獣医師ちゅんの部屋

猫は尿石症に注意しましょう。

全体表示

[ リスト ]

乳腺腫瘍

【症例C−2】11歳 柴犬 メス(未避妊手術)
主訴:狂犬病のワクチン接種希望
診察手順:ワクチン接種の健康診断時に乳腺に10mmほどのしこりを発見
     問診:気がついていたか。発情の時期や長さ。
     一般健康診断
仮診断:乳腺腫瘍 
指示:発情が近いので、乳腺の張りなどが起こる可能性はある。発情が終わったら来院し、乳腺をチェックしましょう。
続き・・・2ヶ月後来院。しこりの大きさはやや大きくなり、他の乳腺にもみつかる。早期の手術を勧める。飼い主さんの同意を得て、術前検査(胸部レントゲン・血液検査)実施。手術の予約を取ってもらう。手術は犬の性格と飼い主さんの希望で、日帰りとした。手術の様子は日記及び手術の記録参照。
確定診断:病理検査を実施して確認する。検査中。
治療:良性であれば手術で完治。悪性であれば手術後に再発や転移をしないか要観察。場合によっては抗がん剤使用。
コメント:歳をとった避妊してないメスにはよくある病気です。出来始めは普通痛みは無く、飼い主さんも気がつかないことが多いです。今回も、ワクチン接種で来院したときに見つかりました。ワクチンで来院した動物に関しては、病気を見落とさないように少しでも異常があった場合は指摘します。体重の増減も大事で、1年前にワクチンを注射した時に比べて明らかに体重が落ちている場合、飼い主さんが意識して減量したりしてなければ、何かしら異常があるのではと疑います。避妊してないメスは乳腺種や陰部の腫脹がないかどうか、発情の様子も聞きます。去勢してないオスは、睾丸の大きさは異常がないか、腹部を触診して前立腺の腫れがないかどうか、肛門周囲にしこりがないかどうか診ます。聴診では心雑音がないかどうか、心拍数がいつもと違わないかどうかみます。ワクチンに来院するということは、獣医師に健康な状態を知っておいてもらういい機会です。なにか異常があって来院したときには、ワクチンで来たときの体温・体重・心拍数・呼吸数などと比較します。元気なときにも診察台の上では40度以上になったりする犬もいるので、その犬の平熱を知ることは大事です。また、獣医師は来院したほんの15分ほどしか犬を診てあげられません。飼い主さんはその何倍も一緒にいるのですから、飼い主さんがおかしいと思うことは、口にしてもらったほうが助かります。
 


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事