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「ロンドン・ブルー」、「スイス・ブルー」、「スカイ・ブルー」なんかの名前で売られてる、
素晴らしくエレガントなブルートパーズ。
でも残念なことに、ほとんどのが放射線の照射と加熱処理によって作られた人工着色なんです。
ごく稀に、天然のブルートパーズも採掘されてるんですが、
淡い色合いのものが多くって、カットをするとさらに色が薄くなっちゃうんで、
ジュエリーとしては、あんまり人気がないんですよね。
最上級のアクアマリンと見間違うほどの人工着色のブルートパーズが市場に出始めたのは、
70年代に入ってからなんで、比較的最近のことなんです。
このエレガントな魅力いっぱいのブルーの色は、世界中の女性たちを虜にしちゃったんですよね。
その魅惑的な色合いに比べて、びっくりするくらい値段が安いことと、
「人工着色」っていう響きから、模造品って誤解を受けることも多いブルートパーズなんですが、
正規の店で売られてるのは、加工はされてても、天然のトパーズですのでご安心を。
トパーズは熱や光を照射することで、いろんな色合いが引き出されることでよく知られてます。
ブルートパーズは、放射線などの高エネルギー線を照射して、さらに加熱するに生まれます。
まさしく、自然の力と、人間の叡智が生み出した結晶ってことですね。
ブルートパーズは、照射処理の違いによって、さまざまな色があって、
それぞれに魅惑的な名前がつけられてます。
この名前は、アメリカの化粧品会社レブロンの、
アイシャドー・パレットの色名にちなんでるんですよ。
「スカイ・ブルー」って呼ばれるのは、淡く優しい青色が特徴。一番多いかな。
「ロンドン・ブルー」は、少しかげりのある、落ち着いた色合いが特徴。
大人の女性のエレガンスを感じさせる石ですね。
「スイス・ブルー」はその中間的な色合いで、誰にでも馴染みやすくて、クセのない色合い。
最近になって急速に人気が高まってるのが、明るく澄んだ色が特徴の「スーパー・ブルー」。
この色を引き出すのは、とっても高度な技術が必要みたいです。
「オーシャン・グリーン」って呼ばれるのは、海を彷彿とさせる、緑みを帯びたトパーズ。
90年代後半に登場して話題を呼んだんです。
天然のトパーズでも、緑色のはありますが、ブルートパーズと同様で、
色が淡い上にとっても希少な石だから、この技術は絶賛を持って迎えられました。・・・が、
残念ながら、安定性が低くって、変色しやすい欠点を持ってます。
これからの技術の向上に期待がかかってるんです。
その他にも、「アメリカン・ブルー」、「ベイビー・ブルー」などなど、
色味や濃さによって、いろんなブルートパーズがあリます。
天然トパーズの赤色系の、ピンク、オレンジ、褐色、シェリー酒色、紫なんかは、
不純物のクロムによる発色であることが判明してます。
でもその他の、青、黄色、緑なんかの色は、どんな原因で引き出されてるのか、はっきりしてません。
たぶん、なんかの原因によって、結晶の構造がゆがんだからだろうって考えられてます。
トパーズは、高エネルギー線の照射や加熱、光によって、劇的に色を変化させいきます。
そのうち、もっとも安定性が高いのがブルートパーズで、美しいだけじゃなく、
いちばん作りやすい色だともいえるんです。
かつて、ブラジル産の黄色のトパーズをシェリー酒色に変化させて、
とっても高値で売られたあとに、あっという間に色が変わってしまった
っていう大事件があったのですが、今じゃ技術が向上してるから、そんな心配はいらないようです。
でも、念のために長時間光に当てない工夫は必要かも。
宝石の宝庫として知られる、ブラジルのミナス・ジェライス州南部に、
「オウロ・プレト」って街があります。
オウロ・プレトは、17世紀末に膨大な規模の金鉱脈が発見されて、とっても話題を呼んで、
18世紀初頭には、ニューヨークの二倍の人口を持つほどの大都市へと変貌したんです。
さらに、1735年には、まばゆいばかりの金色や、オレンジ、ピンクなどなど、
素晴らしいトパーズの鉱脈が見つかったんです。
この発見で、一躍有名になったオウロ・プレトには、壮麗な宮殿や聖堂が次々と建てられて、
その美しい景観は世界遺産にも登録されてるんですよ。
オウロ・プレトで採掘される極上のトパーズは、
「インペリアル・トパーズ」って特別な名前で呼ばれてて、
現在においても、世界を代表するトパーズの産地として君臨してます。
インペリアル・トパーズは、元々ここで採れる、黄金色のトパーズにつけられた名前だったんですが、
今じゃ、この地独特のシェリー酒色のを呼ぶのが一般的で、
金色のは「プレシアス・トパーズ」って呼ばれてます。
1976年に、オウロ・プレトと同じ、ミナス・ジェライス州にある、
シャンダ鉱山のクリスタルの晶洞から、濃くてとっても大きな、
奇跡のようなブルートパーズの結晶群が発見されました。
一般に、天然のブルートパーズはとっても色が淡くって、
ジュエリーカットをすると、ほとんど無色になってしまうんです。
でも、シャンダ鉱山のブルートパーズは違ってたんです。
ミステリアスな濃い青色をしてる上に、結晶が巨大だから、さらに濃い色に見えるんです。
でも、とっても残念ですが、アマチュアの採掘家たちが殺到して事故が相次いだから、
多くの貴重な結晶が破損してしまったんですよね。
残されたわずかな結晶は、コレクターや博物館の手で大切に保管されてて、
各地でその美しい姿を見ることができます。
ここで見つかった、希少な結晶群の色は、どんな理由で生まれたのか、まだわかってません。
トパーズの石言葉は、「誠実」です。
古来より、世界中で勇気、知性、希望、富の象徴だっていわれ、大切にあがめられてました。
そのトパーズが青く色づいたブルートパーズは、エレガントな知性と平和を象徴する石。
やや男性的なパワーを持つ、黄色や赤のトパーズに比べると、
上品でやわらかな淑女のイメージがありますよね。
青色の石は、全般的に頭脳に作用するっていわれてます。
真実を見極める、冷静な観察眼と、それを読み解く鋭い知性を与えてくれる石だっていわれてます。
とっても癒しの効果も高い石で、争いや嫉妬、不安、恐れ、ストレスなどなど、
あらゆるネガティブなパワーを退けて、平穏な心を与えてくれます。
熱や炎症を抑える効果もありますんで、風邪や怪我などの治癒を早めるともいわれてます。
美容にもとっても効果的で、全身の新陳代謝をうながして、皮膚の再生力を高めてくれるんで、
ダイエットやアンチエイジング効果も期待できちゃいそうです。
あと、女性らしい細やかさと品位を与えてくれるんで、異性へのアピールも高まるはずですよ。
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