還暦スイマー望郷日記

30余年のニューヨーク、今浦島の心境を…

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ニューヨーク市内には、路上駐車が可能な地域は、まだ結構ある。
車を購入する際、車庫証明などを要求されることはないから、買ったその日から路上が車庫である。
勿論、半永久的に置きっ放しが許されている訳ではない。
マンハッタンは、流石に密集地だけあって、駐車可能なスペースは少ない。
それでも、驚くなかれ、ロックフェラーセンターやエンパイヤーステートビルディングの近くにも、
個人の車を駐車しておける場所はあるのだ。
ただ、駐車可能な場所にも、色々段階がある。
多いのが、夕方7時から翌朝7時までOK、というもの。
少し遅めに帰宅して、朝は早めに出かける。
こうしている人も、実際にいる。
なんせ、まともに駐車場に入れたら、月4,5百ドルは覚悟しなければならない。

次は、週のうち3,4日はまるまる駐車出来て、残りの日は2,3時間駐車禁止になるスペース。
これはお値打ちものだけに、確保に必死だ。
駐車禁止の時間の間は、愛車を駆って何処かへ行き、OKになる少し前に戻って来、運転席でじっとその2,30分を待っている。
もっと素晴らしいのは、週のうち1日の数時間だけ禁止、という奴。
これはまさに天国だ。
その数時間のために、仕事をサボって帰宅してくる者もいる。
この禁止の時間帯は、道路の清掃に当てられている。
もし、忘れて駐車しっ放しにしていれば、当然駐車違反で牽引、大きな罰金が待っている。

これが、市内の他の区になると、さらに容易になる。
週に1,2回ほんの2,3時間動かせば良く、さらに反対側で二重駐車がOKになっているところも多い。
両側の駐車が、片側の二重駐車になるだけだから、道路のスペースに変化はない。
…ように見える。
が、これが往々にしてトラブルのもとになる。
ほんの短時間さえ動かさない横着者がいるのだ。
二重駐車の反対側に、動かない車が居座っている。
取り締まりの車が来て、違反のキップを貼って行く。
しかし、車はそのまま。
そこへ、大型トラックが来るとどうなるか。
当然、通れない。
警笛を鳴らす。
大型トラックだけに音も大きい。
誰も出て来ない。
さらに鳴らす。
うるさいことこの上ない。

こういうことが、日常茶飯に行われている。
「馬鹿だなあ、そんな二重駐車を認めなければ良いのに。」
と思うだろう。
私も、最初はそう思った。
だが、それではその間、動かした車は何処へ行けば良いか。
答えられる人は、多分いないだろう。

以前、マンハッタンにいた頃、私は車を駐車場に入れていた。
アパートから通りを隔てたビルの地下。
月400ドル。
それだけではない。
預けた車は、駐車場の兄ちゃん達が、ビルの地下の駐車スペースへ持って行く。
必要な時は、前もって電話して持って来てもらう。
そこで何が必要か。
チップである。
大体、一回につき1ドル。
私は、ほぼ毎日車を使っていたから、最低30ドル。
日によっては、2度3度出し入れする。
その度にチップ。
やらない人もいる。
やらなくても同じ、と言い切れるか。
或る日、車がパンクした時、気持ちよくタイヤ交換を手伝ってくれるか。
で、1ドル。
マンハッタンを出た理由の一つに、駐車場のこともあった、かも知れない。

ダグ.フルーティ(Doug Flutie)が、遂に引退した。
43歳。
フットボールにそれ程興味がない人でも、1984年の彼の”Hail Mary"パスは知っているかも知れない。
ボストン.カレッジのクォーターバックだったフルーティは、41−45で負けていた試合を、終了の6秒前、エンドゾーンに投げ込むロングパスで逆転させた。
これは、野球で言えば、「9回裏2死満塁の逆転ホームラン」のようなものだろうか。
その年のハイズマン賞(最優秀選手)に選ばれている。
彼を有名にしたのは、それだけではない。
先ず、身長が174センチ、平均より10センチ以上低い。
「ミゼット(小人)」と呼ばれたこともある。
そして、学業優秀である。
ビル.クリントンが選ばれたことで有名な、「ローズ奨学金」の最終候補までになっている。
プロに転じ、カナディアン.フットボールの大スターになる。
アメリカに戻ってNFLで8年間、精々35、6歳が限界と言われるクォーターバックを42歳まで
プレーした。
思い残すことは一杯あるだろうが、もって瞑すべし、だろう。

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