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Probeが開始されました。
曲目はタイトルの通り、ヘンデルの曲です。
早速、楽譜を手にすると、テキストがガーン、英語でした。
ヘンデルなので、ドイツ語かイタリア語と思っていたのですが、中身は英語!どうしよう?
ヘンデルはドイツ人でありながら、イギリスで活躍した作曲家なので、
テキストがほとんど英語のテキストが多い。そうかぁ。
実は、英語は苦手。
過去に英語の曲はほとんど勉強したことがなかったので・・・・・
おまけに、準備編で書きましたが、参考資料としてのCDがなかったので、全くの初見状態。
まずは、合唱指揮者ハインツ氏より、簡単な曲の説明を聞き、すぐに曲に入りました。
いつも思うのですが初見が怖い。
入団して半年ほどたちますが、少しは初見になれてきてはいましたが、まだまだです。
おまけに、今回は苦手な英語のテキストなので、音は取れても言葉がついていきません。
ブリテンのWar Requiemよりははるかに音はとりやすい。
初めての曲ごとにいつも読み方と発音のチェックも兼ねて、皆でリズム発音をしますが、
この時、私はついていってません。
これでは、毎回Probeで苦労するのは目にみえていたので、さて、どう対処したものか?
どうしたら、少しでも楽になるか?・・・
とにかく、Probeで何とか英語を読めるようにと辞書で歌う箇所のテキストすべての発音をカタカナでふ
ることにしました。振り仮名付きテキストを作りました。
(楽譜のテキスト部にカタカナで振り仮名を振るだけ)
合唱の曲以外にも曲を持っていて、合唱曲の量も多かったので、
まずは振り仮名を振るだけの作業でも結構時間かかりました。
そして、振り仮名付きテキストでProbeに参加してみたら、おー、
これだけでもだいぶ楽でした。何とか上手くいき、
とにかくなれるまでは、カタカナを読んで歌おう!と決めました。
ところが、歌っていくうちに、どうも自分のカナ読みと周りの発音が違うのです。
辞書をちゃんと調べたはずなのに、どうも読み方が違うので、ちょっと焦りました。
歌のテキストは古い言葉を使っていることが多いので、時々読み方も変わるらしいです。
辞書を調べても違うとなると、どうしたら良いのだろうか?????
ハインツ氏が時々、テキストの発音を団員さんに確認していたことを思い出しました。
それも毎回確認する人は同じ団員さんなので、この人は英語に強い人なのだろう。と思い、
面識は全くないのですが、思い切ってお近ずきになる機会とも思ったので、
何回かProbeを過ぎた頃に声を掛けてみました。
「すみません。英語が苦手で、辞書を調べたのですが、どうも読み方が違う
ようなので、もしお時間あるときで構いません、読み方や発音を教えてください。」と頼んでみました。
「週末なら時間があるので、週末にどうぞ」と心良くいってくれて、親切な人でした。
早速週末に、発音を教わるために、その方の自宅までお邪魔させていただいて、
彼女の発音を録音、そして、自分でも一通り発音してみて、違っていたら直してもらう作業を
かれこれ2・3時間近く掛けてしました。
Thの発音が特に難しく、読み方も辞書とは違う箇所がぽろぽろありました。
彼女のことは何も知らず、一通り発音練習を終えてから、自己紹介がてら、出身を聞いてみると、
イギリス出身だということが、そこで初めて分かり、なるほど。
それなら英語に強いのも、ハインツ氏が発音を確認したり、彼女に発音させるのも納得。
次の大変だなぁ、と思ったのは、音階が多いこと。
その中にテキストを入れていくこと。早いテンポになると、苦戦。
なおかつ、ところどころトリルの指定まであるので、1人で歌うのであれば、まだ楽なのですが、
団員全員とあわせるとなるとこれまた大変です。
また、なおかつ私を大変にさせたのは、パートが途中から変わったこと。
最初は、いつものようにソプラノ2、サンドイッチの中間(ソプラノとアルトの中間)を
歌っていたのですが、突然指揮者からソプラノ1に変更を求められました。
うー、マジでパート変更?きついなぁー。
テキストと音階、トリルで大変だと思っていたのに、パート変更で、
高音を歌うことになり、さらに私を大変にさせました。
音程では6度の幅を歌う箇所もあれば、突然半音が出てきたり、
一番は音が高いということ。
高いところやドイツ語でÜbergangと言うのですが、嬌声から頭声に変わる音での上がり下がりが多い
し、歌の出だしがいきなり高いGやAで入る箇所、
PPから入る箇所などなど、とにかく相当テクニックがないと入りが難しい。
普通の人なら、入り始めが高音だと、どうしてもfに歌ってしまうところをPPでとなると
これまた厳しいです。
また、ドイツ語でschbungenといっているのですが、息の勢いと、
支えがないと高音を保っていられないという感覚を覚えます。
勢いをつけて歌うと、声にビブラートがかかってしまうのではないかと。
いつも出しすぎないように歌っていて、とにかく小さく小さく歌っていたのですが、
今回で今までのように歌うと、音程が下がってしまって、
周りに迷惑を掛けることを学びました。
ここで、抑えて歌うという思いは良くないことを学びました。
抑えずに、でもビブラートなしの声でのどで押さない声で歌う課題ができました。
しばらくProbeを続けていってますが、コンサートが近ずき始めて、
私同様に周りの団員さんもどうやら苦戦している様子。
自分自身もそうですが、こんな状態で本当にコンサートまでに歌えるようになるのだろうか?と
不安を感じずにはいられませんでした。
オケ合わせ前まで残すところProbe3回目にして始めて、最初から通しで練習したところ、
まだ所どころは直すところなどあるとは思うのですが、だんだんと曲がまとまり始めているし、
団員さんとの統一感もだんだん感じ始めるようになって、コンサート大丈夫かも、
安心して歌えそうな気がしてきました。
ヘンデルの今回の曲で、新たな自分への課題ができ、
どの様に歌うかを勉強させられています。
また、新しいことを学んでいます。
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