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先日、本屋に渡辺淳一の本が並んでいるのを見て、思った事です。その渡辺淳一の本は確か日本経済新聞に連載していたものをまとめたものだったと思います。日本経済新聞連載中から思ってた事なのですが、この人は当代随一のポルノ小説家だとは思うけれど、設定がいつも一緒(に見える)(渡辺淳一は、TVでコメンテーターとしても出ているみたいだが、私がチラ見した限りでは、考え方が一方的で反省がなく、参考になるといころは少ない)。
私が若かりし頃、川上宗薫と言う、芥川賞候補に5度も名を連ね、何かの新人賞を獲得し、中学校国語教科書だったかの後ろの年表にも名前が載っていた作家がいましたが、やはり設定はいつも似た様なものでした。自分の中で妄想やらを繰り広げると自分の嗜好もあり、似たものになるんでしょうし、自分の体験談を基に書いていると尚の事、自分の嗜好が全面に出てしまう事になるんでしょう。
で、フロイトが指摘した様に、人の性的嗜好は様々です。あひるさんに性的欲望を抱く人がいたって、不思議じゃない(と、書かれてましたが、私は不思議)。それを克服するためには、色んな人が書くのが一番。
男側の欲望を書いたもんについちゃ、フランス書院とか富士見書房とかがあります(傍論ですが、歴史的経緯で言えば、どっちも有名出版社の裏の顔で、どっちだったかは角川書店と関係があった筈)。でも、設定は同じでも男側と女側とある筈で、一方には欲望でも片方にゃそうじゃない場合もある。
これを克服する為にゃ、複数の人が同じ設定で推敲やら反対側を書き継げる様なものが最適でしょう。そして、それを出来るものこそ、ハイパーテキスト(特定ソフトとしての名称じゃなく、今のリンク環境を指して言ってます)環境じゃないか、って思うんですよね。きちんとログを残し、推敲やら、カウンターセックス(相手側と言うほどの意味)を残しておける。
そして、それを評価して、特定の文章や推敲版を選択し推薦する人もいて…てな環境が出来ないかな?誰か、やってみない?フランス書院さんとか、富士見書房さんとか乗り出さないかな?
で、これをどうやってビジネスに乗せるか?なのですが、結構大変ですよね。でも、ビジネスに乗せないと、編集の人件費やらサーバ代が稼げない。奇特なお金持ちがいれば、別ですが。
広告費をベースに、ってのは難しい気がします。と言うのは、通常の会社は広告を乗せたがらないだろうし、性的欲望関係の会社にとっちゃ、もしかしたら、この小説自体で充足しちゃう人がいると商売に繋がらないから。
すると、会員制で。安価(月300円程度?)な会費でもって運営して行く事がベストかと。その会費徴収をケータイやクレジットカードで行う事で、成人である事の認証を行えばいい。政府が検討している未成年へのフィルタ機能義務づけが実施されると、この事がケータイで可能になります。
ケータイで書く人は少ないにしても、読むのはケータイ、って方が便利じゃないかな?てのは、別に電車でこのポルノ小説を読む事を想定してる訳じゃないですよ(かつて、私は通勤電車でいつもフランス書院か富士見書房かの小説を読んでるおじさんを見つけて【牛詰め電車で読んでたら、他人の目の前につきだしてる事になるんですよ!】、驚愕した事があったけれど、この類のものを通読する人種って稀だと思う)。お布団の中で眠れないときに読んで、そのまま…寝入っちゃう事を想定してる訳です(笑)。
私は、お布団の中でモバイルPCを枕の先に置いて…なんて使い方もしますが、決して、こうした人は多数はではないんじゃないかと想像する訳で。
で、書く人も会員にして、会費の一部を分配する。ある程度の認証を行っておく事で、著作権法違反があった際、その分配金の返還と損害賠償義務をしっかりと書いた人に負わせる事も出来る筈で…。書くのは、名誉毀損にならない範囲で(←編集者が目を通す事が必要になる)実体験でもいいと思うんですよね。
って、こうした事を妄想するのは、とっても楽しいんだけど、自分でやるほどの熱意が無い。だれか、やってみませんか?
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