|
一気に読んでしまいました。というのが正直な感想。個人としては医療の知識なんてほとんど無いのですが、それでものめりこんで読めてしまうのは展開の面白さにくわえて強烈なキャラクターが搭乗していること、そして、緩急のバランスがいいので飽きないで最後まで連れて行ってくれたそんな感じがします。 先日本屋さんに行って平積みされているのをたまたま見つけたのがはじまり。黄色い表紙で目立っていたのも印象的だったのかもしれません。はじめは、妻が見つけてちょっと面白そうと言うことで購入しました。 買ってすぐのときはまだ読んでいた小説があったので、それを読み終わってから読もうと思っていたのでしばらくはそのまま。 やっとこのチーム・バチスタ…が読めると思って読み始めた瞬間その面白さにはまってしまいました。取り扱っている問題は決して軽いものではないのですが、今までの医療現場ものと明らかに違うのはそのコミカルさ。リアリティがある分そのコミカルな面とのギャップが面白いんですよね。著者の海堂尊さんは、現役の医師。 そういった目線だからこそ書きうる小説と言う機もします。病院という閉鎖された組織空間。それは日本の旧体質の塊のような存在。それが現在でもなお変わりないんですよね。そんな病院内を舞台にした物語。 あらすじ:東城大学医学部付属病院では、心臓移植の代替手術である「バチスタ手術」の専門チームを作り、 次々に成功を収めていた。ところが今、三例続けて術中死が発生している。 しかも次は、海外からのゲリラ少年兵士が患者ということもあり、マスコミの注目を集めている。 そこで内部調査の役目を押し付けられたのが、神経内科教室の万年講師で、 不定愁訴外来責任者・田口と、厚生労働省の変人役人・白鳥だった……。(HPより引用) これだけ聞くと、かなりシリアスな場面が多くまたちょっと難しそうな気がしますが、読み始めて抱いていた先入観は吹き飛んでしまいました。はじめに出てくる田口公平の語り口調。これが病院のヒエラルキーからすでに逸脱していることを匂わせています。病院と言うシステムに対する皮肉はもしかすると、著者自身が感じていることの代弁なのかも知れません。 そんな田口がとんでもない役を引き受けなくてならないところから、物語はじまります。このストーリーでの最大のキャラクターといえばもうひとり忘れてはならないのが、白鳥圭輔。厚生省の役人にしてその発言はすでに変人。しかし彼のロジックは的を射ているんですよね。ただデリカシーがゼロですが。 そんな彼ら以外にもさまざまな登場人物がその個性を発揮しています。その中で展開されていく事件とそれぞれの思惑。ミステリーといえばミステリーですが、どちらかというとやっぱりエンターテインメント作品と言うのが一番なんではとおもいます。それは、ミステリー的な要素が陰に回ってしまうほどに登場人物が立っている点もあるのかなと思います。 とまれ、この著者のファンになってしまったのは言うまでも無いです。ほかの作品も機会を見つけて買いにいこうと現在画策中です。 |
趣味
[ リスト ]




履歴から来ました。私も今その本読んでいるところです(>_<)読書しない私が、1日で結構読んでしまいました。最近は読む暇がなくて進んでませんが・・・
2007/8/17(金) 午後 2:40 [ ブウ ]
これ,私も読みたいなあ,と思いつつ,つい買わずにすませていたのですが,やっぱり読んでみようかな・・・・って気になりました。続編のようなものもあったのでは・・・・。
2007/8/18(土) 午前 1:13 [ しげよあゆみ ]
傑作ぉしました❤
2007/8/19(日) 午後 8:34
こんにちは(*^_^*) コミック医龍を読んでいた頃。。チームバチスタというタイトルに惹かれこの本読みました 出だしから面白くハマリました ただ最後の終わり方が少々あっけなかったかなと。。そんな記憶があります^^
2007/8/23(木) 午前 0:08