その場合には、軍事力投入を含む全地球的対処が必要となるが、残念ながら、未だ満足のいく成果には至っていない。 これからのエボラ出血熱対処の飛躍は、後手後手の対処以外の対処法の発展にかかっている。 僕たちは、君たちがその一翼を担える数少ない生き残った人類であると信じている。 能力を持った者には、それを正しく行使する責務がある。 君たちにはエボラ出血熱対処の発展に挑んでもらいたい。 遠くない未来に、エボラ出血熱による死が、この世からなくなることを信じている。 ひいては、エボラ出血熱犠牲者の屍を病理解剖の後、君たちの研究材料の一石として役立てて欲しい。 屍は生ける師なり。 なお、人類の健康促進の第一線にある組織が早期対処できず、感染拡大阻止不能のパンデミックで死すことを、心より恥じる。 世界保健機関および各国保健当局 |
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2014年10月16日
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