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先日のつくばカピオでのこと。
メインイベントの竜也の試合を会場内で待っているとき、セミファイナルの6回戦の入場が始まると、赤コーナーから入場する帝拳ジムの永楽選手の入場曲がなんと「ジョニー・B・グッド」ではないですか!!僕も入場曲として使っていた曲です。しかもチャック・ベリーのオリジナル!
久しぶりに、それも試合会場で聞いちゃったもんだから、なんだかドキドキしちゃいました。
俄然、永楽選手に肩入れ!見事1RTKOで素晴らしい勝利を見せてくれました!
この曲は、これまで僕以外で使っている人は見たことなかったし、永楽選手、僕よりは5歳くらい若いようですが、やはり「ろくでなしブルース」ファンなんですかね??30歳台から50歳前くらいまでですかね、特に男子は知っている人多いかと思うんですが、週刊少年ジャンプで連載していた、「ルーキーズ」なんかを描いた森田まさのりさんの大人気マンガです。
僕は小学生のころから高校入るくらいまでジャンプで読んでいだ記憶がありますが、今33歳の僕では初期のころは読んでいなかったと思いますし、小学生のころは気まぐれだったからか、話の内容の記憶も飛び飛びでした。まぁ、大雑把にいうと、高校を舞台にした不良&ボクシングのコメディ(たまに真剣)マンガといった感じでしょうか。不良とボクシングとその他恋愛などの比率は7:2.5:0.5といった具合で。
登場人物の名前が当時活躍していたボクサーの名前をそのまま使っていて、これがまたなんとも言えずおもしろいんですよ!主人公は「前田大尊(まえだたいそん)」というマイク・タイソンをもじったかの様な名前。他は世界チャンピオンから日本チャンピオンくらいまで実にリアルに使われています。姓だけとか、姓と違う名が組み合わさっているとかですけど。ちなみに高校の名前はジムの名前。主人公が通うのは帝拳高校。
僕はもともとマンガ好きでしたが、ボクシングで減量をするようになって、8回戦になったころからでしょうか、つらい時間をやり過ごすためのツールとして古本屋を漁るようになりました。試合ごとに1つのマンガを買ってきて読むことが自分の習慣になっていき、気がつけば家には400冊くらいのマンガが・・・。
話の続きが気になってしまっては試合に集中できなくなってしまうので、もっぱら完結物の単行本大人買いです。減量期間中に少しずつ読み進めていって、試合の前日くらいに最終巻を読み終えて、気持ちよく試合に臨むっていう感じですね!僕の経験上、15巻〜20巻くらいで完結している物がちょうどいいと思います(誰もやるとは言っていないがアドバイス)。
「ろくでなしブルース」は僕がこの習慣を始めることになった最初の作品。実はこのマンガだけは大人買いではなく、仕事の昼休み、僕だけほとんど昼飯も食べないので周りの皆さんに気を使わせてしまっていたのですが、それが嫌で、一人ぼっち会社の近くの古本屋に行って暇つぶしをしているときに買った1冊(第1巻、多分150円くらい)から始まったものでした。
知っていたマンガでしたが、とてもおもしろかったのと、ボクシングが題材になっていたのではまってしまい、その日から毎日3〜5冊くらいずつ買い足して減量期の時間を過ごすようになりました。「ろくでなしブルース」は全部で42巻。
最初のころは調子よく順に集めることができたのですが、新しい方の巻になってくると、だんだんと古本屋のラインナップも虫食い状態になっていき、そのうちにつくば市内の古本屋を数軒回って買うようになり、あげく最後の2、3冊にあたっては、仕事の休日に茨城県から出る勢いで、ギリギリ取手市(茨城県の最南端)の古本屋で買い揃えたこともありました。
周りから見ればただのバカに思えたかもしれませんが、何かに夢中になることこそ(体力は使わずに。)試合前の減量のつらさを和らげ、試合への不安や恐怖感に抗う手段であったのです・・・。ただ、この労力はちょっと勘弁、ということで次からは大人買いに。
入場曲の話に戻すと、主人公、前田大尊のライバルで先に高校で実績を積んでプロ入りした原田成吉(もはや名前がレジェンド)がずっと使っていたのが、ビリー・アイドルの「モニー・モニー」。前田もこの曲を使いたいと言っていたが、先に使われてしまった形。ちなみにマンガなので、歌詞がツラツラと書かれているだけですよ・・・。
この二人が最終話、後楽園ホールでWBC世界ウェルター級タイトルマッチを戦うことになり(前田は挑戦者)、そのときの前田の入場曲がチャック・ベリーの「ジョニー・B・グッド」でした。この試合の開始のゴングで話は終わっています。
二人の階級がウェルターってとこにもグッときて、僕は真似してみたわけですが、実は最初は原田成吉の入場曲、「モニー・モニー」を使いたいと思っていました。しかし、洋楽に詳しいわけでもなく、この曲は僕が小学校に入った頃に流行っていたらしいのですが曲を聞いたこともなく、探すことができずに「ジョニー・B・グッド」に落ち着いたのでした。「ジョニー・B・グッド」の歌詞が気に入ったこともあり、この頃から最後の試合まで、僕はずっとこの曲を入場曲として使いました。
あとから(結構最近)、ふと思い立ってこの曲を探してみたら、まぁ、当然のようにあっさり見つかったのですが、これがめちゃいい曲で!もし、当時見つけていたら、僕はこっちにしただろうなぁって。
最近では車で「モニー・モニー」を流しながら、後楽園ホールの控室からの廊下をイメージして、このタイミングで歩き出す!このタイミングでリングの階段上がる!とかって妄想をしているわけですよ。
でもね、「ジョニー・B・グッド」の『田舎者のジョニー・B・グッドという少年がギター1本で成り上がっていく』という歌詞のストーリーを自分になぞらえて勇気をもらってボクサーをやってきた僕としては、やっぱりこの曲に対する愛着は何にも変えられないんですよ。
だらだらと書いてしまいましたが、こんなことが、先日のカピオでこの曲を聞いた一瞬の間に走馬灯のように僕の頭を駆け巡ったんですよ・・・という話。 |
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2014年09月30日
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