還暦スイマー望郷日記

30余年のニューヨーク、今浦島の心境を…

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ニューヨーク市には、3つ半のチャイナタウンがある。
一番有名なのが、マンハッタン南部にある香港系というか広東系の街。
次いで、クイーンズ区フラッシングにある台湾系の中華街。
ブルックリンの中央にある通称「八番街」、これは大陸から移住して来た人たちで主に福建省出身。
最後に、今大きくなりつつある、これもブルックリン、シープシェッドベイという南端の街。

何故3つ半ものチャイナタウンがあるのか。
先ず、中国人の人口がどんどん増えているから。
そして彼らは出身地方で固まる傾向があるから、である。

チャイナタウンの成り立ちは、分かり易い。
先ず、売りに出た店舗を中国人が買う。
簡単に始められる八百屋を、開ける。
売価は非常に安い。
すぐ人が集まり出す。
すると、すぐにそういう人目当てのレストランが傍に出来る。
これも安くて量が多い。
これにも人が集まる。
後はねずみ算式に、八百屋、レストラン、魚屋、携帯の店、パン屋、続々と集まって来る。
他のアメリカ人の店は、居心地が悪くなり店を手放してしまう。

それが表通りなら、裏通りには中国人が住み始める。
彼らは、家を買うにも現金だ。
銀行を信用しないから、ローンは組まない。
お互いに金を融通しあって一軒の家を買ってしまう。
そして、中国から家族を呼び寄せる。
また家が必要になる。
隣りの家を買う。
中国人が集まり出すと、元から住んでいた他人種は住み心地が悪くなり、家を売るようになる。
辺りが全て中国人になり、英語は必要なくなる。

最初に出来たマンハッタンのチャイナタウンは、イタリア人街を侵食して大きくなった。
だが、彼らの膨張するスピードは止まらない。
「このままでは、20年後はニューヨーク全体がチャイナタウンになる。」
と、本気で心配している人も結構いる。
まあ、そこまでは行かないにしても、あと3つ4つのチャイナタウンは出来ているかも知れない。

彼らの商売は、徹底的に薄利多売だ。
それだけに仕入れも安い。
魚市場でも、オープンしたばかりの朝4時頃は誰も買わない。
ぐるぐる廻って価格を尋ねるだけ。
「うるさい、もう来るな。」
と怒鳴られても蛙のツラにxxx。

市場の店の閉店は朝8時過ぎだが、そのちょっと前に買い始める。
それも値切って値切りまくる。
明日まで持ち越したくない品物、この天気なら明日も大量に入荷しそうな品、それが目の付け所。
必ず根負けするのはアメリカ人の店側だ。
その品を、僅かの利幅で売り始める。
人が群がるから、あっという間に売り終わる。
これで僅かとは言え、利益は確定する。
その金でまた翌日も買う、売る。

こぎれいな、アメリカ人や日本人のスーパーは、逆立ちしても太刀打ち出来ない。
これはニューヨークだけの話ではない。
シカゴにも、ロスにも、トロントにも、バンクーバーにもチャイナタウンはある。
それが日々成長している。
どこか、空恐ろしい気がしないでも、ない。
そう思いながらも、安さに惹かれて買い物に行く。
安いことは、良いことだ。

昨日、ヤンキースは完敗、メッツは惜敗。
負けたことに変りはない。
それも、ランディ.ジョンソン、ペドロ.マルティネスという、球界を代表するエースを立てて、である。
ジョンソンはひどかった。
打たれて交代する時、大きな
「Boo…」
の合唱が聞こえた。
3塁手のアレックス.ロドリゲスが2つのエラー。
松井は4タコ。
いいところ無し。

フィラデルフィアでのフィリーズ戦。
メッツは、2点を追う9回、カルロス.デルガードの2点本塁打で4−4の同点に追いついた。
そして、なおも攻撃を続けて、2死2,3塁でバッターは松井稼頭央。
一打勝ち越しのチャンス。
この2,3日チャンスに打っている稼頭央にとっては、更にアピールしたいところだ。
フルカウントとからの内角高めのカーブを、彼はピクリとも動かず見逃した。
フォアボールか。
だが、主審はストライクをコール。
スリーアウト。

「胸元の球だったから、絶対にボールと思って見逃した。」
は、通訳を通して松井の弁。
次打席にいたフリオ.フランコが、主審に暴言を吐いて退場を喰う、おまけもついた。
その裏、中継ぎの若手、ハイルマンが乱れて2死満塁。
3番強打のボビー.アブルーの一打は、力なく転がるピッチャーゴロ。
球を掴んだハイルマンの身体がぐらっとした。
焦って投げた送球は、1塁手の頭上を越える暴投。
サヨナラエラーで、メッツは負けた。
こういう負けは、後を引きそうだ。
日本なら「お払い」という手もあるんだが…。

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