|
この人が日本会議の構成メンバーか、どうか、私は知らないのだが、考え方としてはそう違いは無いだろう。
この人については、こうしたメンバーにしては珍しく、私が会ってお話をした事もある人です。著書を読んだのは30年以上前からで、初めてお会いしたのが28年ほど前でしょうか。当時は英語学者としてヨーロッパの文明と日本の文明を比較する大きな仮説を提示していました。その後、その仮説の論証、実証に進むのかと思ったら、仮説段階のものを更に勧めて、政治的な論客としての立場を現して来ました。
最近は皇室問題について発言し、「素人が拙速な論議で結論を出すな」と言っている様です。が、この人に対しては一言だけ言いたい。おみゃーは専門家と言えるのか?って事。
渡部氏は、読書量に関しては本当にスゴイ人です。読書量と知識の量で言えば、彼は皇室に関しても専門家と言えるのかも知れない。けど、この人の本当にダメなところは、知識のほとんどが読書(と対談)でしかない事。これは、知識の習得に関しては一番効率的である事は認めますが、社会の実態に関する調査などは全くした事が無いんじゃないだろうか?文明についての仮説を立てたものの、実証をしようともしなかったのと同じ構図です。
あんまり論証の力(論理)も強いと思えないんだが…。
ps.拙速と言うが、天皇制は戦後ずっと考えられて来た事であり、今後も天皇が続く限りは、絶えず検討されて行く事項です。論議の時間の短さだけで評価すべきじゃない。
|