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日本のなかの反日運動

 我が国のリベラルなグループは、「2019あいちトエンナーレ(8月1-10月14日開催)」の「表現の不自由展」がわずか3日の展示で中止したことで、「政治の介入、歴史修正主義のきわみで民主主義と自由への弾圧」と声をそろえて宣伝しています。

(参考)2019年愛知芸術祭(2019あいちトエンナーレ)
 ・トエンナーレ案内
 ・「表現の不自由展」コーナで展示された作品

  https://www.j-cast.com/2019/08/02364248.html?p=all

(参考)リベラルな人たちのトエンナーレ擁護記事
(参考)新聞の社説記事等

地方紙の文化欄、「2019あいちトエンナーレ」に関するに関する論説「アート炎上 表現の不自由展を考える」の連載(関係者と識者の話から探るとして掲載された)
・第1回、8月18日のアーティストの主張要約:作品をつくる上でも見せる上でも自 
 由は欠かせない。表現の自由がない社会は「死」を意味する。、、、韓国で、、、
 日本軍の特攻隊を扱った作品をみせたとき保守派の猛烈な抗議を受けた
 が、、、、軍国主義をたたえたものではないと説明して理解された。検(閲が横行
 した独裁政治を経験した韓国では、表現の自由は守るものだという意識が浸透
 している。、、、今回のような挑戦と議論は何回でも繰り返す必要がある。そうす
 ることで、私たちは民主主義を手にしている。
・第3回、8月23日の戦・紛争史研究家の主張要約:河村市長が以前から南京虐
 殺はなかったなど歴史修正主義的発言を繰り返してきたことは重要な背景だ。
 安倍政権が「韓国敵視政策」を加速させている影響も大きい
 少女像をみて「心を踏みにじられた」と感じる人はどれほどいるのか。そう感じる
 としたら、大日本帝国の目線で問題を理解しているからだ。戦時中の行いを擁護
 する一部の日本人は、韓国や中国による大日本帝国の行為への批判を、今の
 日本への思想的な攻撃だと受け止め、歴史認識の不一致ではなく、日本と中韓
 両国との間で「歴史戦」が行われていると主張する。、、、現代の日本人が理解し
 ておくべきことは、日本は敗戦を機に大日本帝国時代の人間軽視の価値観を捨
 て、基本的人権を尊重する日本国に生まれ変わったという自覚だ。、、、慰安婦
 問題に関する韓国人の批判は、現代の日本人への攻撃ではない。、、、メディア
 も対立をあおる一部政治家の発言を一方的に取り上げて、政治宣伝に加担すべ
 きではない。
・第4回、8月24日建築評論家の主張要約:今回の河たかし名古屋市市長のよう 
 に、政治家が展示の良しあしに直接口に出し、展示中止を要求した事例など過
 去に聞いたことがない。、、、もう一つ衝撃だったのは、公金を使うならば行政に 
 従うべきだ、と思う人が少ないないこと。そんな考えが広がれば、政府の考えと
 違う本を図書館に置いたり、「検閲」に引っ掛かった現代アート作品を国公立大
 で教材にしたりできなくなる。、、、、ナチスの歴史を展示する公立施設がナチス
 の行いを支持していないことは明らかで、そんな説明はしない。、、、今年の芸術
 監督の津田大介さんは、今の社会における最大の問題点を浮かび上がらせた。
 だが、企画展を引っ込めたままでは、表現の自由を狭める悪い前例となるだけ
 だ。中止に至った経緯の説明や事態について議論の場を設けてほしい。

と、ア-ティストや戦史研究家、建築評論家が自分たちのすばらしい信条で論説しています。しかし、この人たちは芸術、特に現代アートそのものを理解していない。
現代アートを語るならば、その主張の反対の主張も同時に展示し、作者自身がそれぞれ作品をまえに作品を説明しなければならない。作品の展示だけというのは現代アートではありません。見て察せよというようなものは現代アートとはいいがたい。作品と作品の製作動機を持った当事者である作者の主張がその場で表明され、平和的に闘う場の提供が現代アートなのであります。それは、作者が社会への警鐘とか解釈を表現するのですから、当然、社会的或いは政治的主張の場ともなります。「芸術」は政治とは無縁とするのはおかしな見解です。
 また、鑑賞する一般の人達は、展示された「慰安婦即ち平和の少女像「」の歴史や、「昭和天皇の写真が燃やす動画」という作品の意図がわかりません。少なくとも、展示した主催者が前面に出て、作品の意図を説明しなければ、作品の展示だけではとても理解することができません。不愉快感を示したり、それは歴史的事実でないと批判すれば、歴史修正主義者だと一言でいうのは、民主的でないし表現の自由ではありません。主催者側には説明し了解を得ましたというなら、いったいだれのための芸術祭でしょうか。
 歴史修正主義者の意見やその作品も取り上げなければ芸術祭とはいいがたい。まして、当事者である作者も不在なまま、一方の作品だけを展示しても何の意味もない。そこには現代アートはなく、政治プロパガンダがあるだけです。単なる反日にすぎないとみられてもやむを得ない。公平ではありません。識者とされるこの論評はいずれも民主主義や表現の自由をイデオロギーとし、反対側の意見を封じています。
 「倍政権が「韓国敵視政策」を加速させている影響も大きい」と評する識者の論評は、一般の理解からかけ離れています。ソウルの日本大使館の前で「安倍やめろー」を連呼する韓国の人たちと共通しているように見えます。
 文大統領とその一派に共鳴したへんな日本人にすぎません。1930年台に「日本改造法案大綱」を書いた北一輝のような最も危険な人たちです。

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