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こんばんは。春休みに入りなかなか文化的に過ごしております。 ヒジョーーーに面白かったです。 コンセプトとしては、「文字を読む」ということ前提である文学の世界の概念の打破!という感じでした。 私は本が好きですけど、『本の世界』の自分の想像と、他人の想像の違い。これについて。 人と本について話しているとなんで同じ文字を読んでるのに、この人は同じ世界が見えてないのだ。 と、どうしょもないことをずっと疑問に思ってまして…。 それで卒論書こうと思ってたぐらいで(^^;) なので、今回の展示は是が非でも見ておきたかったのです。 文学を、映像視覚メディアによって他人と共有できるものにするということはどういうことなのか。 最近はアニメ化だ映画化だありますけど、それとはまたちょっと違って、あくまでコンセプトは「読書」なんですね。 で、展示内容もほんとに斬新で面白くて…。 いくつかあげさせてもらうと。 ◉3Dの書道(ごめんなさい…作品名がわかんないです) 映像作品。 で、シュシュシュ〜と文字が書かれるんですけど、それのアングルがくるくる変わって、実はすごい3Dなんです。 よくあるブロック的な感じではなくて。 なんか「この文字はこういう奥行きなんだ」と言われたら、「ああ、そうか」と妙にすんなり納得しちゃう感じ。 ここでまず、「文学は2次元の世界」という既成概念を壊したうえで展示の世界へ突入するわけかも、と思いました。 ◉タイプトレース道 これはスクリーンの前にタイプライターが置かれていまして、その画面に少しずつ小説が打ち込まれている、という映像。 その文字は、大きかったり小さかったり。 なんと!! これはリアルタイムで作家が小説を打ち込んでいる記録映像であったのでした!! だから、打ち込むときに時間をかけた後の文字は大きく。すらすらっと打った文字は小さく。 文字の大きさはその文字を打ち込むのにかかった時間なんですね。 これはすごいことですよ。 要は、時間をかけて打ち込んだところは作者がよく考えた部分ということです。 つまり、読解の大ヒントになりうるわけです。 読書家の皆さん、好きな作家さんのタイプトレース…見たいですか??? ◉「火よ、さわれるの」+「情報を降らせるインタフェース」 これが一番面白かった! これは、横の壁に詩が書いてありまして、 中央の白くて丸い台の上に手をかざすと、手に詩の文字が降ってくるんです。 白い台の前で何だろう?と思っていたら学芸員さんが教えてくれました。 手の大きさやら形やらに反応して文字が降ってくるらしく。 詩の一文が来たり、単語だけ来たり。 しかもですね! 単語を台の上に逃がせるんです!! 「蚊」という文字が手に降ってきたら、手を傾けてそっと台に置くようにすると、 文字が台に落ちて、蚊だったら「ブゥ〜ン」みたいな動きをするんです。 「火」を台に落とすと燃えました。 それが単語だけっていうとこがおもしろい。 文を台に置こうとすると一瞬で消えちゃうんですね。 文は手に余る。←一緒に言った友達がうまいこと言ってました。笑 などなど、他にも興味深い展示がたくさんあり全部紹介したいぐらい面白い展示でした。 それこそ文学の概念を打破されました。 ほんとに楽しかった☆ これらを作ったデジタル技術も驚きです。 そのあと恵比寿のギャラリーMalleというところの 「物語の猫」展も見てきました。 猫はずるいよなーと思いました。笑 そんなわけで、楽しき恵比寿でした。 「文学の触覚」は17日までなので興味のある方は行く価値ありだと思います!!
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ご訪問、コメントありがとうございました。
「文字の触覚」展、本当に面白かったですよね。私も楽しめました。
「物語の猫」展も面白そうですね。知らなかった(^^ゞ
行きたかったです。。。
2008/2/9(土) 午前 9:59
お。面白そう。行ってみよかな。
2008/2/9(土) 午後 11:33 [ あるこ ]
めにいさん
「文学の触覚」展はもう一度行きたいぐらいです…。
でももう終わっちゃうので多分無理ですなぁ。
「物語の猫」展はいい感じのギャラリーで素敵でしたよ☆
でもこれはたしか今日までです(><)
2008/2/10(日) 午後 10:32
あるこさん
ぜひ時間あったら行くといいですよ〜☆
そして恵比寿の電車の音で第三の男が見たくなります(笑)
2008/2/10(日) 午後 10:33
恵比寿のあそこは、メディア芸術祭とか見に行くからよく行ってるのよね。駅からの道のりの味気なさと建物のワンフロアの狭さが嫌いなんだけどね。テクノロジー系のアートが多いよね。
うーむ、横山大観も見に行きたいので迷っています。
2008/2/11(月) 午前 1:42 [ あるこ ]
猫はずるい(アハハハハ)☆
2008/2/11(月) 午前 6:53
かなり行きたいですが、大阪からはちょっと遠い。。。残念っ!
関東は興味津々な企画が多くて、いつもうらやましいデス。
2008/2/11(月) 午後 3:39
共有とズレってなかなか面白い現象ですよね。なるほどー。あとインターフェイスのヤツ、手をかざせば良かったんですね。白いテーブルをガンガンぶったたいてしまいましたよ(笑 TBお願いしますー
2008/2/12(火) 午前 11:40 [ mel*otr*n77* ]
あるこさん
今年のメディア芸術祭は国立新美術館でしたねぇ、今日行きましたが横山大観は見なかったです…。
ていうかはじめて行きましたけど。
写真美術館はホントあんま写真じゃないですよね(^^;)
メディアアートて感じでした。
2008/2/14(木) 午後 11:49
ゆまりんさん
ね!?ずるいですよね!?(笑)
奴らなら何やっても許されるんですよ!
2008/2/14(木) 午後 11:50
図工室さん
たしかに…なんだかんだ言って東京に集中してますよね(><)
でもなんかこれから巡回するみたいなので大阪にも行くといいですね☆
2008/2/14(木) 午後 11:52
mellotoronさん
コメントトラックバックありがとうございます。机をぶったたいいてたんですか!?(笑)
たしかに私も係の方が教えてくれなかったらぶったたいてたかもです…。
2008/2/14(木) 午後 11:53
「文学を、映像視覚メディアによって他人と共有できるものにする」って「他人の想像力」を使うということなんでないでしょうか☺
だって、本から得られる情報を自らの蓄積によって「再生」するのが読書のような気がするので。
2008/2/15(金) 午後 10:55
GET王さん
なるほどなるほど!
「他人の想像力を使う」、そうですね、はい、実にそうだと思います。
共有するためには、誰かが想像した何かを表象として表す必要がありますもんね。
その意味で他人の想像力を使うという表現はナイスだと思います。
その、自らの蓄積の再生の部分をメディアにゆだねてしまったということかもです。
2008/2/16(土) 午後 10:47