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最初に、このブログが最大5000文字に制限に引っ掛かってしまったので、二部作にして記載します。是非続きもご覧下さい 企業が企業の利益を優先して、事実を糊塗し、偽装して一般大衆を騙して利益を拡大しようとしているのは、日本の企業だけでなく、アメリカの企業もそれ以上に酷いらしい。 この本を読んでビックリしと言うか、やはり噂は本当だったのかなと思ったのは、アメリカの政治家たちが、巨額の政治献金の爲に、そういう企業を庇護して、告発を妨げたり事実を隠蔽するのを助長したりしていることだった。 タバコ産業から巨額の献金を受けていたブッシュが大統領になって直ぐに、クリントンが告発していたタバコ産業に対する1300億ドルの請求は僅か100億ドルに減額されたとの事。と言う事は、国民は遥かに巨大な損失をこうむって税金の形でそれを負担している・・ そして思い出した。アメリカが世界の世論を押し切ってイラク戦争を始めた時に、裏に石油産業と軍需産業が動いているらしいという噂があったことを・・・この本を読んで居ると、それもあながち疑えないなと強く感じる。 まるで、水俣病がアメリカ全土で繰り広げられ、企業と政府が問題はないと逃げる姿勢でいるような感じだ。しかし、この現状は日本でも決して隣の火事ではなく、もっと酷いことが行われている可能性が高い気もするから怖い。 この本の趣旨は、「訳者あとがき」の冒頭にこう書かれていた。・・で引用。 ・・本書は、・・人間や地球環境を汚染する化学物質と病気の関係、その有害物質を無責任にこの世に送り出し、真実を隠蔽、改竄し、”人殺しをしてまんまと逃げおおせている”ような権力ー政府、産業、科学の近視眼的な利益追求を軸にした悪しき相互関係の構図ーを暴くことで一貫している。本書を読んでまっさきに、マハトマ・ガンジーの「七つの社会的大罪」のうち、「哲学なき政治」「道徳なきビジネス」「人間性なき科学」を思い浮かべた。 ・・ 内容(「MARC」データベースなどから) アメリカの毒の犠牲者は地球上のどこの町にも村にも都会にもいる。水、空気、食物、日用品を通じて、老若男女を問わず、胎児にまでも汚染の連鎖が広まっているのだ。健康被害者への取材でつかんだ、衝撃の事実を紹介する。 自閉症、白血病、クラスター疾患、先天異常、乳癌、肺癌、喘息が急増している原因について健康被害者への取材でつかんだ衝撃の事実。 目次 プロローグ ゆっくりと奪われる命 第1章 誰も逃げられない―地球規模の環境汚染
第2章 死を招く水―クラスター疾患、白血病、先天異常
膨大な被害者たちとのインタビューやその被害を分析する資料を記載した300ページを掻い摘む事はとても出来ない。第3章 食品汚染―甲状腺疾患、癌、農薬の犠牲者たち 第4章 大気汚染物質の循環―水銀汚染と喘息 第5章 自閉症の急増―世界中で奪われる命 第6章 乳癌産業―マンモグラフィ、電離放射線、そして利害対立 第7章 肺癌の世界的流行―途上国の子どもたち、非喫煙者の汚染、女性に特有のリスク 第8章 子どもたちを救うために―宗教の危機と転機 特に印象に残る警告は、 「第7章 肺癌の世界的流行」のタイトルぺージの下部に書かれているサウル・バーマン師の言葉だった。 『悪化の一途をたどる環境汚染で、ほんとうに危険にさらされているのは地球ではない。−むしろ人類である。地球はわたしたちが破壊しても間違いなく生き残り、生き物が群れなす場所であり続けるだろう。だが、人類は消滅し、神が地球上でなされている実験の現段階を終わらせてしまうかも知れない。』 何時ものように、ほんの僅かだけ・・で引用します。 プロローグ ゆっくりと奪われる命 から ・・たいていは「化学による生活の向上」というスローガンをさしたる疑問もはさまずに受け入れてきたのだ。合成物質の自然界に相当するものが無いと聞いたことはあっても、利潤の追求、ただそれだけのために破滅的な汚染の連鎖がすでに世界中に広まっていること、あるいは、汚染を免れるているものはないに等しいーわたしたちが吸う空気も飲む水も口にする食べ物も、子供たちが受ける予防接種ワクチンも、私たちが塗る化粧品も日々使っているほかの製品もーということは、十分に理解していなかった。 ・・さらに、地球温暖化が同時に進行しており、濫用という同じ原因によって地球そのものが危険にさらされているということも理解していなかった。 ・・現在、アメリカをはじめ、世界中に存在する推定八万五千種類の合成化学物質の大半は、その毒性が一度もテストされていない。 ・・求められているのは、科学についての本なんかではない。綿密な調査に基づいて、環境汚染による病気の背後にある政治や欲を暴くことだ。 ・・わたしがこの本を書いた理由は、取材で出会った人々が味わった経験をこれ以上誰にも味わってほしくないからであり、同じ経験をする人が後を絶たないとわかっているからだ。 第1章 誰も逃げられない―地球規模の環境汚染 から ・・1987年の調査で、北極圏の母親の母乳は世界各地の都市部に住む母親たちの母乳よりも七倍も高い濃度のPCBに汚染されていた。 今や、今日母乳を汚染し、子供の健康を蝕んでいるのはPCBだけではない。熱帯諸国では、マラリア予防の目的で蚊を駆除するために散布されている殺虫剤のDDT、そして電子機器や家具に難燃剤として広く用いられている浮遊性の化学物質が大氣経由で移動している。 これらもまた、食物連鎖に取り込まれ、脂肪組織に溜まっていく。年齢を重ねるに従って蓄積量は増えていく。女性の体内に蓄積された有害物質は子宮に移行し、妊娠すれば胎児のうちから子どもは汚染される。生まれると今度は、母乳を飲むたびにせっせと、有害物質を摂取していくわけだ。 第2章 死を招く水―クラスター疾患、白血病、先天異常 から ・・1970年代からノースカロライナ州にあるキャンプ・ルジューン海兵隊基地の廃棄物により汚染された飲用水が基地内・周辺住民に・・ トリクロロエチレン(TCE)ー機械類の脱脂剤として使用ー発がん性が疑われ、胎児の成長を阻害し、免疫力を弱め、腎臓や肝臓を傷める テトラクロロエチレン(PCE)−有害なドライクリーニング溶剤ー体脂肪に浸透し、徐々に発がん性の化合物を放出する これが、妊婦の体内を通じて、小兒リンパ腫・小兒白血病・神経管欠損・口唇口蓋裂等を引き起こす ・・ネバダ州・航空基地ージェット燃料を着陸前に日常的に捨てている。−この発がん物質が浸透して近隣住民に白血病など引き起こす ・・過塩素酸塩ージェット燃料や火薬などの製造に広く使用ー甲状腺がん・パセドウ氏病等あらゆる甲状腺に関係する症状と関係 2004年までにアメリカ35州の飲料水から過塩素酸塩を検出 2004年12月02日のニュース記事から 米食品医薬品局(FDA)が11月29日(米国時間)に公開したデータによると、米国で供給されている牛乳とレタスの大部分が、ロケット燃料に使われている有毒な化学物質によって、危険とされるレベルまで汚染されている可能性があるという。 今回のデータは全米15州の牛乳とレタスに関する予備調査の一環として公開されたものだが、検査したサンプル中の94%近くが過塩素酸塩に汚染されていることが判明している。この結果は、非営利の環境団体『エンバイロンメンタル・ワーキング・グループ』(EWG)の従来の調査結果とも一致するものだ。 EWGは6月に、カリフォルニア州で生産された牛乳の過塩素酸塩汚染に関する警告(日本語版記事)を発表している。 ・・国防総省は、環境保護局の過塩素酸塩に取り組もうとする努力を10年以上も妨害している。 ・・2005年までにロスアラモス国立研究所(各研究施設)から出た過塩素酸塩は、地下水脈を通ってリオグランデ川に達した。市民400万人に・・ 第3章 食品汚染―甲状腺疾患、癌、農薬の犠牲者たち から ・・コロラド川の水で冬に栽培されたレタスに適用すれば、コロラド川の過塩素酸塩の濃度は3〜10ppbであるから、可食部の過塩素酸塩の濃度は最高90ppbになる。可能性がある。EWGによると、この数値は環境保護局が推奨する一日当たり摂取上限の4倍である。 ・・メリーランド州のオーガニック・ミルクやアリゾナ州のグリーンリーフレタスからでさえ過塩素酸塩が検出され、恐らく最も特筆すべきことに、テキサス州とカリフォルニア州のボトル入りの天然水からも検出された。 ・・2005年テキサス工科大学の調査では、全18州の母乳サンプル36例のすべてに危険な濃度の過塩素酸塩が検出された。 ・・最も毒性の強い農薬の一つに臭化メチルがある。この農薬を浴びた女性が妊娠した後重度の先天異常児を出産。 第4章 大気汚染物質の循環―水銀汚染と喘息 ・・2004年食品医薬局は、以前から、姙娠を予定している女性に対して、水銀含有量の低い魚を選び、特に水銀含有量の多いメカジキ、サメ、アマダイ、オオサワラを避けるように推奨していた。 ・・マグロには、「オーガニック食品」という選択肢はない。マグロは食物連鎖の頂点にいる捕食者なので、メチル水銀はマグロの筋肉組織である可食部で濃縮される。 ・・マシュウ少年は一年間毎日ツナ・サンドウィッチを食べていた。息子の指が変形した事に母親が気付く。水銀中毒だった。医者の処方は、ツナ缶を食べるのをやめること。食べるのやめて2年近くで血中水銀濃度がゼロになった。 ・・火力発電所から排出されるオゾンと浮遊粒子状物質が、喘息を引き起こすこともわかっている。 第5章 自閉症の急増―世界中で奪われる命 から ・・チメロサールー有機水銀を主成分とする保存剤がワクチンに使用されている。 今、自閉症の増加と乳児が受ける定期予防接種の回数との間に直接的な関係を指摘する声が多い。 ・・この10年間で、自閉症の発症数は、アメリカの殆どの州で少なくとも500%は増加している
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目次を見ただけでも、恐ろしい内容です。
この本は、事実を明らかにしているのでしょうか??
2008/9/5(金) 午後 5:58 [ - ]
秩父雲竜さん。恐らく、判る範囲で書いているのでは?相当に企業や行政の隠し事や邪魔が多いようですから・・
日本はもっと怖いことになっている気がしています。
2008/9/5(金) 午後 6:35
こんにちは。私はこの本を読んだことはないのですが、同じような思いを抱いています。トラックバックさせてくださいね。
2008/10/1(水) 午後 6:17 [ akk*020* ]
akk*020*さん。そちらに伺いました。
チメロサールがはいってないワクチンもあるって初めて知りました。確かにそのほうがより安全ですね。
ありがとう!
2008/10/1(水) 午後 6:43