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台東区一葉記念館は、樋口一葉が、吉原への客を対象としての、荒物と駄菓子を売る雑貨店を営んだ店の近隣に建ちます。一葉の死後、周囲の住民が寄付を集め、一葉を顕彰する施設の建設を要望した事が建設の契機であり(http://www.taitocity.net/zaidan/ichiyo/overview/ )、現在の建物は、同じ地に建つ2代目の建物となります。私は、一代目の建物を見た事がありますが、当初は、一葉の名を冠した公民館なのかと思っていた事があります。 一葉の文学活動は、主に亡くなるまでの「奇蹟(奇跡)の14ヶ月」と言われる期間(http://www.taitocity.net/zaidan/ichiyo/overview/shitaya/ 参照)に集中しており、この期間は、一葉が、一葉記念館の首位から文京区に引っ越してからの期間に当たります。が、吉原の近隣地区の竜泉寺町(現在の、竜泉。一葉記念館の建つ地も、竜泉)に生まれ育った幼馴染みの物語を描いた「たけくらべ」に見られる様に、この地での生活が一葉の文学に色濃い影響を与えているとされます。 また、一葉の資料は、実妹が大切に保管していたお陰で、文学上の資料も生活上の資料も、実に豊富なものが揃っています。 私は今までに、文学館としては、この一葉記念館の他に、大田区郷土博物館2F、山梨県立文学館に行った事がありますが、他の2館は、地元の歴史の顕彰を意図したものであり、文学館として本当に展示が成立しているのは、この台東区一葉記念館だけではないか、とも考えています。私は、「文学館」と云うものが、モノの展示で成り立つのか否か、疑問に思っている輩ですが、この一葉記念館だけは、文学館として成立している、と認めざるを得ません。 一葉の作品数が限定されている事も関係しているでしょうが、一葉の全ての作品(一葉に関する全ての刊行物、ではありません。念の為)が館内で閲覧出来る様になっている事も含め、尊敬出来る施設だと感じています。尤も、中には間違った解説もあり、私も昨年2017年だったかに訪問した際、年表中の間違いを指摘して訂正をお願いした事もありましたが、その際も学芸員さんが出て来て、丁寧な対応(何が間違いであると考え、その論拠は何かについての聞き取り)をして下さいました。 でもって、一葉記念館は、毎年、一葉忌となる11月23日(勤労感謝の日)の前後、記念館の入館料(通常 300円。「ぐるっとパス」で追加支出無しで入館可能。年間パスポート600円の制度などあり)を無料にしていますが、今年2018年は、2018年11月23〜25日の3連休を「一葉祭」として、その期間に当てています。 おまけに!今年2018年は、酉の市の三の酉が2018年11月25日(一の酉が2018年11月1日、二の酉が2018年11月13日。http://www.otorisama.or.jp/kotoshi.html 0:00〜24:00)。なので、2018年11月25日は、一葉記念館も〜19:00開館してます(http://www.taitocity.net/zaidan/ichiyo/oshirase/news/2388/?fbclid=IwAR2LfPZQb-bnRTa8ta4KXdB-PmrahDPo0Xi7-UoaYRpD1HNrvWJmZTeDjXA )。通常の開館時間帯は、09:00〜16:30。 お暇だったら、どうぞ〜。私は、他の用事で、一葉記念館にこの期間は行かないと思うけど。 今は、スマホでもガラケーでも、現在位置とウェブ地図との照合も巻単に行える様になっているので、予めルートを予習する価値は以前より低くなっているかとは思いますが、 【随時追加】駅から台東区立一葉記念館への徒歩ルート https://blogs.yahoo.co.jp/ubiquitous_budda/65142617.html にルートを説明してみましたので、興味のある方は、参考にして下さい。 なお、酉の市(特化商品は、熊手)が行われる鷲(おおとり)神社は、吉原では吉原神社とも言われるもの…と思っていたのですが、下の地図を見ると、別物の様です。一葉記念館からは、下の地図(ヤフー地図を加工したもの)の青い線で行く事が出来ます(または、途中までは、オレンジ色の線の方が簡単かも)。ちなみに、下の地図の赤い線の中が、所謂「吉原」、今は、ソープランド街となっていますが、色んな規制の中、契約駐車場(中にはコイン式駐車場もあり)が、かなりの面積を占めています(ヤフー地図の航空画像でも確認出来ます)。
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