還暦スイマー望郷日記

30余年のニューヨーク、今浦島の心境を…

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アメリカは、ゴルフ大国である。
このイギリスで生まれたスポーツは、アメリカで大きく変化した。
ルールも、用具も、プレーヤーも。

「ライダーカップ」というゴルフのトーナメントがある。
アメリカとヨーロッパ連合軍の、2年に一度の対抗試合である。
アメリカから12人、ヨーロッパは色々な国から選手12人を寄せ集める。
このトーナメント、選手にギャラは払われない。
つまり名誉だけで戦う。

「ばかばかしいじゃないか。」
そう思う人がいても不思議はないが、何故か誰も言わない。
いや、一度タイガー.ウッズが、
「収益をチャリティにしては、どうか。」
と、言ったことが議論を呼んだが、それっきり。
皆、結構本気で戦っている、ようだ。

アメリカには、様々なゴルフがある。
丘陵、山岳、林間、河川、海岸沿いまで。
とてつもなくお金がかかるゴルフ場もあれば、たばこ銭程度でプレーできる処もある。
どんなにお金を積んでも、プレー出来ないコースも沢山ある。
所謂、プライベートコース。

「メンバーになれば良いんだろう?」
確かにメンバーになれば、問題無くプレー出来る。
だが、どうやってメンバーになるか?
「お金を払って、会員権を買えば?」
日本のような、売り買いの出来る会員権という制度は、アメリカには、多分無い。

ニューヨーク近郊には、世界でも名の通ったコースが幾つかある。
シネコックヒルは、幾度も全米オープンの会場になった、超名門コースだ。
今年の、全米オープンの会場、ウイングドフットも、ゴルファー垂涎のコース。
が、本当の超名門は、
「そういうトーナメントはお断り」
になっているらしい。

例えば、ニュージャージーのパインバレー。
ゴルフダイジェストの、「全米100の名コース」の、一位の座を守り続けている。
あのマスターズの会場、「オーガスタナショナル」は第二位。
どんなトーナメントにも、コースを貸さない。
数年前までは、女性にはプレーさせなかった。
今ではどうだか。

仮に、ここに有名なプライベートコースがあるとする。
全米のランキングでも、常に上位にいる。
ここのメンバーになるには、一体どうすればよいのか。
ゴルフ場に電話をかけて、聞いてみる、という手もある。
だが多分、それでは何の答えも、得られないだろう。
「メンバーはコミッティーが決めています。」
それが普通だ。

大抵の場合、メンバーになりたい人は、現メンバー幾人かの推薦を要求される。
つまり、最低一人のメンバーと知己でなくてはならない。
それだけでも、結構大変である。
そしてさらに、そのメンバーが、貴方の入会を他のメンバーに諮ってくれなくてはならない。
彼が、貴方の人物を保証するようなものだ。

それからが、もっと大変だ。
貴方の経歴、仕事、係累などが、コミッティーで審査される。
弁護士、大学教授、大企業の重役、などは有利な職業になる。
貴方の配偶者の職業だって、考慮の対象になる。
普通、こういうゴルフ場は夫婦でメンバーになるからだ。
レストランのオーナー、芸能人、スポーツ選手、などは敬遠され易い。
序でに言えば、日本の企業の重役は、あまり歓迎されない。
サラリーマンだと言うことは、広く知られている。

色々な審査が終って、どうにかメンバーになれることが決まった、とする。
先ず、入会金。
まあ、3,4万ドルくらい、だろう。
「なんだ、安いもんじゃあないか。」
なんて言わないで戴きたい。
これは一回きり、つまり戻っては来ない。

次に年会費。
これは様々だが、一流のゴルフクラブであれば、年1万5,6千ドルくらいか。
メンバーはグリーンフィーは要らないから、
「30回プレーすれば、一回5百ドルになるな。」
とか、
「5回しかプレーしなかったら、5千ドルになる。」
こう考えるような人は、最初から諦めた方が良い。
メンバーの年会費は、毎年異なる。
つまり、かかった費用をメンバーで頭割りするのが普通だ。

まだある。
ゴルフ場は、大抵レストランやバーを持っている。
メンバーが少なければ、経営は楽ではない。
まして、プレー出来ない冬場ともなれば、客も激減する。
で、メンバーは、月あたり最低幾らかの金額を、レストランやバーで遣うことを義務づけられている。
遣わなくても、おんなじ。
それでも足りない分は、年会費に廻される。

アメリカのプライベートクラブは、単なるゴルフ場ではない。
プレーしない人でも、ぶらっと寄ってビールを一杯引っ掛ける。
他のメンバーと雑談に興じる。
家族連れで、レストランでディナー。
プレーだけで、さっさと姿を消す日本人は、だからあまり評判は良くない。

メンバーとのお付き合いもある。
パーティに呼ばれるかも知れない。
貴方はタキシード着用、ワイフはドレス。
お返しも考えなくては、ね。

どうです、まだそういうコースのメンバーになりたいと思いますか?
パブリックのコースで気の合った仲間達とプレーし、飯は飯で何処か旨いところへ。
その方が、100倍気楽ではないだろうか。
そういう訳で、私は何処のメンバーにもなっていない。
望んでなれるか、なれないか、は別として。

ヤンキースは、昨年の殊勲者ショーン.シャコンに見切りをつけた、と言う。
一昨日は、1回3分の1で、6安打7失点。
防御率は、6.71.
はっきり言えば、出れば打たれる、という状態。
本人も、ある程度の覚悟は出来ているようだ。
解雇か、トレードか。
アーロン.スモールと二人、昨年の「奇蹟の二人」が消えることになる。

それにしても、投手陣は頼りない。
唯一まともなのは、マイク.ムッシーナ一人。
大黒柱のはずのランディ.ジョンソンは、勝ち星こそ9あるが、防御率は5.25.
三流ピッチャーでしかない。
王建民も、8勝4敗、数字的にはまあまあだが、4.21の防御率は物足りない。
打線に助けられている、というところか。
7月31日までに、強力な投手を獲得できるかどうか、が全てだろう。


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