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レピドライトは、和名は「きらら」って呼ばれる、雲母(うんも)の一種。
鉱物学上の名前は、「リチア雲母」っていいます。
リチウムを含んでて、ライラックピンクにきらきら輝く姿は、息を呑むほどの美しさ。
「レピドライト」って名前は、ギリシア語で「鱗(うろこ)」って意味に由来してます。
鱗片状の集合体で採掘されることが多いから、こんな名前がつけられたそうです。
和名も、「鱗雲母(りんうんも)」とそのまんま。
その色から、「紅雲母(べにうんも)」って呼ばれることもあるんですよ。
「雲母」っていえば、理科の教室で延々と薄いかけらをはがしたことを思い出す人も多いのでは。
まるで紙みたいにめくれる雲母の面白さは、子供心をつかんで離しません。
含まれる成分で色が変わって、白雲母・黒雲母・金雲母などなど細かくわけられます。
雲母自体はどこにでもある、ありりふれた鉱物なんですが、
リチウムを含んで赤く色づいたレピドライトは、リチウムペグマタイトっていう、
とっても特殊な条件のもとでしか生成されないんです。
レピドライトが生成されるリチウムペグマタイトは、
日本では岩手県の崎浜、茨城県の妙見山、三重県の宮妻峡、福岡県の長垂山などなど、
ごく限られた場所にしか存在しないんです。
しかも、たいへん残念なことに、その多くが既に鉱脈が尽きてて、
現在では福岡県の長垂山でわずかばかり採れるだけです。
雲母は結晶の軸に沿って一定の方向に割れやすい「劈開(へきかい)性」の鉱物だけど、
レピドライトは雲母の中では比較的割れにくくて、加工がしやすい石なんです。
色の美しさもあって、彫刻の材料としても人気があるんですよ。
世界屈指の宝石の宝庫のブラジルのミナス・ジェライス州の広大なペグマタイト鉱床からは、
いろんな希少で美しい宝石が採掘されてるけど、
レピドライトも、この地独特の美しさをまとって生まれます。
上品で深みのある、はかない薄紅色は、はらはらとこぼれ落ちる桜の花びらを思い出させ、
とくに日本人には郷愁をそそる色合いですよね。
結晶の形もユニークなのが多くって、人工的なカットをするよりも、
掘り出した原石のままの姿を楽しみたい石でもあります。
きらきらと輝くパステルピンクのレピドライトは、
世界各地で工芸品の材料として、熱烈な支持を集めてきました。
特に、18世紀ごろに作られた、小鉢、平皿、カップなどの食器類や、
灰皿、文鎮、彫刻は絶大な人気で、各地で飛ぶように売れたそうです。
日用品として愛されたのは、姿の美しさはもちろんですが、
品の良い手触りとたたずまいも関連しているみたいです。
「パステルピンク」は女性に好まれる色だけど、
子供っぽい個性むきだしの色じゃないので、落ち着いたインテリアにもよく調和しますよ。
雲母特有な真珠光沢のきらめきと、明るいピンクの色彩は、
あたかも夢の理想郷のようなたたずまいで、私たちを幻想的な世界へと導いてくれます。
でも、レピドライトのパワーは、単なる夢想をうながすだけじゃなくって、
現実との調和をはかりながら、理想的な未来を呼び寄せてくれるっていわれてます。
レピドライトが「恋愛の石」として名高いのは、こうしたパワーを宿しているから。
夢に見た理想の恋人との出会いを導くっていわれてます。
夢はあきらめないことがたいせつです。
はかなさの中に、一本芯の通った、凛としたきらめきを持つ石。
色合いは淡いけれど、けっして軽々しくなく、上品な落ち着きを持ってます。
レピドライトは、持ち主のハートに宿って、優しく繊細な愛情をもたらすっていわれてます。
こまやかな「気づき」は多くの人に安心と調和を与えて、やわらかな彩りを添えてくれるんです。
あと、美的センスが向上するともいわれてて、特に色彩感覚に優れた効果を見せてくれます。
ファッションやグラフィックなどのデザインをされるかたには、とってもおすすめの石です。
また、全身のバランスを整えてくれる石でもあります。
貧血、冷え性、虚弱体質にお悩みのかたにおすすめ。
子宮や生殖器の不調を改善する効果があるっていわれてます。
月経痛、月経不順、不妊症など、女性特有のお悩みに効果が期待できます。
リラックスをして、下腹部に当てて、ヨガや瞑想と組み合わせると良いですよ。
神経が高ぶって眠れない、一日の疲れが取れない、なんてときは、
眠る前にそっと握って、深呼吸をしてみてください。
すうーっと楽な心持ちで、安眠にすることができるはず。
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