黄色い蛇足@日立柏酒場裏

2019年9月以降は、https://reywa.blog.fc2.com をメイン(主たる)・ブログとします。

美術館、博物館、展覧会など

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<前月分>

2019年7月に訪問した展覧会、美術館、博物館など【実績】
https://blogs.yahoo.co.jp/ubiquitous_budda/65304323.html
(FC2ブログだと、https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-5195.html

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<凡例>

 表示の順序は、私の評価の高い順。但し、ツイデで見た同じ館もしくは近所での展覧会は、付属たる展覧会の評価に関わらず、主たるものに近い並びに置く事にする。

○=実際に見て来たもの(そのときの全精力を用いて鑑賞したと言えるもの)
●=実際に見て来たもの(一応全部を見たが、時間に追われ、説明の一部<外国語部分など>を端折ったり、疑問を残して先に進んだり、概略を鑑賞する事で先に進んだもの
▼=実際に見て来たが、時間の関係などで、展示作品の一部の鑑賞に留まったもの

 上の○のものに関して、

◎=行って来た結果、「行って良かった」と感じたもの
■=行って来たが、金銭と時間の支出に見合うものではないと感じたもの

 使用を開始した「ぐるっとパス」の有効期限は、〜2019年9月5日。

文字色を青としたものは、本当に素晴らしく、2019年のベスト10候補として考えられるもの。
文字色を水色としたものは、上記の青色レベルと同等のものと考えるが、様々な理由により、私の心を「動かす」にまでは至らなかったもの。
文字色を緑色としたものは、ベスト10とかの評価付けと関係無く、素晴らしいと感じ、他人様にも勧めたいと思ったもの。

この文字色のものは、見に行く価値が無いと思ってしまったもの。


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5日間、実質8展。鑑賞料としての支出7,600円(東京国立博物館でのプレミアムパス 5,000円を含む)。


○◎メスキータ展@東京ステーションキャラリー
 http://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/201906_mesquita.html
 会期:2019年6月29日〜2019年8月18日(10:00〜18:00。金は〜20:00) 600円(本来、当日券は 1,100円だが、両国駅南口前の金券屋でJR東日本の株主優待券を1枚50円で5枚購入し、それを適用し、入場料金を半額550円で入場した)
…鑑賞時間 2時間半+見直し 10分。メスキータの作品自体は、以前にも見た事はあって、そんなに期待してもいなかったのだが、遙かに期待を超えた展覧会だった。
 版画作品に於いて、線の集合で面を表す事は、セザンヌの「色面構成」「構成的筆触」と同様の考えに由来するものかも知れないが、線の肥痩を光の当たり具合の差の表現に利用するのや、輪郭線を彫るのでも単に残すのでもなく、線の削り残しで表現するのを見ると、その計画的な構成と、それを実行し切る意思の貫徹、理性による自律(木版を彫る際の指先の抑制)に驚く他無い。ときに「デッサンが少々狂っているのではないか」と思うときもあったが、それが不思議に、感情を揺さぶる。メスキータの、表現に用いる技術の、理性による自律(抑制)を思うとき、それも、セザンヌの発言「自然にならって絵を描くことは、対象を模写することではない、いくつかの感覚(sensation)を実現(realiser)させることだ」と同様の考えに基づくものかも、とも思ってしまう。私は、セザンヌをそう好まないのだが、「セザンヌの考えるもの(考えるだけで、技術的稚拙さ故に、実現し切れなかったもの)を、理性的に構成し切ったのが、メスキータだったのかも知れない」とも思う。私のセザンヌへの見方に変化をもたらしてくれる存在が、メスキータになるとは、思いもしなかった。
 最後のエリアを構成した章(第4章 空想;Fantasy。第5章は、実は、2F 大部屋の真ん中に位置するので、出口に尤も近いのは、第4章の展示区画)は、少々異質だが、自身が「無意識」と呼ぶ、そこに表出されたキャラクターは、オランダ風俗戯画によく見られるものを反映してしまう事に、「ああ、そうか」とも思う。こうして、よくも考えられていないものが互いに似る事で「民族的基盤」「民族的感情」と云う言葉に絡め取られてしまう事も多いんだろう。しかし、ここに版画での表現技術を駆使した様な作品として、cat.no.4-1「ファンタジー:目を閉じた男」(何と、これはエッチングで、北版画でメスキータが発展させて来た技法をなぞっている)があり、印象に残った。第2章(人々;Human Figures)のcat.no.2-57「母と子」は、その理性的、デザイン的に、全てを削って行って、構成的、論理的にミニマムな「必要にして充分」なものを取り出す制作姿勢(ミニマリズムの鏑矢にも思えるほど)に感銘を受けた。
 → 行った翌日に、BS-TBSで2019年7月30日21:00〜放送された「ぶらぶら美術・博物館」の同展の特集の録画を視聴した。



○◎ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道@国立新美術館
 https://artexhibition.jp/wienmodern2019/
 https://artexhibition.jp/wienmodern2019/outline/#place-tokyo
会期:2019年4月24日〜2019年8月5日(10:00〜18:00。金土は、4〜6月は〜20:00、7〜8月は〜21:00。2019年4月29日〜2019年5月2日、2019年5月5日は〜20:00。火曜日休館) 1,500円(本来 当日券は 1,600円だが、購入済みのサントリー美術館の年間パスポートを提示し「あとろ割」で100円割引に)
…鑑賞時間 約5時間半。2019年6月に続いて、2回目の訪問。
 先ずは、前回、20分で見て回った、「4-6-1 エゴン・シーレ―ユーゲントシュティールの先へ」まで辿り着くのに約30分。前回、見逃した可能性のある「印象の薄い」ものを見直しながら進んだが、前回の記憶なんて当てにならないと思い知らされた。見ているうちに記憶の蘇って来るものがあったが、直ぐには思い出せないものばかり。なお、「4-3-4 ウィーン分離派の画家たち」は、一通り見た。
 「4-6-1 エゴン・シーレ―ユーゲントシュティールの先へ」から先(4-6-1 +「4-6-2 表現主義―新時代のスタイル」「4-6-3 芸術批評と革新」)は、きちんと見て、約1時間。「前回、あと40分ほど時間があれば、全部を見る事が出来たのか?!」と少々唖然とした。前回は、途中で「このペースだと、退館時刻までには見終える事は出来ない」と考え、かなり焦っていた感覚を思い出した事もある。
 その後、前回かなり駆け足で見た「4-5-2 ウィーン工房のグラフィック」を見、次の順序で、見て行った。

4-5-1 ウィーン工房の応用芸術
4-4 エミール・フレーゲとグスタフ・クリムト
4-3-5 ウィーン分離派のグラフィック(この辺りまでで、4-5-2を見始めてから、更に1時間…入場後、約2時間半経過)
(4-3-4 は、この日、一度見ているので、さらっと流した)
4-3-5 素描家グスタフ・クリムト
4-3-2 ウィーン分離派の創設
4-3-1 グスタフ・クリムトの初期作品(ここまでで、4-3-5を見長ってから、更に1時間…入場後、約3時間半経過)

 ここから最初に戻って、4-3-1まで見終えるまでで、更に約1時間半(入場後、約5時間経過)。そして、最初の挨拶の日本語部分のみ再読(前回読んだのは、前回訪問時)し、映像解説を3度(約4分×3=12分の計算)ほど見て、頭の中で内容を関連付け、全体構造を見直して、終了。
 順序は結構細かく分かれているが、時間の流れに戻してみると、かなり重なっている部分もある。例えば、展示の中でグスタフ・クリムトの作品が最初に出て来るのは、3-1-14だが、そこからクリムトを主題にする展示に至るまでには、相当な空間の隔たりがある。
 ウィーン・ミュージアム(ウィーン市立美術館)の休館があった故に出来た、引っ越し展。400点に及ぶ展示作品群は圧巻と云う他無い(私の見た中で、400点に及ぶ作品群で記憶にあるのは、橋口五葉展@千葉市美術館 以来)。間違い無く、2019年の美術展ナンバー・ワン候補。



没後50年 坂本繁二郎展@練馬区美術館
 https://www.neribun.or.jp/event/detail_m.cgi?id=201906011559351169
○前期:2019年7月14日〜2019年8月18日(10:00〜18:00。月曜日休館)500 1,000円
…鑑賞時間 2時間45分。
 後期もあるが、展示替えになって新たに展示されるのが、118点中20点。似た作品が出て来るのと思われるので、その為に更に時間と1,000円を費やすのか否か。


○サントリー芸術財団50周年 遊びの流儀 遊楽図の系譜@サントリー美術館
 https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2019_3
 ×第1期:2019年6月26日〜2019年7月10日(10:00〜18:00。金土は〜20:00。火曜日休館) 0円(本来 当日券は 1,300円だが、私は年間パスポート購入済み故、追加支出無しで入館)
 ×第2期:2019年7月11日〜2019年7月15日(同上) 同上

○◎第3期:2019年7月17日〜2019年7月22日(同上) 同上
○◎第4期:2019年7月24〜29日(同上) 同上

○◎第5期:2019年7月31日〜2019年8月18日(同上) 同上
…第5期の鑑賞時間 約30分。展示替えになって新たに展示される事になった5点のみ、鑑賞。


○◎岡田裕介 写真展 「Colors 〜ペンギン島の物語〜」@FUJI FILM SQUARE(スペース2)
 http://fujifilmsquare.jp/photosalon/tokyo/s2/19080202.html
 会期:2019年8月2〜8日(同上) 無料


●明治に生きた“写真大尽” 鹿島清兵衛 物語@FUJI FILM SQUARE(写真歴史博物館)
 http://fujifilmsquare.jp/detail/19060104.html
 会期:209年6月1日〜2019年8月31日(同上) 無料
…閉館時刻まで間が無く、英語解説文は読まずに飛ばした(日本語のみ読んだ)。

○センティル・クマル 写真展 原然 -Original Natural Content-@FUJI FILM SQUARE(Gallery X)
 https://fujifilm-x.com/gallery_x/ja/detail/20190802.html
 会期:2019年8月2〜15日(同上) 無料

○フジフイルム・スクエア・コンシェルジュ プレミアムプリント展〜わたしたちもトライしました〜@FUJI FILM SQUARE(ミニギャラリー)
 http://fujifilmsquare.jp/photosalon/tokyo/minigallery/19080203.html
 会期:2019年8月2〜15日(10:00〜19:00) 無料

○今井清博 写真展 「東京の空の下」@FUJI FILM SQUARE(スペース1)
 http://fujifilmsquare.jp/photosalon/tokyo/s1/19080201.html
 会期:2019年8月2〜8日(同上) 無料

…以上、合わせて、鑑賞時間 約55分。


○◎いきものがかり 江戸東京のくらしと動物+常設展@東京都江戸東京博物館
 https://www.edo-tokyo-museum.or.jp/s-exhibition/project/25714/いきものがたり%ef%bd%b0江戸東京のくらしと動物%ef%bd%b0/
 会期:2019年8月6日〜2019年9月23日(09:30〜17:30。土は〜17:30。月曜日休館) 0円(本来、当日券 600円のところ、「ぐるっとパス」提示で追加支出無しで入館)
…鑑賞時間 2時間15分。色々な新知見や気付きに満ちていた。


FUROSHIKI TOKYO@東京都江戸東京博物館(常設展示室5F 江戸ゾーン「江戸の美」コーナー)
 https://www.edo-tokyo-museum.or.jp/s-exhibition/feature/25835/furoshiki-tokyo/
×前期:2019年7月23日〜2019年8月4日(同上) 同上
○後期:2019年8月6〜25日(同上) 同上
…鑑賞時間 40分間。ど〜しょ〜もないものも一緒に見せられてしまった。

○常設展示@東京都江戸東京博物館
…鑑賞時間 約1時間半。T4 市民文化と娯楽 の、T4-1 盛り場 浅草、T4-2 東京文化展望、を、リニューアル後、初めて通覧した。これで恐らく、リニューアル後の明治時代以降の展示は、全て通覧した事になると思っている。もしかしたら、リニューアル後の展示を全て見た事になるのかも。


○三国志@東京国立博物館
 https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1953
 会期:2019年7月9日〜2019年9月16日(09:30〜17:00。金土は〜21:00? 月曜日休館) 5,000円(メンバーズプレミアムパスを購入<1年間の総合文化展入場料+同じ有効期の特別展鑑賞券4枚>。今回の特別展1回分なら、「ぐるっとパス」適用で1,500円)
…鑑賞時間 4時間45分+会場外でのNHK制作の関連映像 9分=小計 約4時間55分。
  最近制作され著作権が及ぶ動画を除き、ほぼ全ての展示物や解説が写真撮影可能。

○◎伊藤若冲・自画自刻「玄圃瑤華」のうち16画@東京国立博物館(本館 8室)
 https://www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=item&id=5897
 会期:2019年7月23日〜2019年9月1日(同上) 上記チケットで入場
…鑑賞時間 10分以内。

○綴プロジェクト「平家物語 一の谷・屋島合戦図屏風」(高精細複製品)@東京国立博物館(本館 特別2室)
 会期:2019年7月17日〜2019年9月1日(同上) 上記チケットで入場
…鑑賞時間 10分間ほど。同じ場所で、2度目の鑑賞。
 今回は、「日本文化体験 日本のよろい!」(https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=5&id=10132 )での参考展示。


○綴プロジェクト 高精細複製画で綴るスミソニアン協会フリーア美術館の北斎展@すみだ北斎美術館
 https://hokusai-museum.jp/modules/Exhibition/exhibitions/view/738
○前期:2019年6月25日〜2019年7月28日(09:30〜17:30。月曜日休館) 0円(本来 当日券なら 1,000円のところ、私は年間パスポート購入済み故、追加支出無しで入館) 
○後期:2019年7月30日〜2019年8月25日(同上) 同上
…鑑賞時間 2時間1分。前期と同じく、やはり図像比較を軸とする展示は、退屈だった。


○没後60年 北大路魯山人 古典復興―現代陶芸をひらく―@千葉市美術館
 http://www.ccma-net.jp/exhibition_end/2019/0702_1/0702_1.html
○前期:2019年7月2日〜2019年8月4日(10:00〜18:00。金土は〜20:00。2019年8月5日のみ休館) 0円(本来、当日券は 1,200円のところ、私は年間パスポート購入済み故、追加支出無しで入館)
○後期:2019年8月6〜25日(同上) 同上
…鑑賞時間 1時間半。展示替えになった2点の鑑賞は、あっと言う間(5分間ほど?)で終わった。その後、所蔵作品展を含め、統合的理解の為、さらっと見直し、総計 約1時間半費やしたもの。
 この後、泉自然公園にキツネノカミソリを見に行った(開花個体数が激減していた)。

○所蔵作品展「やっぱり素敵な人だった−勅使河原蒼風、棟方志功の作品を中心に−」@千葉市美術館
 会期:2019年7月2日〜2019年8月25日(同上) 上記チケットで入場
…上記参照。2回目の訪問。さらっと流した。

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