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「健康をもたらす石」として、近年急速に人気の高まってきたトルマリン。
加熱すると静電気を発する、ちょっと特異な性格の石なんですよ。
トルマリンの名前は、スリランカの公用語のシンハラ語の単語に由来するっていわれてます。
が、・・・その意味には諸説があって、明確にはわかってないんです。
有名な説としては、・・・
・静電気を帯びる性質から「引き寄せる」っていう意味。フムフム
・多彩なバリエーションを見せることから「混ざり合う」っていう意味。アリエソウ
・ケイ酸塩鉱物の一種の「ジルコン」の意味だったけど、間違って使われ定着した。ソンナンデイイノ!
などなどがあります。
和名は「電気石(でんきせき)」っていいます。イロケモクソモナイ
10月の誕生石でも知られてますよね。
「トルマリン」って名前は、単体の鉱物を指すものじゃなくって、
11種類のユニークな特色を持つ鉱物グループの総称なんですよ。
もっとも多く産出するのが、「ショール」や
「ブラックトルマリン」「鉄電気石」って呼ばれる黒色のもの。
鉄分を多く含んでて、美しいガラス光沢なんで、アクセサリーにも多く使用されてます。
一般的に、宝石として出回ってるトルマリンの多くは、
「エルバイト(リチア電気石)」って呼ばれるグループ。
ひとつの鉱石グループとしては、最多のカラーバリエーションを持ってて、
単体の結晶の中に、二色以上の色合いを持つことも珍しくないんですよ。
紅茶の産地として有名な、スリランカのウヴァ地方で産出する、
「ウヴァイト(灰電気石)」は、独特の暗い色味が特徴です。
その色から、ジュエリーとして加工されることはあんまりないんですが、
渋好みのコレクターには、とっても人気のある石なんですよ。
で、これらは成分の違いによる分類なんですが、色別に分けられることもあるんです。
トルマリンはいろんな成分が複雑に混ざり合ったケイ酸塩鉱物の1グループ。
トルマリンを示す成分組成の化学式は、
「美しい鉱物の成分表っていうより、医者の処方箋のよう」っていわれるほど複雑なんです。
しかも周囲の環境に応じて、いろんな変容を見せてくれます。
1つの結晶に2つの色が混ざってるのは、「パートカラー」って呼ばれてます。
3つの色が混ざってるのは、「パーティーカラー」っていいます。
すべての色がきれいに見えるように、スライスして売られているのが一般的なんです。
中心が赤、外側が緑色のものは、スイカそっくりの色合いから、
「ウォーターメロントルマリン」って呼ばれてて、
数あるパートカラー・トルマリンの中でも、一番の人気ものです。
ウォーターメロントルマリンは、明日もっとくわしくご紹介しますね^^
電気的な性格を持ったトルマリンは、
「大自然のエネルギーを帯びた石」だっていわれてて、
古くから世界各地で病気の治療に用いられてきたんです。
ネイティブ・アメリカンたちは、「聖なるひらめきを与える石」として、
神聖な儀式に使用してたって伝えられてます。
トルマリンの発する静電気は、内分泌系に直接作用して、身体の活性化をはかるっていわれてます。
多彩な色合いの美しさはもちろん、この特異な性格がトルマリン人気に拍車をかけたんでしょうね。
1989年にブラジルのパライバ州から、
目の覚めるような鮮やかなネオンブルーのトルマリンが採掘されて、
宝石業界全体を揺り動かす、一大センセーショナルを巻き起こしたんです。
海と空の色を混ぜ合わせたような青緑の色と、独特の採光。
それはトルマリンだけじゃなく、他のペグマタイト産の鉱物の中でも、
一度も報告されたことのなかった、銅イオンによる発色であるってことがわかりました。
でも、残念なことに、パライバトルマリンの鉱脈は貧弱で、
数年後には、鉱脈が尽きたっていうニュースが流れて、
トルマリンとしては異例の、ダイヤモンドにも匹敵するほどの高値がつけられたんですが、
その後の調査で、ナイジェリアにも同じ型の鉱脈が見つかったんです。
今後も新たな鉱脈が見つかる可能性はあるんですが、
残念ながら、パライバ産に匹敵するほどのネオンブルーの光彩を放つ鉱脈は、まだ見つかってません。
パライバトルマリンは、現在においてもなお「幻の宝石」ってことなのです。
古代エジプトには、トルマリンにまつわるとってもユニークな言い伝えが残ってるんですよ。
彼らは、トルマリンを地球の中心部から、太陽まで、
虹の架け橋を渡って旅をしてきた石だって考えてました。
トルマリン特有の多彩なカラーバリエーションは、この旅の途中で虹から渡された色だってことです。
虹から渡されたものは、色だけじゃありません。
豊かな天上界の知恵や、宇宙からのメッセージ、いろんなインスピレーションなどを授けられた、
「聖なる石」だって信じられていたんです。
18世紀の初め頃に、東インドからヨーロッパに、
初めてトルマリンをもってきたオランダの船乗りたちは、
この石を「アッシュ・リムーバー」すなわち、「灰を除去する石」って呼んでました。
加熱や摩擦で帯びる静電気が、パイプの詰まりを取るのに非常に都合が良かったからなんです。
トルマリンにこんな電気的な性格があることを発見したのも、船乗りたちだっていわれてます。
その美しい色合いだけじゃなく、特異な性格、豊富な成分バリエーションから、
科学者たちからも注目を集めている石なんですよ。
トルマリンの発する静電気は、精神と肉体の調和を保ち、
安定した状態を維持するっていわれてます。
あと、トルマリンに多く含くまれるナトリウム、マグネシウム、アルミニウムなどの成分は、
金属をイオン化する特性が強いから、人体にも有益な効果をがあるっていわれてて、
ストレスを解消して、有害物質から身体を守ってくれるともいわれてます。
パソコンや携帯電話を頻繁に使用するかたには、特におすすめの石なんですよ。
集中力や理解力を高める効果もあるっていわれてます。
きっと、今の時代を生きる私たちには、必要な石なんでしょうね^^
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(7枚目の写真のブレスレットは、近々3,500円で販売予定のものです^^)
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