Musiksregenbogen!

声楽の魅力に惹かれて、勉強中に感じたこと、コンサート、日々のつれずれなど・・・

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年末年始・・・

年末年始は、毎年恒例になっている、大晦日のシルベスター・コンサート、

新年のニューイヤー・コンサートの第九に初めて出演します。


今年の指揮者は、Fabio・Luisi氏と3夜(30・31・1)連続のコンサート。

Luisi氏とは、今年1度、メンデルスゾーンの「パウルス」で一緒にお仕事をしました。

今回で2回目!

Luisi氏は、ウィーン・シンフォニカーの新しい主席指揮者となりました。

おそらく、年末年始のコンサートでお披露目も兼ねているのではないかと・・・

と言うことで・・・

新年からコンサートで始まる2007年となります。

1人でも多くの人を幸せに出来るような歌を歌っていきたいと思っています。

来年もどうぞよろしくお願い致します。

皆さんはどの様な2007年でスタートされるのでしょうか????

私にとってとても実りのある1年となりました。

Wiener Singakademie合唱団に所属できたこと。

所属して1年、私にとって一番大きな意味をもたらしました。


素晴らしい指揮者・オーケストラとの舞台経験、

演奏旅行にレコーディング経験、そして、CD化!

また、Klassenabendと称する合唱団の発表会でソロ演奏を

コンツェルトハウスのシューベルトホールで歌わせて頂けたこと。

ハウスコンサート。


これらの経験から多くの課題を得、色々な学びもたくさんありました。

また、合唱団に所属し、たくさんの人と出会いました。

とても素晴らしい1年を過ごしました。

皆さんは、どのような2006年でしたでしょうか????

Judas Maccabaeus〜本番〜

さて、本番前に色々ありましたが、やっと本番です。

本番まで長かったです。


舞台へ上がり、客席をみるとほぼ真っ黒。

たくさんのお客様が聴きに来ていただけて本当に嬉しいです。


さて、序曲から始まりました。


えー、何かテンポ速くない?

プロらしく何とかオケはついていっているようですが、

このテンポで歌うとどうなるの????

いつものテンポより少し気持ち速めなので、落ち着かない感じでの歌いだしでした。

きっと、開場ギリギリまでのProbeだったので、

気持ちが少し焦り気味だったのでしょうか?

しばらくしてすぐに、今までのテンポにもどったので、ホッとしました。

もしこのままのテンポでいってたら、カデンツが滑って転がらなかった・・・(焦)


途中、お隣さんが出を間違えて歌った箇所があって、

お隣さん「Scheise!」と口走ってました。

私は隣で、(「・・・・。よかった間違えなくて!」)

なぁ、長丁場です、舞台の上は暑いですし、途中ボーとしてくることもあります。

私も、途中ボーっとしてしまい、楽譜を見失い、

一瞬、今どこ?何小節だろう?と焦った箇所もありました。(焦)

何とか場所を再び追うことができて、何とか取り戻しましたが、

もし、全く見失ってしまってたらと思うと・・・(怖)


プロベやゲネプロまでに色々アクシデントなどなどありましたが、

本番途中、スタミナが切れそうな、疲れてきているような歌手たちの声を感じつつも、

さすが皆さんプロフェッショナルです、それでもしっかりと押さえていきます。

(プロベやゲネプロは本番前の練習みたいなものですから色々あっても・・・)


特にソプラノが最後までエネルギッシュに力強い声や軽い声の使い分け、

そして、彼女の表現豊かな歌い方には感動しました。

彼女のパワフルさに引っ張ってもらった気が私はしています。

(他の人はどうか分かりませんが、私は少なくともそのように感じました)


前の記事で書きましたが、曲内で省かれた部分がいくつかあったり、

ページが飛んだり、繰り返しがあったりして、普段以上に集中力が入りました。

ページが飛んだり、飛ばしたりする箇所などは、事前に自分なりに対策を立てて、

ページが捲りやすい、飛ぶ場所が分かるようにしていたことと、

ゲネプロで再確認ができたので、立ち・座り位置なども上手くいきました。


1つ邪魔になったなぁーと思ったのは、楽譜がテカテカの光沢のある紙に印刷されていたものをつかった

ので、プロベ中は感じなかったのですが、ライトが楽譜に当たると、

楽譜が途中そこだけ、白紙を貼ったように切れたように見えなくなってしまうこと。

何とか楽譜の角度を変えると見えますが、

そのお陰で、左腕で楽譜をずっと支えなければならず、

座っていても腕は休めることができなかったこと。(この状況は仕方がないですけどね)


途中、座る動作が辛かった。

と言うのは腰が痛くて、座るときに内心、イタタタッと感じつつ座っていたのです。(笑)


歌うときに背中から腰の筋肉を使って歌うことと、長時間たっていること、

ヒールのあるパンプスを履いている私は、歌うときの身体を足で支えなければならないので、コンサート

後は、腕は疲れて重いし、足は痛いし、歌の途中で足はしびれてくるし、座っている間に何とかほぐすよ

うに心がけました。


そんなこんなで、無事コンサートが終わりました。

コンサート終わった後、カーテンコールでは、たくさんのお客様からの

暖かい拍手を頂き、有り難うございました。

いつもこの拍手で私はウルウル、心に感じてしまいます。今回もやはり。


思ったより長いコンサート、予定では10時にコンサート終わって、20分休憩してからの録音だったのです

が、大曲で長かったし、開場まえギリギリのプロベを挟んでいたためか、

コンサート時間が終わったのは、10時30分。

予定時間がどんどんずれてしまい、コンサート後の録音が終わったのは、11時30分。

そして家に帰ったのは12時ごろ。

家に帰ってきたときには、もうヘロヘロでした。


合唱団たちは、そこで解放されましたが、オケの人たちは、まだまだ録音が遅くまで続きました。さて、

何時まで録音していたのでしょうか????


次の日、偶然にも専属ピアニストさんに会い、聞いたのですが、

ホールの門衛さんが、「昨日オケの人たち午前様で、1時まで録音してたよ!」といってたそうです。う

わー、大変だったんだなぁー。


今回はいつもと違ってかなり疲れたので、

次の日、昨日の1日を考えてみました。

すると・・・

午前中約3時間30分、午後プロベで約30分〜40分、本番約3時間、

本番後の録音約1時間。

1日で、途中休憩はありましたが、合計約7時間〜8時間近く歌っていたことになります。

後で考えると、こんな長時間歌っていたことになっていたとは思いませんでした。

ここまできたら、体力と気力、精神力、集中力で頑張りぬいたということですね。

今回は、「本当にお疲れ様。頑張ったね。」と自分に言うのでした。

Judas Maccabaeus〜本番前〜

開演は19時30分からでしたが、まだ、青少年合唱団との合わせが残っていたので、

18時20分に大ホール舞台上に集合になっていました。


集合時間5分ほど早くホール脇へ行ってみると、ホールで音がしています。

青少年合唱団がオケとProbe中。


時間になったのでホールに入ってみると、舞台のバルコンに青少年合唱団の皆さんが並んでいました。と

ってもかわいらしい子ばかりです。(簡単な紹介を終え)

さて、本番まであまり時間もないので、青少年合唱団と初合わせをしました。


青少年合唱団が歌い、その後を同じメロディーで引継ぎで歌います。

皆さんもよくご存知のメロディー、スポーツの表彰式でおなじみの

ラー、ラーララーラー、ラララララーラーラー・・・・

このメロディーって、“Judas Maccabaeus”のオラトリオの中のものだったんですね。

よくメロディーは耳にしていましたがプロべで初めて知りました。


そのおなじみのメロディーを合わせてみると、あらまぁー、青少年合唱団がバラバラ・・・

オケと合わないどころか、緊張しているのか、子供たちそれぞれのテンポで歌ってしまって、バラバラ。


そこで指揮者ハインツ氏・・・・

「心理的に良いことを教えてあげる!オケを聴いて、オケに合わせてごらん!」

オケの音を聴いて雰囲気を感じた合唱団の子たちは、ばっちりオケと合わせてきました。

わおー、指揮者の一言でこんなにもパチッと合うなんて、本当心理療法。

それをしてしまう指揮者ってすごいです。


以前”War Requiem”のシモーネ・ヤング女史の時も歌い方のテクニック上のことをチョコチョコっとイ

メージアドバイスされただけで、パチッと歌えるようになったのと同じ。

歌は、かなり心理的なことで変わることがとてもよく分かります。

本当にすごいことです。


青少年合唱団と何度か合わせてProbeが終わりかと思いきや、

私たち合唱団とオケはその後30分ぐらいは、気になる部分の最終合わせを行いました。


仕舞いには、ホール担当者が指揮者へ・・・

「もうお客さん入れますよ!開場時間だし!」

指揮者ハインツ氏・・・

「もうちょっとまって、まだ、お客入れないで、後2分!後2分だけ待って!」

と、私たち合唱団とオケは開場ギリギリまで実はProbeをしていたのです。

私は・・・(内心)

いつProbeが終わるのだろう?

まだ、演奏服に着替えてないし、着替える時間あるかなぁ?

このままプロベしてたらどうなるのかなぁ?

それとも開演遅らせるのかなぁ????と思うほど、ホントギリのギリまで!

Probeがやっと終わって、すぐに控え室へ行って、今度は演奏服に着替えです。

ちょっと焦っていたので、パッとしか時計見ませんでしたが、

開演25分か20分前に控え室で着替え始めたと思います。


ホント慌しく、周りを気にしている暇もなく、控え室では男性も女性も一緒に、

パッパッと着替えが始まりました。

周りを気にしている余裕なく、とにかくさっさと着替えを始めました。

この状況にはだいぶ慣れましたが、男女一緒の着替えにはやはりまだ少し・・・


服も着替えたし、念のためトイレにもいって、舞台袖へ・・・

前日、22時までプロベ(+録音)だけで、かなり疲れてしまった。

腕も首も肩も凝ってしまって、明日は最悪になりそうだったので、

寝る前に岩塩入りお風呂に入って寝ました。

そのお陰で、前日の疲れはだいぶ楽になっていましたが、

今日は9時30分からのゲネプロ、朝からのゲネプロは結構辛いです。


私も含め、皆疲れを残したままに(おそらく)、ゲネプロが始まりました。

ゲネプロでもおそらく録音は続いていたと思います。

(とにかくコンサートのときと同じように私は歌うだけです)

ざっとしっくりいかなかった部分を少し合わせ、その後は序曲から通しで合わせる。

途中、いったん止めたりする部分もありましたが。

コンサートと同じ形で、前半部、20分ほどの休憩を挟んで、再び後半部をあわせます。


立つ・座る、今回はソリストのソロ部、レチターティーフ部、合唱部の一部が省かれたり、繰り返す部分

もいくつかあり、部分的に付録譜を利用するところもあるので、

ゲネプロでは最終的に再確認していきました。

案の定、付録譜へ飛ぶとこや再び戻るところ、いくつかの立ち・座るが間違えそうになったり、上手くい

かなかったり(お隣さんに教えてもらったり)で、本番では間違えないようにしなきゃ!間違えたら最

悪!何といっても最前列なので・・・


今回カウンターテナーも歌うのですが、どうも声が裏返りそうになったり、

(先生いわく:声を押すとカウンターテナーの場合、

声がすぐにひっくり返りそうになるらしい)

結構緊張していたのか、カウンターテナーのソロ部分なのに、あれー?声がしない。

歌い始めるの忘れた?途中から入るのかと思いきや、オケだけがしばらく流れ、

やり直したりすることもあったり、のどが乾燥してしまったのか、

バリトンのソロ部、曲の途中でゴホゴホ、エッヘン、エッヘン・・・と、

歌えなくなる爆笑ハプニング(笑)(そんな状況に皆クスクスと)

そんなハプニングもものとはせず、バリトン歌手はクールに気を取りなおしてやり直し。

さすが、プロです。


ホルンのソロ部があるのですが、結構音をはずしていて、3回に1度くらい成功してる?

みたいな感じで大丈夫なのかなぁ?

(ピストンのないホルンを弾くのはかなり難しいらしいと人に聞きました)


しかし、それとはうって変わり、ソプラノ歌手はプロベもゲネプロも

しっかりと安定して、声にも重みや表現もありパワーもあって歌っていました。

これはすごい!

(彼女はとても小柄でプロポーションいいのに、どこからこんな声が出るのだろうか?)


13時までのゲネプロが何とか無事終了し、いったん家へ帰り、本番の準備に入ります。

今回は楽譜が重いので、本番では楽譜に黒のカバーをかけます。

そのことをすっかり忘れていて、帰りに慌てて文房具屋さんへ走り

紙を購入してから家へ。


家に帰るとお腹はペコペコ、簡単に遅昼食をとってから会場入りまでしばし時間があったし、今夜は長丁

場になるので、寝過ごさないようにと、目覚ましをかけて少し寝て、

できるだけ身体を休め、体力を戻しておこうと思いました。


目覚ましが鳴り、何かあっという間だった感じです。

もう時間かぁ!仕度しなきゃ・・・

今までは、練習であって、これからが本番、気合入れなきゃ。

うーん、これからコンサートかぁ。

このままゆっくりしてたいなぁー。(内心は・・・)

プロベとゲネプロだけで、すでに疲れてしまっていました。

エネルギー切れそうです。

今回は、こちらのエネルギードリンク“Red Bull”(日本でも販売されている)

のお世話になり、飲んでからいざ会場へ向かいました。

本番前にも色々とありました・・・

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