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デルフトの散策を終え、雨も降っていることですし、そろそろアントワープにもどることにします。 シーボルトゆかりのライデンにも行きたかったのですが、今回は時間切れです。 全部行ってしまうと、次に行く楽しみがなくなってしまいますから、これでいいのかもしれません。 デルフトからアントワープに向かうインターシティに乗るには、デンハーグHS駅に戻る必要があります。往路はオランダ鉄道の列車でやってきましたが、復路ではハーグとデルフト間を走るトラムに乗ることにしました。オランダ鉄道よりは時間がかかりますが、電車の本数ではトラムのほうが多いようです。 電車の車内から外を撮ってみましたが、雨で窓ガラスが曇ってしまっています… ベルギー行き列車の止まるデンハーグHS駅に戻ってきました。 ブリュッセル南駅行きインターシティがやってきました。 ベルギーに近づくにつれて、雨も上がってきたようです。 アントワープ中央駅に到着。 オランダ・ベルギー旅行も翌日は空港に向かうだけですので、実質的にはこの日が最終日。 最後に、もう一度アントワープの町に名残を惜しむべく、アントワープ中央駅からプレメトロに乗って ノートルダム大聖堂のあるフルン広場にやってきました。 そのノートルダム大聖堂のさらに奥にあるのが、グローテマルクト広場と市庁舎です。 市庁舎の前には大きな像がありますが、アントワープの名前の由来である「市内を流れるスヘルデ川に住んだというアンティゴヌスという巨人がいたが、ブラボーという一人の英雄が倒して、川に手(ant)を投げこんだ(werpen)」という古い伝説を表したものだそうです。 (「巨人が通行料を払わない人間の手を切り落としていた」という話もあるようですが…) 市庁舎にはなぜか各国の国旗が掲げられていました。日の丸は最上段の左側にありました。 海外に出て自国の国旗を見ると、なんとなく安心するものです(笑) アントワープの名前の由来となった巨人の手が投げ込まれたスヘルデ川。 市庁舎からはノートルダム大聖堂とは反対方向に2・3分ばかり歩いたところです。 いろいろ見ている間に6時近くなっていて、そろそろ夕飯にすることにしました。 最後はベルギー料理と行きたいところでしたので、ノートルダム大聖堂のすぐ近くにあったカフェの1軒がベルギー料理をやっていることが分かり、そこに入ることにしました。 (この写真左側の店です。この日に写真を撮り忘れていたのですが、2日目に行った時に撮った写真で代用(笑)偶然ですが、かすかに写っていました。) さて、今回食べたのはワーテルゾイ。簡単に言ってしまえば、フランドル風クリームシチューです(笑) 御供はやはりベルギービール。この日飲んだのはグリムベルゲン・ダブルという褐色系のビール。 もともとは修道院(アベイ)で醸造されていたビールだそうで、アベイビールと言われます。 味は見た目の割には、あっさりとしていたように思います。 観光地のカフェなので、いささか心配でしたが、味もなかなかで、スタッフの感じも良かったです。 大聖堂のほうからバイオリンの音色も聞こえ、なかなかいい雰囲気で食事をすることができました。 バイオリンの音色の主。 中国系の人で、モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」などを演奏していました。 こういった場所での演奏は、聞くに堪えないことも少なからずありますが、 この人はなかなかの腕前のように思われました。留学中の音楽学生なのかもしれないですね。 僅かばかりですがチップをあげたら、「謝謝」と言ってくれました。どうやら同胞と思われたみたいです(笑) 帰りはフルン広場から22系統のバスに乗って、ホテルに戻りました。
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ヨーロッパ
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旧教会に引き続いて、デルフトの街中を右へ左と曲がると もう一つの高い塔が見えてきました。 こちらは新教会(Nieuwe Kerk)です。 新教会と言いつつも、15世紀ごろに建てられた教会で、 オランダ王室の代々の墓もあるそうで、それだけデルフトが歴史ある町だと言えるでしょう。 新教会の前は大きな広場(マルクト広場)になっています。 カフェやデルフト焼きなどを売る土産物屋が広場を取り囲むように建ち並んでいました。 教会と広場を挟んで正対するように建っている市庁舎。 デルフトの街中を散策している間に昼時となりましたので、 ちょうど教会の近くにあったCAFE DE ENGELというカフェで昼食にすることにしました。 昼間はカフェで夜はバーになるような店で、ハンバーガーを食べました。 野菜や目玉焼きなどが入っていて、かなりの厚みがありました。 ボリュームはあったけど、脂っこくないのは日本人の口には嬉しいところです。 食後は引き続き、デルフトの街中を散策。 一番手前の建物はフェルメールセンターで、フェルメールグッズを販売していました。 このあたりの建物は、フェルメールの「小路」のイメージに近いような印象です。 「小路」のモデルとなった具体的な建物はないようですが、デルフトの一般的な建物の特徴を集めて描いたのでしょう。 小雨が降る中、運河では白鳥の群れが泳いでいました。 つづく
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前日と全く同じ時間の列車に乗って(笑)、約1時間半でハーグに到着。 前日はこの後ハーグ市内観光へ向かいましたが、この日は オランダ鉄道の切符を買い 2階建て列車に乗って ハーグの隣町のデルフトへ行ってきました。乗車時間は、車内を見回る間もなく10分ほどでした。 ベルギー=オランダのインターシティはデルフトに止まらないので、ハーグでの乗換を要しました。 デルフト駅。教会にあるような塔がついているのが印象的な駅舎です。 それにしても、駅前に駐輪されている自転車の数がすごいです。。。 このデルフトはオランダの古都であり、前日見てきた「真珠の耳飾りの少女」の作者のフェルメールが住んでいた町としても知られています。デルフトという町の名前は、排水路を意味する古いオランダ語からきているそうですが、本当にその名の通りで、いたるところに水路が張り巡らされているのを見ることができます。 ただ、水路に藻が生えているのは見た目にはよろしくないですね。。。 時折、船に乗って藻を掃除している人を見かけましたので、それなりの努力はしているようですが。。。 ガイドマップの地図にしたがい、右折と左折を繰り返しつつ進み、やがて見えてきた塔は旧教会(Oude Kerk)のものです。 旧教会は歴史ある町デルフトの中でも最古の教会で13世紀に建立され、フェルメールもこの教会に埋葬されているそうです。 残念ながら電線が写ってしまっていますが、昨年秋に東京都美術館で開催されていたフェルメール展に出ていたヤン・ファン・デア・ヘイデンの「アウデ・デルフト運河から見た旧教会の眺望」という絵を思い出しました。 旧教会の塔を間近で眺めてみました。 華やかさはないですが、レンガの色合いなどから歴史を感じることができます。 この日は小雨がぱらついていたので、よりうらぶれた印象が強かったように思います。 つづく
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もともとは13世紀ごろに建てられた宮殿でしたが、現在では国会議事堂として使われており、 オランダの政治の中心的な建物の一つです。 建物はホフフェイファ池に面していて、とても優雅で風格ある印象を受けました。 そのビネンホフの一角にあるのがマウリッツハイス美術館(Mauritshuis) 有名なフェルメールの『真珠の耳飾りの少女』などを所蔵しています。 この日も見物客が多く来ていましたが、日本の美術館に比べればすいている方でした。 パンフレットの表紙にも使われている通り、『真珠の耳飾りの少女』が一番人気なようで、 見物客も一番多く集まっていました。 それ以外にもレンブラントなど著名なオランダの画家の絵画を見ることができました。 今回の旅行で一番行きたかった美術館なので、しっかりと見ることができて良かったです。 (なお、美術館内は写真撮影禁止なので、パンフレットの表紙だけでご了解を(笑)) マウリッツハイス美術館を見学し終えたところで、午後4時近くになったので、 そろそろこの日の観光を終え、アントワープに戻ることにします。 トラムでデン・ハーグHS駅に戻り ブリュッセル行のインターシティでアントワープにもどります。 途中のドルトレヒトのあたりでホランス・ディープ川に架かる鉄橋を渡り南下していきます。 日本の川に比べると、はるかに幅が広くて湖のように見えてしまうほどでした。 高速で走る列車の車窓からでは一瞬にして過ぎ去ってしまう景色ですが、 この地方の画家の名画の一場面を思わせるような景色にも時折出会えることができました。 デン・ハーグから1時間半ほどかけてアントワープ中央駅に到着した後は、 夕飯は店を探すのが面倒だったので、アントワープ中央駅近くにあったピザハットで食べました。 でも、ビールはベルギービールのマース(Maes)にしました。
ラガービールで日本人が飲みなれたビールの味に似ています。 |
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8月のベルギー・オランダ旅行記事の続きです。 (前回記事はこちら) 滞在4日目の8/10は滞在都市であるベルギー・アントワープから国境を超えオランダ・ハーグへ行くことにしました。ハーグはオランダ王室の宮殿や行政機関もおかれるなど、オランダの主要都市の一つになっています。 さて、この日もアントワープ中央駅から出発。 アムステルダム行きのインターシティは地下ホームからの出発です。 定刻よりやや遅れてアムステルダム行きのインターシティがやってきました。 ベルギー=オランダ間のインターシティは全席自由席ですので、 空いている車両を探しながら皆さん乗車していきます。 車内の様子。ほぼ満席でした。 ひたすら農地・牧場が続いています。 途中の貨物駅で見かけたコンテナ列車。かなりの長さのコンテナ列車が何本も停車していました。 ヒュンダイやら、三井商船や日本郵船など東アジア諸国のコンテナもあって、 このあたりは欧州物流の主要ポイントなのでしょう。 1時間半ほどでデン・ハーグHS駅に到着。 デン・ハーグHS駅の建物。(HSというのはHollands Spoor(オランダ鉄道)の略称のようです) 1891年に建てられたレンガ造りの堂々たるもので、王室のある町の表玄関にふさわしいですね。 デン・ハーグHS駅構内にあったトラムの案内所で1日乗車券(6.50ユーロ)を購入し、 トラム1系統で向かったのはこちら、国際司法裁判所です。 公民の授業で国連機関の一つとして暗記した思い出しかありませんが(笑)、 2009年現在で、所長は日本人の小和田恆氏(元外務事務次官で、皇太子妃の父親としてのほうが有名かもしれません)が務めているそうです。 国際司法裁判所前の花壇。 せっかく1日乗車券を買いましたので、トラム1系統で終点までのってみることにしました。 北海がすぐそばの町、スヘーフェニンゲン(Scheveningen)へ ちなみに、日本ではそのスペルから「スケベニンゲン」とも呼ばれます(爆) ただし、現地に行ってス●ベニンゲンといっても通じないと思いますので、ご注意を(笑) 曇り空で、閑散としたスヘーフェニンゲンの砂浜 スヘーフェニンゲンの海岸沿いの通り。土産物屋やレストランが立ち並んでいます。 海では人間の代わりに、鳥が海水浴をしていました(笑)。 ちょうど昼食時となりましたので、海岸沿いに立ち並ぶレストランのうちの1軒である Zeezichtというレストランで昼食をとることにしました。 エビ・マグロ・サーモンのミックスグリル 味は悪くなかったですが、25.50ユーロ(約3,500円)という日本では考えられないような金額です。 周辺の他の店も同じような値段でしたし、改めてヨーロッパの物価の高さを実感してしまいました。 クルハウス(Kurhaus)ホテル スヘーフェニンゲンでは一番大きいホテルで、1886年に建てられたという歴史のあるホテルだそうです。 スヘーフェニンゲンの中心部。ショッッピングセンターなどもありました。 ここからハーグの中心部へトラムで戻ります。 トラムの軌道。 営業路線にも関わらず草に埋もれてしまっていますが、あまり気にしないのでしょうか… つづく
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