還暦スイマー望郷日記

30余年のニューヨーク、今浦島の心境を…

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怠け者の弁

今年に入ってから、ブログは手抜きだらけになってしまった。
投薬の所為もあるのかも知れないが、どうも気力が湧いて来ない。
まあ、書きたいことはほとんど書いた、ということもあるのかも知れない。
2年越しの体調不良は、それほど書きたい材料ではないし、読む人からみれば泣き言に等しい。
ではそこで余った時間をどう使っていたかと言えば、ほとんどはテレビ観戦である。
相撲は初場所春場所夏場所とじっくり観たし、それ程興味の無い冬季オリンピックも結構観た。
冬季オリンピックをだらだら観た挙句の結論は、「オリンピックは、夏季の男子100mに止めを刺す」だった。
知らぬ間に新しい種目が増えていたようだが、着膨れしたようなスキーヤーが空中を飛ぶ様は見るに耐えない。
どういう経緯で新種目が選ばれるのかは分らないが、それによって利を得る個人や団体がいるのだろう。
「Simple is the best (単純が最高)」とはまさに言い得て妙だ。
アルペンスキーならば「滑降」が一番スリリングだし、ジャンプは「ラージヒル」が見ごたえ一番。
とは言え、冬季オリンピックに参加出来る国は一体幾つあるのだろうか。
リュージュだ、ボブスレーだ、スケルトンだと紹介は華々しいが、こういう競技の施設を持っている国がどれだけあるのか、恐らく数カ国ではないだろうか。
つまり特殊な競技のためだけにコースを拵え、年に数回のレースを施行して終わり、ということだろう。
これは冬季に限らず、過去にオリンピックを開いて莫大な金をかけて競技場を作り、今では廃墟同様になってしまったケースは至るところに見られるらしい。
まさに「壮大な無駄」としか呼び様がない。
シリアやイエメンで武器や人命を無駄に消費し、オリンピックではそれほど豊かでもない国の資産を減らす。
だが聞いてみると、ちゃんと利益を挙げている人たちがいるという話だ。
「死の商人」とは言い過ぎかも知れないが、そういうシステムはちゃんと出来上がっているのだろう。

「大相撲」をこんなに観たことは、過去には無かったような気がする。
日本人待望の「日本人横綱」を無理押しで拵えたは良いが、その稀勢里が毎場所毎場所出たと思ったらすぐに負けが込んで休場という体たらく。
後に引けない横綱審議会が、「休めるだけ休んで体調を快復させて…」という大甘の勧告をしたと思ったら、その勧告の上を行く休みっぷり。
相撲のような格闘技は、1場所休んだら元の体調に戻すには3場所かかると聞く。
まして左大胸筋断裂という滅多にない大怪我の後だけに、そうた易く復帰出来るかどうか疑う人は多かった。
負傷した春場所は奇跡的に優勝を果たしたが、夏場所以降は惨憺たる成績。
7場所中全休が3場所、序盤早々黒星を重ね中途休場が4場所。
これがモンゴル人の横綱だったら、早々と引退勧告が出されていただろう。
ここ数十場所、日本人が待ちに待った「日本人横綱」だけに、相撲協会も横綱審議会も腫れ物に触るような扱いで稀勢里に接して来たようだ。
次の名古屋場所か秋場所が正念場になりそうだが、恐らくそれが最後になるだろう。
本人には不本意かも知れないが、それでも横綱を張れたことで良しとするしかない。

私は子供時代には大の相撲ファンだったが、最近は体型が大型化し過ぎたきらいがある。
これは力士の食生活の変化も影響しているようだ。
昔は「ちゃんこ」と言えば鍋物であり、鶏や魚や野菜のような消化の良い食品主体だったが、今ではステーキや焼肉などが若い力士には人気があるらしい。
カロリー摂取過多の所為か、足腰にかかる負担が大きくなり過ぎて怪我が絶えない。
白鵬が怪我も少なく済んでいるのも、バランスが取れた体重を保っているからだろう。
さらに、相撲の決まり手が昔とは随分変わって来た。
以前は体重の軽い力士が繰り出す小技が場内を沸かせたものだが、今は押し出しや寄り切り、または突き落としや叩き込みなどの単純な相撲が増えて来ている。
「二枚蹴り」、「小股掬い」、「内掛け」、「出し投げ」などの一瞬の切れ味を見せる決まり手はほとんど無い。
「内掛け」と言えば琴ゲ浜、「上手投げ」なら清水川、また両差しが得意だった信夫山は「りゃんこの信夫」という異名を持ち、実際立会い一瞬で両差しを果たす名人だった。
そして軽量横綱同士の「栃錦 若乃花」は今なら「宇良」と似たような体型だが、鍛え抜いた身体でぶつかり合い、持てる技を目一杯繰り出して土俵狭しと渡り合う一番は、今ではもう観ることも出来ないだろう。
今は「張り差し」とか「かち上げ」などが話題になっているが、当時はそんな技は先ず見られなかった。

アメリカに住むようになって観はじめたのがアメリカンフットボールだが、鍛え抜いた筋肉の大男同士が激突する迫力は他のスポーツには見られないだろう。
それだけに選手生命も短く、消耗の激しいポジションの選手は高々4,5年で引退を余儀なくされる。
危険度も高いだけに、禁止されている攻撃や守備のテクニックも多く、それでも試合中に負傷で退場して行く選手も少なくない。
日本でも大学のフットボールの試合で、ボールを投げ終えた相手チームの選手に背後からタックルを浴びせて負傷させるという信じられない不祥事が起きて、連日メディアが騒ぎ立てていたようだ。
私もそのタックルの動画を見たが、少しでもフットボールを知っている人であれば我が目を疑うような奇妙なファウルで、行き場が無くなって不貞腐れて背中にぶつかって行ったというように見えた。
こちらのプロのゲームでも数え切れないほどのファウルが発生し、数え切れないペナルティが言い渡されるが、この日本の大学の試合で見たようなファウルは先ずあり得ないし、横にいたジャッジが何故その場で退場を言い渡さなかったのか、ちょっと理解出来ない。
まして、その後の混乱に関しては当事者以外には真相を知ることも、ほとんど不可能に近い。
メディアの関心が加害者と目される大学の権力構造にまで及べば、事態は最早スポーツの領域を超えていることは明らかなのだが、メディアは全く頓着していないようにさえ見える。
事態がどのように沈静化されるか、それともこれからも燻り続けるのかどうか予測はつけ難いが、少なくとも学生スポーツらしいすっきりした決着がつけられるとは思われない。

これら全てのことが、私のブログが見るも無残な状況に陥っていることの言い訳になるわけでは勿論ない。
だが、若し話題が大谷翔平の華々しいデビューや平昌オリンピックでの日本女子スケーターたちの活躍で彩られるのであればもう少しマシだったのではないか、という弁解も何処かに挟めるのではないか、は些か苦しいか。

これからはもう少し己に鞭打って拙いブログを綴って行こう、と考えている今日この頃だ。

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