黄色い蛇足@日立柏酒場裏

2019年9月以降は、https://reywa.blog.fc2.com をメイン(主たる)・ブログとします。

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亰の字について

 この漢字「亰」については、かつても、当ブログの中の、どこかで書いた事がある筈なんだけど、探し出せない。でもって、この漢字の使用について、結構な事が、その後、分かったので、書き継いでみる次第。

 ちなみに、小さいままだと、分からないだろうから、大きく表示。
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通常の東京、京都の「京」は、小の上は口なのですが、ここが日になったもの。

 私が、この字を知ったのは、1970年代末から1980年代半ばの頃の岩波書店広報誌「図書」だったと思います。その記事(誰かからの寄稿だった筈)では、昔「東京」を「東亰」と書き、トウケイと読んだ、って書いてありました。曰く、「偽りの京(みやこ)」としての意識から、との事。
 東京をトウケイと呼んでいた事は広く確認出来ます。簡単なものは、浮世絵。明治時代になって、日本土産としての浮世絵が外国人相手に売られました。所謂「横浜絵」なんかが、それに当たります。そこに、外国人向けの日本土産と云う性格もあり、アルファベットが書かれている事もあります。そこに、Tokeiって書かれているものがあるんです。

 …でもね、京都だって、初代 広重の浮世絵版画「保永堂版 東海道」(浮世絵記載のシリーズ名称は「東海道五十三次之内」、別にハンコの様な形で個々の版画の名称)では、京師と書かれてます。読みは、音読みでケイシ。当時は、日本語には正書法が無く、同じ表記を音読みでも訓読みでも振り仮名が振ってある例などもありますから、訓読みでは「みやこ」と読んでいたかも知れませんけどね。
 つまり、ケイ(シ)と読んだからと云って、ケイシ(軽視)したものとは言えない、って事。

 明治時代は、殊更、日本語の表記が混乱した中で統一に向かおうとしていた時代で、もしかしたら、トウケイのケイには、「偽りのみやこ」との隠された意味が意識されていた可能性もありますが、日本の歴史を通じて見れば、京をケイと発音していたからと云って、それが軽視の現れではない、ってのは、ほぼ確実な事として言えます。

 また、私は、上記の様な記憶があったので、美術品の中での亰(小の上が日の方)の字の出現には殊更注目していたのです。東京国立博物館での「タイ〜仏の国の輝き〜」展(会期:2017年7月4日〜2017年8月27日。https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1848 )で、今のベトナムのトンキン(東京)に、この字を使っているのを見ましたが、同博物館 本館2F 2室(国宝室)で2017年8月29日〜2017年9月24日の会期で展示された「一遍聖絵 巻第七」でも、この字(亰の字)を使っているのを見ました(http://www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=item&id=4967 )。ここでは、京都の京の替わりに亰を使っているので、別に偽りとかの意味が無く、京と全く同じ様に使われているのは明らか。

 そして、決め手は、藤原 定家・筆「更級日記」(定家による写本)。ここに、みやこの意味で(=京と同じ意味で)亰の字がありました。東京国立博物館で2019年5月3日〜2019年6月2日の会期で開催された特別展「美を紡ぐ 日本美術の名品 ―雪舟、永徳から光琳、北斎まで―」での展示で、です(https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1942 宮内庁三の丸尚蔵館・所蔵)。https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1942 に画像もあり、それを加工して、亰の部分を示したのが、これ。
イメージ 2
これで、亰の字が、京と全く同じ意味で使われていた事が明らかになった、と考えます。

 なお、検索してみると、http://kanjibunka.com/kanji-faq/jitai/q0176/ (大修館 運営のページ)などの記事も見つかります。
 2019年6月2日に、私が国道252号線を新潟県 魚沼市から、福島県 只見町に掛けて車で走った事は、

タニウツギ(谷空木)(?)の花
https://blogs.yahoo.co.jp/ubiquitous_budda/65292874.html
(2019年6月6日UP)

にも書いた事ですが、その中で印象的な風景を撮影した画像から。

 先ずは、福島県に入って直ぐの展望駐車場から。この展望駐車場自体には、恐らく、チェーン着脱場や、雪の斎の待避場所などの意味があるものと思います。

イメージ 1
パノラマ写真として撮影した画像の一部をトリミングしたもので、次の地図(ヤフー地図を利用)の左側の赤い○の位置から撮影。ここからは、ダム湖である田子倉湖の下流部(ダム側)も、上流部も見渡せる筈なのですが、どちらが写っているのか、は不明。が、撮影したときは、ダム湖のダム側だとばかり考えていました(今では、上流側である可能性が高いと考えています。上流側だとすれば、左側の雪の残っている山は、<大川>猿倉山と云う事になります)。
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一番上の画像の左側には、スノーシェッド(雪崩から車道を保護する為の、コンクリート建造物としての覆い)の入り口があり、オリジナルの画像には写っていたのですが、ダム湖とスケール感(縮尺)が違い過ぎ、そちらに着目した適当な大きさにすると、ダム湖がやたら小さくなり、ダム湖に着目すると、スノーシェッドがやたら大きくなるので、トリミングで除いちゃった次第。

 上の地図の左側から2番目の赤い○のところから、撮影。これはダム湖(田子倉湖)のダム側が写っている事は、撮影位置から明らか。
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ダム湖の水面が、山の尾根を挟んで2つ見えている事に、心惹かれました。画像の左側には、私が当初「ダムの本体か」と疑った建造物が小さく写ってます。画像をよく見てみたら、国道252号線かJR東日本 只見線かのスノーシェッドでした。ダム湖の水面だけに着目すれば上の画像の左側はトリミングで除いた方が「構成的に美しい」とは思ったものの、残してあります。

 山の重なる様子にも心惹かれました。どこまでの山が写っているんでしょう?意外と、只見町内の山だけで構成されちゃってるのかも。

 〜〜〜 〜〜〜

 次は、画像「の美しさ」としちゃ、特にどうでもいいもの。

 J-POWER只見展示館脇(上の地図の緑色の○の地点)から。只見展示館は、田子倉ダムの下流にある只見ダムの脇にある施設。
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見えているダムは、田子倉ダム。その上に見えている山は、観音様の寝ている姿に例えられているそうです。観音様が横向きに寝ているのか、上を向いて寝ているのか、は各人の想像の中で(笑)。
 観音様は、2つの山容(どちらも雪が被ってます)で構成されていて、左側が猿倉山、右側が横山なんだそうです。雪に完全に覆われると、猿倉山がぷっくらと見えて、観音様のはっぺたに見える様です。つまり、観音様が上を向いている状態として、「観音様の寝ている姿」に例えられているそうなのです。

 私は、この画像の替わりに、只見展示館にあった「林 明輝 写真集 自然首都 福島県只見町の四季」(平凡社 2015年)のp.92を、見ています(只見展示館で通読して帰宅後、Amazon経由で古本を購入しました)。
 2019年6月2日、新潟県(前日に、新潟県柏崎市の実家に立ち寄っていました)魚沼市から福島県只見町(柏市の交流自治体です)まで国道252号線で走りました(J-POWER只見展示館で数時間を過ごしていました)。その際、国道252号線の福島県側で特に目に付いた樹木の開花がありました。

 こんな具合。
イメージ 1

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下2枚の画像は、只見ダムの上流にある田子倉ダムによる田子倉湖畔でのもの。

 桜の1種の様にも見えたのですが、田子倉ダムから只見ダムに下って行く道で、この樹木と思われるものの花に近い、駐車場(恐らく、除雪車の退避やチェーン着脱の為のもの)があったので、車を停めて、見てみました。

 桜じゃなかった!
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新潟県から福島県に入るところの駐車場(トンネルの前のチェーン着脱場)には、まだ雪が残っていたので、桜の可能性を楽しみにしていたのですが。

 後で色々検索してみたところ、タニウツギ(谷空木)ってものではないか、と思われます。

 Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/タニウツギ に拠ると、スイカズラ科タニウツギ属に分類される(この樹種は、蔓性ではありませんでした)もので、田植えの時期に花が咲くので「田植え花」としても知られるものだそうです。桜も、田植えの時季に咲くので、サ(早乙女などの言葉にも見られる、稲の古語)+クラ(場所の意の古語。磐座<イワクラ>などの語に残る)から来たと言われており(稲の神の居場所とされた)、同種の意味をも持つ樹ではありました。
 なお、タニウツギの民俗学的意味については、http://www.m-sugi.com/40/iwai40.htm が詳しく記述していて、参考になりました。

 その他、この同じ特定の1本の樹を撮った、各種画像。
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 〜〜〜 〜〜〜

 この日は、2017年10月に通った際は夜になってしまった、南会津町〜日光市〜矢板市(国道289号線〜国道352号線〜国道400号線〜栃木県道30号線)を経由して帰って来たのですが、南会津町では、サツキではなく、ツツジではないか、と思われる各種の花が咲いていました。千葉県 柏市の自宅に帰り着いたら、ツツジではなくサツキの花が「今が盛り」と咲いていました。柏市では、ユリも咲いていました。
 まあ、他人様には、あんまり興味を持たれないであろう話題。私的なメモですが、隠れた目的は、各ブログでの画像投稿の操作性のテスト。画像投稿については、私はヤフー・ブログ、FC2、Seesaaについては、ほぼテストが完了しています。ヤフーは、私にはあまりに馴れたもの、FC2については、私が旧投稿画面てものを愛用している所為か、ちとメンドウクサイ気がしています。Seesaaについては、その操作性に感動しちゃってます、ですが、ライブドア、アメーバ・ブログ(ついでに、はてな?)では、どうなのか、が今回のテスト目的。

 さて、2019年4月18日、この数日前の土曜日にも、東北道経由で三春の滝桜を訪問していた(その際は、まだ満開ではなかった)ので、同じ経路を辿るのはあまりに退屈に思えた為、今回は、常磐道経由で訪問しました。とは云え、この経路も初めてって訳ではなく、常磐道〜磐越道では、何回か通った事のある経路。この季節に通る事が初めて、って事と、磐越道 船引三春ICからの経路が初めて、って事だけ(前回は、郡山東ICから)。
 で、結構スピードを出したにも関わらず、カーナビの様相時刻とほぼ同じ時刻に着きました。カーナビって、どんな計算してるんだろ? って思わせる事態。今までのスピードの記憶なんかを参考にしてるとは、とても思えないので、普通の人の普通の運転を想定してるとすると…みなさん、結構スピード出してるんですね(笑)。三春町内と最後の駐車場以外には、混雑や渋滞を感じる事も無かったのに…。

 自宅から土浦北ICまで一般道で約1時間強、土浦北IC〜船引三春ICを高速を使い、結局、総計 約3時間で現地着。13:25頃に、現地駐車場に入り、車のエンジンを切ったのが13:30頃。そこから、三春の滝桜を見て、時間経過による変化を追い…周囲なども少し見て、今度は夜景(ライトアップ)、てな具合で見て回り、結局、現地 駐車場を出たのは20:40頃。
 ライトアップ時には、現地駐車場で渋滞も起きていたのですが(この日は、臨時駐車場からの無料シャトルバスは運行せず。この経験に懲りたのか、翌日から平日でも運行開始)、この時刻までには、ほぼ渋滞は解消していました。20:30から、現地では入場時に協力金300円の徴収を止めて、自由に入場させていました。きっと、渋滞で入場が遅れた事へのお詫びの意味があったんだろうと思います。それか…現地係員の帰り支度の為??

 で、私の採った経路は、以下の通り、事前に下調べをして、何ルートかの経路の候補は頭に入れていて、メモも持って行っていたのですが、渋滞などにも遭わなかったのと、偶然、案内看板に従って選択した結果が、第一候補か、第二候補と考えていたルートそのままでした。

 先ずは、最寄りの高速(磐越道)のIC(船引美春IC、郡山東IC)だと、一般道などで混雑故の渋滞が発生している可能性があるので、裏道として、すぐさま南下。
イメージ 1
この記事の画像は、カーソルを合わせると右下に表示される+マーク、その+マークをクリックすると、別ウィンドウで大きく表示されます。画像自体にカーゾルを合わせただけでクリックすると、別ウィンドウは開くものの、画像は、この記事での大きさと変わりないので、注意。

 赤いマークのところが、三春の滝桜。青い線の起点が、現地駐車場です。

 で、南下したのですが…実は、ダム湖を橋で渡ったところで、「あ、方向間違えた」って思ったんですよね。「橋で渡る」事になるのを頭に入れてなかったので。でも、そのまま行っても、郡山に着くだけだから…と車を進めました。ダム湖を渡って右に曲がるルートは、「郡山東ICに着くだけだろう」と選ばす、真っ直ぐ進みました。これは、結果としては南下していたのですが、私の頭の中では、全く別の考えの下、行動していた事になります。

 次の分岐点は、記憶に無いのですが…きっと、片方に「田村市」とかの標識が出ていたので、選ばなかっただけだと思います(下の図の上の方の緑色の○)。
イメージ 2
 で、走り続けているうちに、カーナビに安積高校 御館校(恐らく、分校扱いのもの)が現れた(カーナビ、あるんです…笑)が出て来たので、漸く、事前の下調べと同じ経路を辿っていた事に気付いた次第。で、次の分岐(郡山市)は、下調べに沿って、右折、の後、数百mで今度は左折(上の図の下の方の緑色の○)。

 走っていると、新町街道に突き当たった(郡山市。下の図の右上の緑色の○)ので、右折。この後は、交通案内標識に盛んに「須賀川方面」の文字が現れ、「須賀川ICでもいいかな」と思っていたものの、工事による交通規制があり、その前に偶々、「福島空港」の文字があったので、左折しました(郡山市。下の図の左上の緑色の○)。これが、どうやら福島県道141号線だった模様。私の頭の中のイメージでは、県道40号線辺りの位置を走っている積もりで、「福島空港って、どんなんだろう?」って盛んに右側を気にしていたのですが、実際には福島空港は左側にあった訳。下の図の真ん中のオレンジ色の○は、県道63号線との立体交差をくぐるところ。
イメージ 3
 で、JR水郡線 泉郷駅北側の交差点で、国道118号線(石川街道)に突き当たって(玉川町。下の図の下の方の緑色の○)、漸く、私の勘違いを悟りました。でも、福島空港。あぶくま南道路とのインターチェンジをくぐるとき(上の図の下の方のオレンジ色の○)でも、ここは「福島空港IC付近なんだ」と思い込んでいましたけどね。カーナビがあると、こんな勘違いをしていても、不安を感じる事なく、何とか進める訳です。

 で、後は、交通案内標識に従って南下。交通案内標識は、「石川町方面」をずっと示してくれていましたので、そこは安心。途中の交差点で、カーナビに「道の駅だいご」(茨城県 大子町)を入力しました。JR水郡線の磐城石川駅(石川町)での交差の仕方は、私の記憶していた姿と違いました(下の図の緑色の○)が、交通案内標識に従いました。
イメージ 4
 で、南下…「石川町、長いなぁ…」って思っている内に、浅川町、次いで棚倉町。棚倉町出身の知人がいるので、興味深く夜景を眺めながら「町って云うけど、結構栄えてるじゃん」なんて思いながら、塙町。もう、ここに来ると、一度通った事のある経路。矢祭町を経由して、茨城県大子町に(矢祭町との間は、さすが県境で、久慈川の両方に山が迫り、狭い峡谷を形成しています。昔は行き来が大変だった事でしょう)。大子町からは、南下すると、結構混雑・渋滞がある事(もっと早い時間帯の夜の経験ですが)を知っていたので、栃木県 那珂川町に向かいました。那珂川町は、江戸時代は水戸藩だったところであって、この両町の間は、大して険しい道のりではありません。昼間は、のんびりとした感じの風景が広がるところです。が、深夜時間帯となると、道に街灯が無い所為で、結構、緊張感のあるルートに変わっていました。

 で、那珂川町馬頭広重美術館の前を経由し、後は、https://blogs.yahoo.co.jp/ubiquitous_budda/65119570.html に書いた推奨ルートを逆に辿って、自宅まで辿り着きました(国道294号線を選択)。20:40に三春滝桜を出て、休憩なども挟みながら、翌日01:25頃、自宅着。約4時間45分程度掛かった事になります。

 このルートは昼間だったら、混雑や渋滞などで、こんな時間で走り切る事は出来ないのでしょうが、夜間、それも主要ルート(国道など)が深夜時間帯に掛かっていたので、この時間で走り切れたものと思います。

 私は、福島県内で一般道を長い距離走った事は、あまり無い(2017年10月に、柳津町の「やないづ町立 斎藤清美術館」に行った帰りに、只見町の只見ダムまで行って、そこから一般道で自宅まで帰ったくらい。https://blogs.yahoo.co.jp/ubiquitous_budda/64779916.html 参照)ので、貴重な経験となりました。夜間とは言え、地形の特徴なんかが分かったので。

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