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本を読むようになると、今まで漫画しか読まなかったのに、加速がついてしまい、
無いと寂しくなってきた。
で、久しぶりの「 本 」の話題を。
重松清 著の 「赤ヘル 1975」を、紹介してみよう。
広島には、「カープ」があり、東京のジャイアンツ、関西のタイガース・・・それらと変わらないくらい、いやそれ以上に熱狂的な事は聞いていた。その「初優勝」に絡む話なのだ。
が、それに絡めてこの本は、広島の「原爆」だけではない戦災の記憶、その苦しみ。
さらには、友情の機微まで巻き込んでの、600ページ以上の長丁場だった。
「戦争を知らない子どもたち」が、高齢化し、もはや、「戦争を知らない子どもたち を 知らない子どもたち」をも凌駕し、それらすら知らない子どもたちが大半を占めている。
そんな中、「原爆」は、風化してきているし、「都市爆撃」「大空襲」などは、その存在すらが風化の一途をたどっているのではないか?
この本の中では、それらが重要な意味を持って、響いている。
いま、これを読んだから、反戦だとか、そんな内容でも無いのであろうが、
赤ヘルの活躍に絡ませての「戦争体験」は、重みを持っていると思う。
結構なボリュームが有る本だが、作者は、ぐいぐいと引っ張っていく。
がんばらなくとも、普通に読み進めて、いつの間にか半分、そして読了、と言う本である。
読んでくださる事を、大きな声でおすすめする本である。
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