黄色い蛇足@日立柏酒場裏

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東北地方太平洋沖地震発生後

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 先日、

東北関東大震災でのダム決壊
http://blogs.yahoo.co.jp/ubiquitous_budda/60441327.html

で、福島県須賀川市の農業用水ダムである、藤沼ダムが決壊し、5棟が流出、9人が死亡、約600人が避難する事となった、と書きました。これは、福島県。人命・財産が失われた訳ですが、同時に今年度、農業用水の計画に支障を来たす事にもなりました。

 △▼△▼△

 これほど目立つ事例ではありませんが、千葉県でも、九十九里浜地域、特に被害の大きかった、香取市、旭市、などで農業用水施設の被害が生じています。

 大利根用水の施設が、損壊しているそうなのです(日本経済新聞2011年3月29日付朝刊第27面【首都圏経済面】)。

 香取市は、奈良時代以前より香取神宮などが成立していたところですが、低い土地は、利根川の堆積物で作られた土地。おまけに、千葉県の利根川流域たるや、江戸時代までは香取海と呼ばれる内海が、低湿地帯となっていたところです。半分、海。それが、江戸幕府の利根川東遷で利根川と直結し、その上、浅間山の大噴火の火山灰が利根川で運ばれ、その低湿地帯に堆積する事で陸地となりました。半ばは、新田開拓の流れによる干拓などで人力で作られたもので、その過程には新利根川などと云う人工河川の試みもあります(今では、細目の農業用水の感)。
 そんなこんなで、明治時代が終わる頃までに、安寧を取り戻したものが、利根川。21世紀になって、花見川放水路計画(八千代市に、この計画による堰があります。千葉市の花見川を放水路にする計画だったが、周囲の市街地化が進み、計画を放棄)が放棄され、取り敢えず、利根川治水計画は終息した訳です。

 治水には、洪水を防ぐと共に、水を利用する側面もあります。利根川では、東庄町の大利根大橋が堰となり、海側と利根川を区切り、同時に、海側と霞ヶ浦〜常陸利根川〜外浪逆浦(ここで、北浦と繋がる)〜常陸利根川の流れとを区切ります(霞ヶ浦や北浦の利用の為には、水位を一定に保つ事も必要)。そして、上流の香取市内で取水し、栗山川(鮭の自然遡上する最南端の川)を使い、大多喜町に至るまでの九十九里浜地域の農業用水、水道用水を担って来ました。果ては、東京湾岸の臨海工業地帯での工業用水にまで多用途に利用されています。この全体像は、千葉県立中央博物館 大利根分館(佐原水生植物園隣接地)などでの展示でも詳しいですが、私のブログなら、栗山川の河岸のアジサイを書いた記事 http://blogs.yahoo.co.jp/ubiquitous_budda/59607156.html の最後の画像に、説明板の画像があります。大利根用水は、両総(=下総+上総)用水の源なのです。
 なお、大多喜ダムの計画は、2010年中だったか、2011年になってからだったか、正式に放棄(水の利用量が見込みより減り、採算に合わなくなった、との理由)され、これを以て、両総用水の遠大なる計画は一応の完成を見ました。

 しかし、一応の完成の直後、今回の東北関東大震災で被災したのです。先の日本経済新聞の記事によると、地中の配管(利根川で取水した後、ポンプで栗山川の上流に揚水します)や、地表に出ている用水路の継ぎ目に亀裂が生じるなど、目視した範囲でも、損壊箇所は140箇所に及ぶそうです。なお、これは、千葉県海匝農林振興センター(匝瑳市)がソースですので、大利根用水部分だけの調査でしょう。 

 香取市の低地は、先に述べた様に、利根川の堆積物の上に成立しています。ですので、今回の東北関東大震災で、液状化や地盤沈下が見られ、液状化したところでは、下から砂が噴出し水田を覆い、水田の水が抜ける状態になっています。そのままでは、水田としては利用出来ません。耕運機などを入れて復旧しようにも、水が引かず、耕耘機が潜る様な状態のところもまだある様に聞いています。こうしたところでは、今年の作付けが出来るか危惧されている地域もあります。

 そこに加えて、大利根用水の破損。

 今のところ、農業用水の受益者である、干潟土地改良区(旭市)などは、「本年の用水は大幅に遅れる」旨、農家に通知し、例年なら4月後半に始まる田植えの延期を呼びかけているそうです。
 早期に復旧出来ないと、今年の米作自体が困難になってしまいます。おまけに、この用水は水道用水や工業用水にも使われているので、影響はデカイ。夏場なでに復旧出来ない場合、水道水の不足を生じる地域が出て来る可能性もあります(そこまでの事態にならない事を祈りますが)。

 取り敢えず、現在のところ、大利根用水に限らす、用水路の破損で水を供給出来ない水田は、千葉県全体の約3割、2.2万ヘクタール(=2,200平方km)。うち、香取市内の約2,500ヘクタール(25平方km)は、液状化などで被害が大きく作付け出来ない可能性大の由。

 この様な状態は、利根川北側の茨城県側でも深刻で、霞ヶ浦用水施設を中心に水田や水利施設の損壊は2,500箇所以上の由。下妻市(霞ヶ浦用水土地改良区)でも、2011年4月21日に予定していた通水が困難として、稲の苗作り作業を遅らせる様、農家に指導した、との事。


<ついでの情報>

 茨城県の大洗町とひたちなか市の境で太平洋に注ぐ那珂川の水を江戸川に持って来て、東京の水道水に使うと同時に、水道用水に浸かっている霞ヶ浦の浄化を図る計画があり、霞ヶ浦導水路(地下トンネル+ポンプ。工事休止)、利根導水路(地下トンネル+ポンプ。完成。霞ヶ浦導水路未完成により、稼働実績無し)、北千葉導水路(地下トンネル+ポンプ。完成。稼動中)の3つの連携により、水を運ぶものです。那珂川と利根川の流量の増減が、丁度反対の関係になる事を利用した計画。

 この際の、利根導水路の位置ですが、千葉県稲敷市辺りであり、取水する北千葉道水路は、その遥か数十km上流の我孫子市東端です。利根川が平坦な土地(江戸時代までは海だった部分)を流れるので、上に書いた、東庄町の堰を利用して、こんな放水、取水地点の逆転が起きています。
 TV朝日が、霞ヶ浦道水路計画を「無駄使い」と批判するものを朝のワイドショー時間帯で何回も繰り返した事がありますが、そこでは、基本的事実として、霞ヶ浦の水を放水するところが北千葉導水路の上流である、利根川のそこかの支流として描かれているなど、少し取材の正確さに疑問を抱かせるものでした。
 
 確かに霞ヶ浦導水路は巨大事業(地下トンネル+ポンプ)ですが、水道水だけを採れば、八ツ場ダムより一桁少ない予算で出来る計画でもあるのです(例によって、当初予算オーバーによる予算の拡大を続けてはいますが)。全体計画を見ていない批判は、いかがなものか、と思うぞ。情報の不正確さも含めて、イイカゲンな取材・批判だと感じています。
 まあ、鮎の稚魚を吸い取ってしまうのは、疑いようも無い事でしょうが、それと霞ヶ浦を水源とする水道水などの問題を天秤に架け、判断しなくちゃイケン。このままでは、霞ヶ浦道水路の何倍もの総計費用を架けて、各市町村が水道浄化施設の高度浄水化を進めなくちゃいけなくなる事態との天秤だ。

(霞ヶ浦導水路に関しては、柏市の手賀沼南岸の北千葉導水センター<国土交通省の施設>の展示室や、霞ヶ浦大橋の東端の「道の駅 たまつくり」隣接の「水の博物館」<同様に、国土交通省の施設>で概要説明を見る事が出来ます)
 

April Foolに向けて…

 そろそろ、この季節がやって来る。2011年3月11日の東北関東大震災以来、世界は全て変わってしまったかの様に思え、全ては、それを中心に回っているかの様に思える今日この頃だが…そろそろ4月1日が近い。

 でも、お願い…福島第1原発をネタにするのは、止めて!一般の人はまだしも、報道機関の人は、絶対、止めて。

 何かとっても悪い事でも、逆に「鎮圧完了」でも、その一報は、私たちの脆くなった心を激しく揺さぶってしまう。日本人は秩序正しく行動している様に見えるかも知れない。けれど、泣きたい気持ち、悲しい心を押し込めて生きている人たちが多い。そんなときに、悪い事は、心を激しく落ち込ませるし、いい事は、そのときは喜んでも、後で「嘘だった」て判ったときは、やはり、非常に がっかりしてしまう。この事を安易にネタにして、報じないで欲しい。お願いだから…。

 核分裂炉(核融合炉は、未完成)ってものは、ウランやプルトニウムの崩壊熱を使うもの。でもって、崩壊熱てのは数年経っても出続けるもので、それまでは数年は冷やし続けなけtりゃならないものらしい。だから、完全に安全と言える状態に至るまでには、まだまだ何年、下手すると何十年も掛かるものかも知れない。

 でも、その前に「鎮圧」って言える状態になるまでも、数ヶ月を要するものなのかも知れない、って思えて来た。当初は、そんなに掛かるものとは思ってなかったけど…(当初ていつの事だ??? 地震が発生したときは、自動停止って聞いて、それだけで安心してたぞ)。きっと、それくらいの覚悟は必要なんじゃあるまいか?
 それくらいの覚悟をしてないと、モタナイ気もして来た。そんな期間を見込む事で、意気消沈してしまうかも知れないが、寝て起きれば、また元気も出るさ。現場の方々は、本当に頑張ってくれている(かなり、その「現場の方々」が心配なんだが…。数ヶ月もオペレーション出来るだけの人員が控えてるのか???)。
 もし、この「数ヶ月」より早く鎮圧出来たなら、最大限の感謝を「現場の方々」へ捧げようじゃないか!!!

 でも、数ヶ月こんな状態が続くとすると、状態が安定しないので(こちらの精神状態も心配になっちまう)、東日本への企業の再生への投資も抑制され気味になるのは止むを得ない。地震や津波だけなら、ここまでの苦悩は無い筈だったんだが…仕方ない。意思の力こそ、必要。がんばろっ(少し弱々しい声にならざるを得ないところだが…)、日本。

 電力不足(日本の生産力の強制的カットを意味する)もあり、本当に「国難」レベルの話になって来たなぁ…。それも「有史以来の」って修飾語を付けていいくらいのレベル。
 麻生太郎が「100年に一度の危機」なんて言葉を多用したが、それから2年半程度で、今度は「有史以来の危機」が来てる訳だ。

 東北と関東は、社会インフラでは、まさに発展途上国に引きずり落とされた訳だが、そこに人類史上稀に見る難題まで抱え込んでいる状態。まさに、想定されていた関東大震災の再来に匹敵するか、それを超えるかも知れない事態。

 ☆★☆★☆

 こんな状態が続いていると、青少年に(まあ成人でも)抑鬱症状が出て来る人が増えないか、って心配もしてしまう。今後の日本人の性格の典型タイプの一つになっちゃうかも知れない。けど、現状から一歩一歩進む事しか私たちには出来ない。それが物事の理(ことわり)だ。

 標題通りの見解を厚生労働省が見解を示した旨、日本経済新聞2011年3月27日朝刊第5面に載ってました。
 下手な引用をして誤解されてもいけないので、そのまま画像を載せます。
イメージ 1
この画像は、見にくいときは、カーソルを合わせてクリックすれば、別ウィンドウで大きく表示されます。そうすれば、文字を読めると思います。

 上の見解は、労働法の解釈としちゃ、別に不思議でも何でも無いんですが、こうやって改めて示されると、やはり衝撃はデカイ。
 「ラッキー!」なんて喜んでた方(かた)、給与を貰うときになって慌てちゃ、いけません。

 でも、この解釈は、「計画停電時間帯」です。拡大解釈しでも、いけません。計画停電で仕事にならないから、って全部お休みにしちゃった場合は、また別の解釈が成り立ちます。でも、夕方から営業する居酒屋さんや飲食店なんかの正規従業員(今は少数派?)は、なかなか難しい問題があるのかも。

 なお、これは労働基準法の解釈についてのものであって、労働基準法は最低ラインを定めるもの(「強行法規」)なので、労働者側に有利な扱いは決して違法にはなりません。給与をくれる場合は、ありがたく(感謝の意を述べて)貰っておきましょう。 

 私は、今回の2011年3月11日の東北関東大震災で、液状化の被害を蒙った千葉県浦安市の新住民は、結局のところ「賭けをして負けた」状態なのでは?と考えている。

 私も千葉県の湾岸埋立地に住んでいた事がある(於、船橋市)が、埋立地なりの真っ平(たいら)らの地形、そして川(私の見ていたのは真間川)は干潮満潮に従って、流れの方向を変える。変な土地だ…って云う違和感は常に持っていた。

 千葉県湾岸部は、千葉県企業庁が造成し、工業用地や住宅地として売った土地だ。千葉県企業庁は、1970年代頃まで成田闘争の影響で緊張感のあった千葉県庁の中でも、かなり異なった「社風」を持った部署だった。ほぼ独立採算で利益を出していたので、結構威勢がよく、幹部ともなると、広い公邸が与えられ、自宅からも送迎の専用運転手付きの公用車で出勤していた。運転で事故を起こすと怖いから、と公邸の庭でしか自家用車に乗らなかった幹部を私は知っている。

 そんな千葉県企業庁の造成した土地は、干潟であった土地を浚渫し、それで陸地に近い土地を埋め、そして、新たに作られた土地。だから、道路も広く取られている。千葉県の幹線道路は、そうした土地を通る事で、湾岸中心の交通網となっている。

 でも、私は自宅を購入するとき、そんな土地は対象外と考えた。理由は、私の予想出来る範囲で、「災害のリスクが大きいから」。明海地区(ここは、私が今の自宅を購入した後で売り出された土地であり、実際に、そのとき私が検討した訳ではない)などは、今でも1時間降雨量70mmで冠水してしまう筈だ。排水設備が、それだけしか用意されていない。津波や高潮だって心配だった(これについては、防潮堤で防げると頭では理解していた)。
 それに、砂で埋め立てた土地は、液状化し易い。

 従前から、そこに住み続けて来た歴史があり、そう簡単に移動出来ない街などは、日本全国至るところにある。そうしたところでは、住む場所は、半ば「運命」に近いところもある。が、選択肢の色々ある首都圏で、何故、わざわざ、そこに住むのか?
 私の住んでいる土地だって、そう立派な事の言える立地ではない。もっと、いい土地はいくらでもあった。が、通勤の都合と、お金の都合で、今のところに住んでいる。けれど、浦安新市街は、高級住宅地として販売されていたところであり、決して「お金が無かったから、そこに住むしかなかった」てな選択肢の限られた状態だった訳ではない。

 敢えて、そこに住むには、それなりの理由があったのだろう。私の知人も、そうした人間の一人だが、ディズニーランド好きで、年間パスポートで通い、街並みが綺麗だ、とかの理由だった。そして、「地震が来るか、どうか、なんて判らない」「地震が来たら、みな一緒」なんて言っていた。ついでに言えば、そうした浦安新市街を「本当にいいところ」と感じていた様子も見える。
 そして、下手すれば、「千葉県なんて」とか「東京に編入して貰いたい」とか、セレブ意識の様なもので、他の地域と「違う」事を強調する人も、よく見て来た。被災してこんな事を言うのは、酷かも知れない。が、結局のところ、「地震は、来ない」に賭けて、負けた、てのが、心の経緯を素直に見たときの実際なんじゃないだろうか?って思ってしまうのだ。

 私も、大地震の発生したときは、浦安新市街だけでなく、浦安旧市街(江戸時代に既に浜だったところ。「元町地区」など)も同時に被災するもんだと思ってた。そして、私の住むところも、同時に何らかの被害を蒙るものだと考えていた。でも、今回は、浦安新市街は被災したけれど、浦安旧市街は、大きな被害無し。私の自宅も、今のところ大丈夫。いかに大きな地震だったとて、あんなに遠い震源地の地震で、浦安新市街がこれほどまでにひどい被害を蒙ったのは、予想外。
 そして、浦安新市街から数km離れた土地(旧市街)では、あんまり被害の無い風景が広がる。

 私は、どうしても浦安新市街住民は、「賭けをしてしまった。そして、負けた」んだろうって気持ちを抱いてしまうのだ。

 ちなみに、浦安新市街は、数km離れれば、普通の風景が広がる。東北の太平洋岸の被災地の様に、近親者の命を奪われたり、水や食料に事欠いたり(水道は出ない時期があったにしても、買って来れるし、給水もある。水を口に出来ず、命の危険を感じる訳ではない)、自らの命の危険を感じている訳ではない。

 「補償を」てな声も、ニュースの中で現地住民の声として耳にした様に思うが、今回は被害が余りに大きい。おまけに、国は原因者でもなんでもない(千葉県には、ある程度責任はあると思うが、「法的責任」を問えるか?はやってみないと判らないレベル)。
 従来から、義援金でも何でもお金が渡るのは、半壊よりひどいときだけであり(家が液状化で傾けば、「半壊」以上の判定になる事も多い)、一部損壊なんかは対象外。私の両親の家も新潟県中越沖地震で被災したが、一部損壊との判定で、修繕に800万円程度の支出をせざるを得なかったが、公金は一銭たりとも貰っていない(でも、食料や給水の支援とか、炊き出しとか、自衛隊のお風呂とか、色々、お世話になりました)。「こんなにひどい状態なのに」と感じても、一部損壊だった。構造が傷んでいない限りは、一部損壊(施行は立派だったみたい…)。洪水などの際には、浸水でお金が貰えるときもあるので、液状化での浸水も対象になるんだろうが、今回は、被災地が広い。損害保険で地震保険なんかに入っていたら、それで補償される範囲もあるだろうけど、恐らく、そこまで。いかに民主党が大盤振る舞いだろうと、浦安市まで全て対象にお金を配れるか?私は、疑問に思ってる(勿論、対象になる家もあるでしょうが、被災した全部ではない事は覚悟しておかないと)。

 きっと、浦安新市街に住む人々は、こうした賭けをする際に、リスクヘッジとして、地震保険や手元現金なんかを持って備えていたに違いない、って思うばかりだ。現地取材で「資産価値の低下」なんて口にしてる人も見たが、そんな甘いレベルの話じゃないだろう(そんな事を口にしていられるのが、その人の被害の小ささを物語っている)。

 なお、東京ディズニーランドは、地震の際のリスクヘッジとしての仕組み債を発行して、備えていた。液状化に対しては、地盤に関して対策を採っていた為、駐車場以外の施設には、ほとんど被害が無い、と聞く。ただ、上下水道管、ガス管などの周辺からの公共サービスに支障があり、また計画停電などの影響もあり、休業しているに過ぎない。
 周辺のホテルでは、開店休業状態だが、お風呂を周辺住民に開放したりしている(でも、結構遠いよね?)。東京ディズニーランドが「比較的近くて」良かったね。

 浦安市は、今まで、東京ディズニーランドからの固定資産税や法人住民税なんかで、豊かな財政を誇って来た。が、これからは、それなりに苦しい財政状態でやって行くしかないだろう。それでも、ネズミーランドが再開されれば、また、財政上は大きな収入が期待出来るのであり、恵まれてはいる。他の被災地は、住民の収入の道も、雇用も、下手すると、住民自体さえ、失ってしまったところもあるんだから。
 「いい気味だ」、「さまあみろ」とは思わないけど、「今までの浮かれた気分は終わりにした方がいい」と一言、言っておきたいだけ。まあ、住民は、きっと肝に銘じてる事だろうけど。

 土地を造成した千葉県企業庁を訴えるのは、ある程度は、やる意味はあるかも知れない。でも、それを超えて何かを恨むのは筋違いってものだ。リスクは、もともと、ちょっと考えれば予想はついたのだから。
 住民の方の、素直に今までの心の持ちようを振り返っての声を聞きたいものだ。本当に、何も心配していなかったのだろうか?
 少なくとも、私の知人は、私のアドヴァイスを無視して、そこを選んだのだから、自己責任を完全には否定出来ないだろうとは(私は)感じているのだが。

 まあ、住んでみてから得る情報量は、通常、住む前よりは遥かに大きい。引っ越してから気付く事も多く(私の今の自宅にしたって、私が花粉症なのに、杉の木が、結構周りに多いのに気付きもしなかった)、恐らく、浦安新市街だけでなく、どんな人も「知らなかった…」てなところがあり、多少なりとも後悔を感じているものだろう、とは思うんだが。

 なお、今回の液状化があった事で、多少は地盤がしまって来ている。今更言われても嬉しくないかも知れんが(こちらも、「良かったね」とは、とても言えんけど)、地盤は多少は安全になっている筈だ。
 関東大震災のフィルムを見ると、築地で地上30cmくらいまで水がある。津波だったのかも知れないけど、液状化したのかも知れない。そして、今回、築地では、液状化の被害は(私の知る範囲では)聞いていない。

 ☆★☆★☆

 追加の留保。

 浦安市の被災地には、「鉄鋼団地」も含まれます。こちらは、都市計画上の一斉移転ですので、好んで移って来た「新住民」と同視は出来ないと考えてます。

 ☆★☆★☆

<追記>

 この記事を書いて、当初「ファン限定」でUPしました。でも、それだと、本人たちに背を向けての一人言ですね。で、何回か読み直してみたのですが、そのまま。暫くしてから、心情に思い至りました。

 きっと、本人たちは「効用とリスクのプラスマイナスの計算をした」んじゃなかろうか、と。リスクに気付いてはいたものの、本人たちにとっては、プラス(効用)の方が余りに魅力的に見え、マイナスが霞んでしまったのかな?と考えました。誰にでも「えいやっ!」の瞬間はあるもの。その瞬間、そうした計算(そのときは合理的に思えたんでしょう)をして、購入に至ったのかな?と。
 私がそれを、「賭け」と感じるのは、ネズミーランドを「所詮、ぬいぐるみのテーマパーク」と醒めた目で見ているからだけかも知れません(10歳を超える頃には、ディズニーのキャラは卒業した。三井不動産グループの人の前でそれを口にして、嫌な顔をされた事もあったっけ…)。私だって、今の自宅を決める際、「サッカー場の近く」が魅力に思えたのを思い出しました。私の判断も、少なからず歪んだのかも(笑)。

 でも、私の場合、避難場所の場所とか、災害井戸の場所とか、近くに住んでる有力者とかも考え合わせて、消防署とかの飛んで来る優先度とか、市議からのヘルプとかまで考慮はしました、一応。それが、言い訳になったのかも知れません。

 少し浦安新市街地に住むに至った人の心情を理解出来た様に思いますので、公開記事にしてみます。上の記述は、飽くまでも私の想像。本当にそう云うものだったのか、判りませんから。違う事を指摘して貰うことこそ重要、と考えますので。

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