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「天空は、地球を含んだ、巨大なサファイアである」・・・
実に壮大で、美しいイメージの言葉だと思いませんか。 サファイアは古代から空を象徴する石だっていわれてます。 青色のイメージが強い石だけど、暁の薄紅色から、夕焼けのオレンジまで、 いろんな色があるんですよ。
鉱物学的には、ルビーと同じ「コランダム」って鉱物なります。 不純物にクロムを1%程度含んだ赤色のがルビーで、 他の宝石質のコランダムはぜんぶサファイアって呼ばれます。
九月の誕生石としても有名な石ですよね。 ☆〜☆〜☆ 「サファイア」って名前は、ラテン語で「青」って意味の「サフェイロス」に由来してます。 和名は「青玉(せいぎょく)」っていうんですよ。 いろんな色があるっていうのに、どっちも「青色」の名がついているのは、 やっぱり世界中で、いちばん愛されてる色だからでしょうね。 サファイアの青色には、その色味によっていろんな名前がつけられてます。 最高の品質っていわれてるのは、「コーンフラワー・ブルー」って呼ばれるサファイア。 「矢車草の青」って意味で、ビロードのようなとろっとした質感の、ロマンティックなブルーなんです。 この色合いは、インドとパキスタンの国境にある、カシミール産特有のものだったんですが、 残念ながら枯渇しちゃって、展示物としてもめったに目にすることができないんですよ。 ミャンマーのモゴク地区で採れるのは、「ロイヤル・ブルー」って呼ばれてて、 透明度が高くって、深みのある色合いが特徴です。 でも、こちらも品質の良いのはほとんど採りつくされちゃったようです。 現在もっともよく流通してるのが、スリランカ産のサファイア。 最高級品は「カワセミのブルー」って呼ばれてて、ちょっと紫がかった淡い色合いが特徴です。 カンボジアとタイの国境付近のパイリンでは、 濃く鮮やかな「ソフト・ブルー」って呼ばれるのが採掘されてます。
オーストラリア産のサファイアは、黒みの強い青色が特徴で「インク・ブルー」って呼ばれてます。 一般的には価値が低いってされてるけど、夜空を思わせる独特の色で魅力的なんですよ。 ☆〜☆〜☆ 空には、限られた季節の、一定の時間帯でしか見られない、特有の色合いが存在してます。 それはサファイアも一緒で、ルビーじゃなくて、オレンジでもピンクでもない、 そのちょうどあいだくらいの色のを、「パパラチア・サファイア」っていいます。 「パパラチア」は「蓮の花」って意味です。 その独特の美しい色は、「サファイアの王」って呼ばれてて、 極めて産出が少ないのもあって、「幻の石」ともいわれてたんです。 もともとはスリランカで極少量採れるだけだったんですが、最近はマダカスカル産のも出てきてます。 でも、その多くは人工的な加工による着色っていわれてて、天然のパパラチアはやっぱり貴重です。 高額をつけられた模造品が横行してるので、購入のさいには十分な注意してくださいね。 ☆〜☆〜☆ 美しい宝石には、産地の名前がセットになった伝説がつきものなんです。 世界の四大宝石を例にあげると・・・ ゴルコンダ産のダイアモンド、モゴク産のルビー、ムソー産のエメラルド、 そしてサファイアっていえば、やっぱり「カシミール」。
モゴクやムソーでは、現在でも豊かな鉱脈を保ってます。 ゴルコンダのダイアモンドは枯渇しちゃいましたが、 王室や博物館の展示品としては目にする機会も多いはず。
でも、カシミールのサファイアは、市場に出ないだけじゃなく、 展示品としても滅多に見らないもので、「コーンフラワー・ブルー」の名前だけが残ってます。 カシミールで伝説のサファイアが本格的に採掘されてたのは、 19世紀後半から20世紀初頭にかけての、わずか30年ほど。
それも権力者によって独占されたまま、とっても残念なことに、 まったくっていいくらい目にする機会がありません。
☆〜☆〜☆ サファイアの石言葉は、「真理」「誠実」「貞操」。 その深みのある青色は、揺るぎない心の象徴だっていわれてて、 永遠の愛を誓う結婚指輪としても好まれてるんです。 青色の石は知性をつかさどるっていわれてます。 その代表格のサファイアは、永遠の真理を追究する、学問の石ともいわれてます。 特に理数系の学者に好まれてて、コンピュータのプログラムの名前なんかにも、 サファイアや青色に由来するのが多いんですよ。 その硬質な青色って、まだまだたくさんの謎を秘めた、母なる地球を象徴する色でもあるんです。 ☆〜☆〜☆ 特殊なカットをして光を当てたら、六条の閃光を示すのは「スター・サファイア」って呼ばれてて、 とっても希少価値の高いものなんです。 四条の光を示すのは、「クロス・サファイア」っていいます。 これも一緒で、めったに見られない希少石なんです。 こんな光の特殊効果を、「スター効果」って呼びます。 そのみなもとは、「ルチル」って鉱物にあります。 晶系にそって、針状にルチルが並ぶことで、星のきらめきみたいな鋭い閃光が生まれるんです。 ルチルは和名は「金紅石(きんこうせき)」っていって、 これを含んだクリスタルは皆さまご存知の「ルチルクォーツ(針入り水晶)」。 コレクターにとっても人気がある石です。 ☆〜☆〜☆ 全体的な健康運をあげてくれるっていわれるサファイア。 強い鎮痛、消炎、解熱の効果があるから、風邪をひきやすい季節にはおすすめ。 喉の腫れや皮膚炎なんかにも効果的なんですよ。 あと、虫さされや、軽い日焼けにもよく効くっていわれてます。 心身ともに落ち着いた状態を保つから、血圧が高めのかたにはおすすめなんですが、 低血圧気味なかたは、ブルー・サファイアを単体で持つと、元気を失ってしまっていわれてます。 ピンクや黄色のファンシーカラー・サファイアもあわせて持つのをおすすめします。 ☆〜☆〜☆ 集中力を高めて、大きなチャンスの兆しや、 運命の出会いをかぎわける直感をあたえるっていわれるサファイア。 自然と心が浄化されて、邪心や欲を取っ払うから、素直で美しい気質を作るっていわれてます。 あと、知性をつかさどる石なんで、いろんな情報を収集して、分析力と判断力も養われます。 特に数学に関わる能力が向上して、常に理性的な判断をくだせるようになるっていわれてます。 迷いをしりぞけて、一途な思いを応援して、信じた道をまっすぐに歩ませてくれる石ですよ。 ☆〜☆〜☆ 硬度が高ってく、丈夫な石なんで、どんな浄化方法でも特に問題はありません。 力強いパワーを求めるときは、やっぱり太陽光による浄化がおすすめ。 きれいに晴れ渡った午前中の太陽の光が効果的なんですよ。 ものごとを円滑に進めたいときは、流水による浄化がおすすめ。 きれいな水で洗い清められたサファイアの美しさって、格別な輝きがありますよ。 いろんなパワーを使って、輝きが落ちてきたときは、クリスタルや塩の力を借りてください。 そんなに頻繁にする必要はないけど、その都度ていねいな浄化を心がけてくださいね。 ☆〜☆〜☆ ミャンマーのモゴク地方は、「ピジョン・ブラッド・ルビー」があんまりにも有名だから、 ちょっと影の薄い存在になっちゃってるけど、サファイアもとっても美しいのを産出してます。 カシミール鉱山が枯渇しちゃった現在では、モゴク産のが最高の品質だっていわれてます。 20世紀の後半から、アメリカのモンタナ州も注目を集めだしてます。 それまでは黒みの強いオーストラリア産のが主流だったんですが、 小粒ながらも、とっても爽やかな色合いのブルーが新鮮な輝きとして受け入れられてきました。 でも、そのほとんどが天然では無色に近いものなんです。 加熱処理をして、青みが引き出されるんだけど、 その技術がとっても優れてることと、手ごろな価格から、一躍人気者になっちゃいました。 ☆〜☆〜☆ |

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