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マスコミ用語は嫌いなのだけれど・・・
かなり流通してしまったのだから仕方がないので使います。
『アベノミクス』は成功するのか?
『黒田バズーカ』は効果を発揮するのか?
ハッキリ言って経済学では結論は出せません。
ここ数回書いてきたのはこのことです。
なぜか?
あくまで結論を導くのは人の心なんです。
人の心の動きによって資本が動いた経路を後から説明する事はできます。
でも人がどっちに動くかは予測する事はできないのです。
なのに何で経済学者ってあんなデカい顔してられるんでしょうね?
外れても責任を問われないからでしょうか?
今では天気予報でさえも外れると結構怒られるし、
長期予報などは外れるからこそ保険商品も売られるわけです。
でも経済学は放置。
こんなのはただの怠慢ですよ。
経済学はおおよそ両極端な理論が出てきます。
今回の政策に関しても超楽観論と超悲観論ばかりです。
これ、悲観論。
「黒田バズーカ」日銀と銀行の間で金が行き来するだけと大前氏
http://www.news-postseven.com/archives/20130502_185808.html
楽観論の先鋒はイェール大学の浜田でしょう。
っていうか、コイツは今の政権の経済ブレーンみたいなもんです。
それもご丁寧に「日本人初のノーベル経済学賞"候補"」の肩書きまで引っさげて。
(まさに獲らぬ狸の皮算用。)
前述のように経済学は大体両極端な論が並びます。
時の政権は自分たちに都合のいい論者を連れてくればいいだけですから
本当に無責任なもんです。
呼ぶ側は外れたらソイツのせい。
そしてその御用学者は外れても知らん顔。
本当に無責任なもんです。
それにノーベル経済学賞ったってね。
このブログでも何度も書いていますが、
あんな適当な賞はないですよ。
あれだけ政治色が強くて後ろ盾はあっても後ろ付けのないものってあるんですかね?
選考方針も不明で数年周期でフラフラする。
そんなものをありがたがる方がよっぽどどうかしているんですが・・・。
そもそもリーマンショックだって原因の何割かはノーベル経済学賞受賞者です。
このところの貿易赤字を説明する「Jカーブ効果」とかももう古い気がするしなぁ・・・。
経済学は国際貿易に関しても2国間とかせいぜい3国間取引を前提としたモデル。
しかもそれぞれの国が相互に取引するという前提。
2国間ならそりゃそうですけど、3国間の場合はじゃんけん的な鼎立モデルもありえるし。
今の現実的な経済は原材料を買って完成品を輸出するような単純なモデルじゃないですよ。
A国から資金を預かってB国に融資するだけで稼ぐような国家もあるわけなので、
必ずしも相互取引ではなく3国間以上の循環取引が結構あります。
でもEUができて、NAFTAやらAPECを中心としたアジア権の経済ブロックが出来かけて、
国際経済学が一番懸念しているモデルに近づいているのもあるけれど・・・。
だからTPPで枠組みを広げて、
EUとTPPという2つのブロックモデルにしようとしてるのかもしれないです。
話はそれましたが、この先この国の経済がどうなるかはわかりません。
前にも書きましたがみんなが本気で「景気が良くなる」と思えばしばらくはそこそこよくなります。
でも多くの人がビビって片足をブレーキに置いたままだと・・・。
どんなにエライ人(ただエラソーなだけかも)でも、
「上手くいくに決まってる!!」
「上手くいくわけがない!!」
とか断言する人は安易に信じちゃダメです。
繰り返しますが人々の気持ちが動いた時にどうなるかはある程度予想ができます。
しかしどっちに動くかは予想できません。
彼らが言っている内容は公営ギャンブルの予想屋と大差ありません。
だから仮に今回予想が当っても次に当るとは限りません。
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