黄色い蛇足@日立柏酒場裏

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政局雑感

(A)少なくともこの4年余りの国内の状況と、首相の姿を見ながら、もしかして公理の様に導いても構わないテーゼ(命題)がある様に感じる。それは、

 (1)「市場原理と自己責任を主張する政府の場合、政治に対する国民の視線と要求は、そうでない政府の場合より大きくなる」

 (2)「市場原理と自己責任を主張する政府の場合、政府は『小さな政府』でしかあり得ない。そのままの場合、内閣は指弾される他ない」

 (3)「市場原理と自己責任を主張する政府の場合、首相は一貫した政策を主張して選ばれたのでない限り、短期で追い落とされる。調整を上手くやれると云う期待のみでは存続出来ない」

てなもの。
 以下、少し説明。

(1)護送船団方式であれ、そうでなかれ、福祉国家型の最低限の保障がある場合、実は割を食うのは頑張っている人の側。頑張らない、もしくは、機会に恵まれない側は、どちらかと云うと救われる側に属している。が、そう云う政府から自己責任型、市場原理主張型の政府に変わった途端、機会に恵まれない人も含めて、大量の層が「かつてよりキツイ状況」を体感せざるを得ない事になる。
 そうであれば、政治への視線はキツクなる。政治家の力量、やっている事への評価は厳しくならざるを得ない。それなのに、政治だけが以前の状況と同様であるかの様に振る舞っている政治家、そんな人間は、振るい落とされて行くしかないのだろう。

(2)これは、理の当然。が、日本の場合、官庁の定員もそのままなら、官庁の周りにいる特殊法人や第三セクターもそのままになっている。小泉構造改革は、この領域への切り込みを目指したものの、中途半端な終わり方をしてしまった。
 その後の内閣は、この領域への働き掛けがかなり弱い。それでは、(1)の状況の下、国民の理解が得られる筈が無い。

(3)安倍晋三は、自分の判断力が人より優れていると思い込んだだけで、政策らしい政策を持たずに首相になってしまった。自分の判断力で周りの者を動かせると思い込んだ。が、官僚や政治の慣性が、安倍晋三に許したのは、国民の生活に即効性の無い政策のみ。、そして、小沢一郎の「生活が第一」スローガンの前にあっけなく崩壊するしかなかった。

 福田康夫も、調整型で進もうとしたが、(1)の状況の下、内閣支持率は上昇せず、辞任。

 麻生太郎は「景気優先」といいはしたが、政策は考えられているものでなく、結局は安倍晋三のごとく、自分は大方針のみを打ち出し、周りに任せる、って政権イメージで進んだ為、敢えなく陥没しつつある。

 〜〜〜

 以上の事から考えて、民主党政権になったとしても、マニフェストに一貫した政策を書き込み、それをもとに選挙を闘うか、少なくとも施政方針演説で一貫した政策を打ち出せない限りは、民主党政権であれ、かなり厳しい状況になる他ない。
 しかし、現在までのところ、民主党は、まだ選挙で戦う為のマニフェストを打ち出せてはいない様に見える。これは、安倍晋三、福田赳夫、麻生太郎と同じ政権イメージを持っていた小沢一郎の責任。

 だとしたら、民主党政権が出来たとしても、2010年7月の参院選挙はかなり厳しい戦いにならざるを得ない。が、それが、自民党復権になるか、他党の勃興になるか、は、かなり微妙な気がする。

 次の衆院選で民主党が圧勝すれば、民主党の中から党を割るって力は減衰する。政権への執着があればこそ、少なくとも2010年春までは、政界再編の動きは影を潜めるだろう。けれど、民主党政権の内閣支持率が段々落ち込んだ場合、2010年7月の参院選に向けての政界再編の圧力が出て来る。
 一方、2010年7月の参院選も民主党の勝利に終わった場合、衆院、参院ともに民主党が勢力を握る。こうした場合、1955年に保守合同で成立した自民党は、恐らくかつての社会党の様に崩壊への道を進しかなくなるだろう。自民党が政界再編を仕掛けたくとも2年間は、民主党はそのままで、あっても党内闘争の形になるしかなくなる。

 ☆★☆★☆

(B)ここで考えなくてはならないのは、2010年7月にある事が決まってる参院選挙と、次の衆院選挙との間。短くなればなるほど、次の政権に有利、って事だ。

 政権が変わった場合、数ヶ月は移行期間として見て貰える。だから、自民党内での首相辞任の際の移行期間より、自民党から民主党への移行期間の方が長くなりがちであり、景気の悪化があれ、自民党政権継続の場合よりは内閣支持率の落ち方は少なくなるだろうと推測する。景気悪化が急激に進めばそうでもないだろうが、麻生内閣のバラマキのお陰で、ある程度の景気浮揚効果で落ち込みは緩和されている筈だ。だから、2010年の2月か3月までは、「政策が悪いから、こんなになっちゃってるんだ」って批判は、ある程度封封じ込める事が出来、民主党政権の政策が大きく打ち出されるのは、予算編成の時期になる。それが2010年2月。
 そして、そこからの数ヶ月間が民主党政権にとっての正念場になる道理。ここで、ある程度評価されれば、2010年7月の参院選でそれなりの得票が出来るし、そうでなかった場合は…政界再編に繋がらざるを得ない。

 自民党は、次の衆院選挙を出来るだけ後ろにずらしたいのだろうが、後回しにすればするだけ、次期参院選での挽回の可能性が減る道理。

 ここは、2009年7月12日の東京都議選の後、総裁選を前倒しして行い、総裁選後、間を置かず衆院選に持ち込むのが自民党の傷が一番少なくて済む道じゃないかなぁ…4人目の総理とか言われたって、麻生太郎のままで選挙を闘うよりはマシだろう。そして、新総理への期待感と少し手あかにまみれた民主党の鳩山代表との間で戦うしか自民党の残された道は無い様に感じる。麻生太郎のままなら、冒頭に掲げた(1)〜(3)の指し示すところにより、間違いなく大敗だろうから(と、私が考えるだけか?)。

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