菜食主義の犬たち―門脈シャント・肝性脳症の愛犬の記録

門脈体循環シャント/特発性肝繊維症/炎症性腸疾患の愛犬たちの闘病記など。最近は保護犬猫の話題が増えてます。

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炎症性腸疾患/慢性膵炎のカーディガン、ディージェイの記録。

 本日16時、ディージェイの心臓は止まりました。少し前に体位を変えたとき、とてもほっとした感じで丸まっていたので、そのまま自分はトイレに行ったのですが、戻ってみるともう鼓動が止まっていました。

 あの時の「ああ、この方が体がラク」という彼女からのイメージを受け取ったように思ったのは、彼女の最後のメッセージだったのでしょう。苦しいことも、私を悲しませることも、これでおわる、と。


 深夜3時、大量の下血があり、朝にはほとんど表情もなく横たわっていました。それでも、様子を見に行くと目を動かしていたので、うつらうつらとしながらも意識はあったのだと思います。


 とにもかくにも、自分の力のある限り生きぬいた彼女に、心から感謝してお別れしようと思います。




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葛藤の中で

炎症性腸疾患/慢性膵炎のカーディガン、ディージェイの記録。

 z/dでもだめだった。

 量を極端に減らしても、数粒分を口にしただけで数時間後には水様血便。水さえ飲めないほど力がなくなっている。何か食べれば、数時間後の血便を覚悟しなくてはならず、食べ物の匂いに反応する様子を見て、わずかな残り時間であれば「食べる楽しみ」だけでも残してあげたくなる。

 どちらが彼女にとって嬉しいのだろう。何か味わうこと。飢えを我慢して、食べることで起こる苦しみを回避すること。「あとで苦しくなってもいいから、食べたい」というなら、彼女の好きなものを一口ずつでも味あわせたい。「苦しくなるなら、もういい」というなら、そのまま見守る。

 恐ろしい病気だと思う。食べることができない。つまり、自然の状態では餓死を待つだけなのだ。獣医学が進歩しても、栄養分だけを点滴で補給しながら生かしておくことは、倫理上というだけでなく、経済的な意味でも、勧められないだろうと思う。飼い主の希望が強ければ、気休めにしか過ぎなくても点滴を続けていくこともあるのだろうが。

 もちろん、アレルギー疾患の一種ということであれば、アレルゲンの種類によって、ここまでひどいことにはならないのだから、IBD(炎症性腸疾患)との診断を受けても、すぐに諦めることはないと思う。アレルゲンが特定できさえすれば、それを避けた食餌で普通に過ごせるはずだ。
 しかし、ディージェイの場合は、そこに至る前に体力が尽きた。複数の物質に反応していることも考えられる。信じられないほどやせ細り、血の気が全くない白い舌を見ると、体を支えて水を飲ませたり、床ずれができないように体の向きを変えることが、余計なお節介に思われているのではないかと気になる。

 昨年9月半ばの確定診断のための開腹から4ヶ月。あの時、安楽死を選ぶべきだったのだろうか。




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炎症性腸疾患/慢性膵炎のカーディガン、ディージェイの記録。

 z/dを火曜日夕方から、ほんの少量食べ始めたまでは良かったが、日付の変わった深夜、再び噴出るような水様の血便。やはり、食べたがっても、体には無理があったか。

 しかしながら、水様の血便の中に、細くて小さな通常便が混じっていた。これがz/dを食べた分だとすれば、血便の方はその前に食べて排出していなかったアレルゲンを含む食餌の影響かもしれないという気もする。だとしたら、z/dで正常便に戻る可能性が、少しでも残っていることになる。ステロイド服用時には、この食餌は下痢を引き起こし、使えないと判断したのだが、ステロイドの影響がない状態では、体の反応が違ってくるのかもしれない。引き続き、経過観察が必要。薬剤はガスポートのみ、処方食とともに投与。
 

 

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生きる手助け

炎症性腸疾患/慢性膵炎のカーディガン、ディージェイの記録。

 出血を伴うひどい下痢は、それでも月曜の朝でおさまった。そして1日中ほとんど何も口にしなかったディージェイだが、夕方になって、何か食べたそうに鼻をひくつかせているのに気付いた。

 前回の消化器サポート・低脂肪は使えない。アレルギーに対応するz/dを2粒ほど目の前に置くと、ためらうことなく口にした。1日の絶食後なので、ごく少量を何度かに分けて、ふやかしたものを夜から食べている。体力的には、もう立ち上がることもできないが、自分で食べたいと意思表示をする限りは手を貸そうと思う。
 
 生きようとしているなら、最低限の手助けはしていたい。意志を感じ取れる、注意深い観察ができればこその話だが。
 

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炎症性腸疾患/慢性膵炎のカーディガン、ディージェイの記録。

 土曜日、久しぶりに消化器サポート(低脂肪)を喜んで食べていたディージェイ、日曜早朝にあまり血便ぽくないが柔らかめの排便、少しずつ食べさせるように気をつけていたのだが、夜になって食べた後、少し吐いた。どうも、ぶり返してきているようだと思い、気をつけていたが、深夜になって水鉄砲のような鮮血の混じった便をした。寝たきりなので、様子の変化に気付いてシートで覆わなかったら絨毯に飛び散っているところだった。
 どうしようもないので、絶食。今朝、また少量の水様血便。完全に一番ひどい状態に戻っている。

 炎症性腸疾患がアレルギーの一種だとする説が有力視されているらしいが、その線で考えていくと、彼女にとってのアレルゲンは処方食に含まれているようだ。ヨーグルトとアミノ酸だけで過ごしていて下痢も嘔吐もなく、食欲さえ出てきていたのは、その2つにアレルギーの原因が含まれていなかったからではないだろうか。しかし、食欲のまま食べてしまった処方食に、その物質が入っていたために、一気に悪化したのだと思う。食事回数のせいではないようだ。

 もう、無理はさせたくない。見守るだけだ。



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