還暦スイマー望郷日記

30余年のニューヨーク、今浦島の心境を…

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日本語、そして松井

通信の分野の技術革新は、ITの進歩とも相俟って、めざましい。
今、私はニューヨークで殆ど同タイムでNHKのニュースを見ることが出来る。
その他の番組も中には2,3週遅れているものもあるが大体見られる。
まあ、編成の都合もあるだろうが、朝早くから若者向けの音楽番組や、子供のアニメ番組が放映されているという不満(あくまで私の)はあるが、概ね日本の動向を知るに不足は無い。
で、何が言いたいのかというと最近の日本人の話し言葉によく聞かれる、
「〜かなと思う云々。」
というフレーズである。

「〜かな。」
と言う場合、これは
「余り自信は無いが、どうもそう思える。」
といった意味と私は思って来たが、今はそうではないらしい。
下は小中学生から上は国務大臣に至るまで
「〜かな。」
の連発である。
「まあ、相手国に理解して貰えれば良いのかな、と思うのですが。」
これは外務大臣の発言だが、意味としては、
「相手国に理解して貰いたいと思います。」
もっと簡単に言えば、
「理解して欲しい。」
だろう。
では何故そう言わないのか、それが何とも不思議な気がする。

「良いんじゃないんですか?」
というのは、日本国総理大臣が連発するフレーズだが、これも些か無責任な印象がある。
これでは相手に、この場合記者連だろうが、尋ねていることになる。
「良いと思います。」
ではいけないのか。
はっきりと物を言えば後々責任問題になるとか、言葉尻を捉えられたら面倒だ、という気持ちが働いているのかも知れない。
が、国家の代表者がそんなことを懼れているようでは、国民に自分の本当の気持ちを伝えることすら難しいのではないか、と思ってしまう。
もっとも日本語のトレンディが変ってしまっているのであれば、四半世紀以上外地に暮らしている私が文句を言っても始まらないが。

昨日のヤンキース、私は最後まで観ることは出来なかったが、結果は惜敗、二死満塁一打逆転サヨナラの場面で松井の見逃し三振でゲームセット。
松井ファンには、何とも口惜しい幕切れだった。
しかも松井は、その前は4打席2安打2四球と、全打席出塁という好成績だったから無念さも一入だろう。
松井は2−3からのボールを見逃して三振したのだが、これは結構論議を呼んでいる。
「完全にボールと思った。」とは試合後の松井の弁。
通訳を通してだが、そんなに複雑な話ではないからそのまま受け取って良いだろう。
相手のボルチモア.オリオールズの投手は、今年クローザーに抜擢されたレイ。
155Kオーバーの快速球が武器だが、最後に松井に投げたのは141Kのスライダーだった。

「フルカウントで2死満塁、ランナーはスタートを切る状況でスライダーを投げる投手も、それを予測する打者もあり得ないよ。
まして投手は155、156Kの速球を投げられるのに。」
とキャプテンのジーターが言うのだから、松井は完全に裏をかかれたことになる。
「こういうケース、くさい球は必ず打つのが鉄則」だが、松井は快速球を待っていた。
そこへ外角一杯のスライダー。
態勢を立て直して、バットを合わせることすら出来なかったのではないか。
「しめた、これで押し出しで同点だ。」
とは思わなかった、と私は思う。
まあ、この場面で相手の投手が得意の剛速球を投げて来なかった、ということは、それだけ松井の実力を評価していたからだ、と言っても負け惜しみにしか聞こえないか。

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今日ゴルフに行きましたら、昨日の松井の9回裏最後の打席について話題になりました。4人のうち3人までが、『あれは完全なボールだ』と。でもMLBの判定基準はストライクなんだよねー。このボールに手を出さなかった松井、残念。次に期待しよう!

2006/4/23(日) 午後 8:53 [ nyk**2 ]

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コメントありがとうございます。でも昨日の松井はタイムリーな2塁打、こちらのニュースでも繰り返し放映されていました。もう一人の松井(稼)−この名前を出すのは難しいーにも奮起して欲しいところですね。 今日は土砂降りです。ゲームは中止かな?

2006/4/23(日) 午後 11:52 [ 一 蹴 ]


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