菜食主義の犬たち―門脈シャント・肝性脳症の愛犬の記録

門脈体循環シャント/特発性肝繊維症/炎症性腸疾患の愛犬たちの闘病記など。最近は保護犬猫の話題が増えてます。

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午後の診療時間になって、担当からの電話。近くのデパートで待機していた私はすぐに病院へ。
エコーでの診断、内視鏡での内部の観察の結果、開腹することになって、異常が判明。

IBD(Inflammatory Bowel Disease)、線維化や潰瘍を伴う肉芽腫性腸炎、および慢性膵炎。膵臓は硬化し、白血球数の増加はこれが原因と考えられる。腸壁には素人目にもはっきりとわかる、にきびのような肉芽腫。結果として、外科的に対処できることは何もなかった。

何が起きているのかは、はっきりとわかった。そのお陰で治療方針も確定した。だけど、決定的な治療法はない難病だ。人間で言えば、クローン病で、特定疾患(難病)指定の原因不明の病気。対症療法で・・・と思っても、全てが手探りだ。まるで、タクが門脈シャントとわかった時のように。

ここまで衰弱してしまったディージェイを、更に苦しめるだけの結果になってしまったかもしれない。点滴で栄養補給して、ある程度よくなったところで食べられそうなものを少しずつ試す。体に合わないものは嘔吐の原因になり、脱水を引き起こすのはこれまで繰り返された経過の通り。そして開腹後の彼女にとって、吐くことそのものが、通常の苦しみにくわえて傷口の非常な痛みまで引き起こす。

万が一、対処できない悪性腫瘍などがあった場合、安楽死を選択する旨を伝えてあったのだが、IBDの場合、なんと考えるべきなのだろう。食べられないものが嘔吐の原因になって、徐々に衰弱が加速する。薄氷を踏むような時間の連続になるだろう。ほんの少しでも悪い方に傾いたら、痛みと吐く苦しみは加速し、食べる楽しみさえない日々で残りの命を終えることになるのだ。これが彼女にとって幸せなのだろうか。

ともあれ、明日か明後日には「帰宅して自分の家で寛ぐ安らぎ」だけは与えることができる。その先は・・・1日1日を丁寧に見守るしかない。


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2008/9/19(金) 午前 0:25 [ CI ] 返信する

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