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半月ほど前にUPした「有村隆著闇の系譜」こちら
「タックスヘイブン、投資事業組合、MSCB」これが闇の勢力が企業に食い込む三点セットである。・・
と書かれて居り、いかに、著名な財界人や金融人が裏では闇の世界と繋がって居るということを知ったが、2006年の8月に出版されているものだった。

で、今年の2月に同じ有村隆氏が今までの知識を総大集した全3巻を出されたと知って一巻を借りてみる事にした。

昨日の朝、田淵節也元野村社長の逝去が伝えられたが、結局、東急株を巡る一連の疑惑は抱えたままあの世に行かれたらしい。

イメージ 1
「BOOK」データベースより)
バブル崩壊後、さまざまな経済事件が噴出し、暴力団と金融機関の共犯関係が浮き彫りになった。稲川会二代目会長・石井進と五代目山口組若頭・宅見勝。佐藤茂と伊藤寿永光。安原治、末野謙一、松本喜造ら「ナニワの借金王」…。闇紳士たちと金融機関は、どのように癒着していったのか。企業社会の闇をえぐる書き下ろしノンフィクション。
出版社/著者からの内容紹介
稲川会会長・石井進、山口組若頭・宅見勝......。財界人を闇に誘うウラ社会の怪物たち!
バブル崩壊後、さまざまな経済事件が噴出し、暴力団と金融機関の共犯関係が浮き彫りになった。稲川会二代目会長・石井進と五代目山口組若頭・宅見勝。佐藤茂と伊藤寿永光。安原治、末野謙一、松本喜造ら「ナニワの借金王」......。闇紳士たちと金融機関は、どのように癒着していったのか。企業社会の闇をえぐる書き下ろしノンフィクション!


目次

第一章 東の石井、西の宅見----経済ヤクザの首領
  一 東の石井進
  二 西の宅見勝
第二章 東の佐藤、西の伊藤----オモテとウラの接点
  一 東の佐藤茂
  二 西の伊藤寿永光
第三章 「ナニワの借金王」御三家
  一 富士住建・安原治
  二 末野興産・末野謙一
  三 朝日住建・松本喜造
第四章 マフィア・政界・金融、悪の三角地帯
  一 阪和銀行の闇
  二 ボーダーレス化する闇世界


著者は「まえがき」でこうも言っている。
・・金融人たちのモラルハザード(倫理観の欠如)と無責任体制が、暴力団との癒着という腐食も構造を深化させていった。一流といわれてきた日本を代表する銀行や証券会社が、経済ヤクザと本質的に同じことをやってきたのである。
・・本書は、金融危機以前に、不動産投機でつながった金融機関と闇紳士たちの癒着に焦点を当てる。
・・石井進・稲川会二代目会長と宅見勝・山口組若頭。平相事件裏の仕事人佐藤茂・川崎定徳社長とイトマン事件の伊藤寿永光イトマン常務。住専マネーの安原治富士住建社長と末野謙一末野興産社長と松本喜造朝日住建社長。
・・過ぎ去った歴史のエピソードではない。歴史的事実に対する適切な反省がないかぎり、同じような事件が、もっと規模を大きくして、必ず起き、また、人が死ぬ。


あまりに、膨大な事実?の羅列にビックリするのみだが、因みに各章に出てくる人名を幾つかだけでも挙げておくので連想していただきたい。

第一章 東の石井、西の宅見----経済ヤクザの首領
竹下登・金丸信・佐川清佐川急便社主・田淵節也野村社長・田岡一雄山口組三代目・磯田一郎住銀会長・瀬島龍三伊藤忠会長・田中森一弁護士・
・・次の経済ヤクザの首領が誕生する前に、経済界のリーダーは、闇の世界との腐れ縁を断ち切らなければならない。そうしないと、あなたの会社は、確実に食いちぎられ、ボロボロにされ、消えてなくなる。
・・山口組が神戸芸能社を設立・看板スターが美空ひばり・1950年代から1970年代に掛けて田岡組長の世話にならなかった芸能人は一人も居ない。プロレス、プロボクシングなどの興行も山口組の支配下。
・・山口組系の企業舎弟と彼らが経営するフロント企業は全国に2000社とも言われる。
 (企業舎弟とは、暴力団組織が実質的に経営に関与しながら、表向きは合法的な形態を装っている企業の経営者のこと。組員ではない)

第二章 東の佐藤、西の伊藤----オモテとウラの接点
河村良彦イトマン社長・磯田一郎住銀会長・伊藤寿永光イトマン常務・平和相互銀行の小宮山家の人々・伊坂重昭平相銀監査役・森脇将光・青木伊平竹下蔵相秘書・宅見勝山口組若頭・許永中・池田保次コスモポリタン会長・秦野章元法務大臣・中尾栄一元建設大臣
・・青木伊平竹下蔵相秘書は、竹下首相退陣の翌日に自殺し、一切を闇に葬った。
・・住銀・イトマン事件の裁判は終結したが、3000億円の資金がどこに流れたかは、結局解明されなかった。

第三章 「ナニワの借金王」御三家
阪和銀行日本興業銀行伊藤忠などの系列会社が窓口となり、住専の膨大な資金を食い物にした・
・・F富士住建、O岡崎、K川辺物産、A朝日住建、S末野興産が関西の
・・A麻布建物、Eイ・アイ・イ・インターナショナル、D第一不動産、S秀和が関東

・・銀行が本来自分たちがやらなければいけない債権回収を末野に丸投げ、末野は「マネーロンダリングの請負業」として成功巨万の富をつむ。
・・逮捕された末野は4年の実刑は受けたが、2000億円と語っていた貯金は脱税が摘発されず無事だったらしい

第四章 マフィア・政界・金融、悪の三角地帯
・・阪和銀行は、ヤクザに預金を食いちぎられ、オーナー一族の30年間にわたる内部抗争で内部崩壊した。
・・平成5年の小山阪和銀行副頭取の射殺事件は未だに未解決のまま
・・バブルの崩壊で彼らは更に窮地に追い込まれた。その結果暴力団、右翼、総会屋のボーダ−レス化が一段と進んだ。
・・闇の勢力と付き合い、彼らをビジネスの周辺で利用するから弱みを握られ、脅かされ、最後には身ぐるみはがされ命まで奪われるのだ。

読めば読むほど、以下に日本の政界官界経済界が闇の世界と深い付き合いが有ったのかが判り慄然とする。
恐らく、現在でも、それ程大きな違いはないのであろうと想像できる。
これらの闇世界に流れるお金の大半は、善良な市民から集めた税金や預貯金から出たのであろうと思うと涙が出るほど悔しい。

余程、自分がしっかりした見る目を持たないかぎり、世間で言う看板・信用は一切当てにならないということを身に沁みて覚えておこう。

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名古屋で住友銀行の専務かが、一発の銃弾に倒れました。
その犯人がまだつかまっておりません。

住友不動産は闇組織を地上げの手先に使っていました。

困った物です。

青山の土地地上げ問題がありましたね。
謄本を見せてもらった事があります。
建物の抵当権者が舎弟企業と類察される企業が30社ほど乗っていました。
これを全部外していくのは至難の業。
どこかの有力な親分に頼むよりない感じですね。

2008/7/2(水) 午前 6:22 harrdway_tokyojapan 返信する

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HRRDWAYさん。本によれば磯田一郎住銀会長の溺愛されていた娘さんが闇の世界と関係があったようですね。それで住銀関係にはいろいろとあったようです。
政治が今のような状態では、粛々とした社会にはならないのでしょうか?

2008/7/2(水) 午後 6:51 t*h**o*o 返信する

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