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昨日(20日)、高橋尚子がアメリカ・コロラド州ボルダーで行っていた一ヶ月の高地合宿から帰国した。
「走り込みと並行し、購入した新居の環境を整える。
早ければ、来年の世界選手権(大阪)代表選考会となる8月の北海道マラソン(8月27日)出場の可能性があり、例年より約2カ月早いボールダー入りは、これを視野に入れた意味もあるようだ。」(共同通信3月22日)
出発前にはこのように言われていたQちゃんだったが、
「「(次のレースは)秋以降に照準を絞りたい。5月中に決めたい」と話した。
来夏の大阪世界選手権を目指して、視野に入れていた選考レースの北海道マラソン(8月)は今回の合宿で思うように練習できなかったこともあり回避。昨年、復活優勝を果たした11月の東京国際マラソン出場が有力だ。」(日刊スポーツ 4月21日)
ということになった。
なぜ、急にQちゃんのことを話題にしたのかというと――、
実は昨日、ひょんなことから「成田空港に行って、Qちゃんの路上帰国会見に参加してきた」のである。
「有名人の記者会見なんて素人がひょっこり行って参加できるの?」と思われるかもしれない。
しかし、ホテルの会場を使った記者会見ならまだしも、路上記者会見なら「誰にだって参加できる」ようである。
パスもいらない。
「おいどんは、ジャーナリストであります」という、厚顔をして報道陣に紛れていれば、問題なく目の前で発言を聞くことができる。
日刊スポーツ以外の21日の記事は以下のようになっている。
「高橋は20日、1カ月間の米コロラド州ボルダー合宿を終えて帰国。計画どおりの練習が消化できなかったとして、次回のマラソンを先送りした。
青写真が軌道修正された。1カ月間の米国生活ですっかり髪も伸びた高橋は、苦笑いを浮かべて帰国した。ボルダーの隣町ロングモント市に新築した一軒家がほぼ完成。来月中旬の再渡米から新居を練習拠点にするが、今回の渡米では内装や家電製品の購入など引越し準備に追われ、練習時間が大幅に削られたという。
「家を建てるのはたいへん。最初の2週間はしっかりスピード練習もできたんですが、後半は思ったより練習ができなかった」
そのため、マラソンの出走計画にもズレが生じた。来年9月2日の大阪世界選手権で08年北京五輪キップを獲るプランを立てる高橋は、今夏の北海道で世界選手権への出場権を獲得する意向を示していたが、調整遅れのため、北海道出場を断念する意向を前日までに主催者に伝えた。
「しっかり練習を積んで、完全な姿でみなさんの前に立ちたい。秋以降のレースを照準に絞っています。道ははっきりと見えてきた気がする」。世界選手権代表選考レースで今秋に行われるのは11月の東京国際女子だけ。昨年、2年ぶりの劇的な復活優勝を遂げた東京で、北京に通じる扉を開けることが確実となった。狙いを定めたQちゃんが、戦闘モードに突入する。 」(サンケイスポーツ)
「女子マラソンのシドニー五輪金メダリスト・高橋尚子(33)=ファイテン=が20日、米ボルダー合宿から帰国。注目の次レースについては「秋以降」にする方針を明らかにした。4月末から5月初めにかけては、イベント出演などが目白押し。休みなしの“大型連休”に突入する。
「完全な姿を見せたい」帰国した高橋は、きっぱりと言った。当初は、8月の北海道マラソンも次戦の候補だった。だが、今回の合宿では新居の引っ越し準備に追われ、「思ったような練習ができなかった」ため、準備を十分にとるため、秋以降に決めた。来夏の大阪世界選手権出場も視野に入れ、その選考レースになる11月の東京国際女子などが候補になりそうだ。
ゴールデンウイーク中はイベント出演などが相次ぎ、世間とは逆に休みなし。5月中旬の再渡米までに方向性を出し、「走る態勢を整えたい」。今度は万全の練習を積みに戻るつもりだ」(スポーツ報知)
会見での話しのポイントは、「新居」、「次走のレース」の二つだった。
私が記事を書くとしたら以下のようになる
「思った以上に家を持つということは大変なんだなと感じた一ヶ月でした。なかなか思ったような練習ができなかったというのが事実です」
高橋の伸びた髪が忙しさを垣間見せる。
「家具と電化製品を買うところから始める」ような新居の準備に追われ、練習に集中できなかったというのが本音。とはいえ、世界選手権から北京へ、というプランに変更はない。
「完全な姿で皆さんの前に立ちたい。レースに臨みたい」という思いが、秋の始動を決断させた。
家のことをすべて揃え、「5月からの合宿で本格的な練習に入れるための下準備」はしっかりと積んできている。ゴールデンウィークはイベント参加が続くが、高橋の目はその先をしっかりと見据えている。
記事を書くというのは、本当に難しい。
いつもブログを書いているけれど、こうしてあらたまって「記事」を書いてみると、「ああ、なんて腕がないのだ。しょぼん」と落ち込むことしきりである。
昨日の会見をテープ起こししていて、スポーツ新聞のような記事を書けるような腕を持ちたいと切に思った。
いつもは、「自分の言いたいこと」を「言いたいように」書いているだけである。
だから、あるいは私は「別に伝えようとはしていない」のかもしれない。
某新聞社の記者さんが言っていた。
「もしも記者でなかったら、狭い範囲に深く届く文章を書くだろうね」
ブログとは、まさにそういった「媒体」である。
しかし、新聞に求められるのは「広い範囲に届く」文章を書くことである。
「そこにあったもの」を「伝える」ことの難しさ。
決して間違いの許されない責任の重さ。
Qちゃんではないけど、「思った以上に記事を書くというのは大変なんだなと感じた帰国会見でした。なかなか思ったような記事が書けなかったというのが事実です」というのが本音である。
ぎゃふん。
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